2018年8月15日水曜日

【時習26回3-7の会 0718】~「08月13日:『時習26回生 ミニ同期会』開催報告」「松尾芭蕉『猿蓑集 巻之五〔第18回〕』」「07月28日:静岡市美術館『ヴラマンク』展→静岡県立美術館『安野光雅のふしぎな絵本』展→平野美術館『近代美人画』展を巡って~から〔最終回=第3回〕」「08月04日:『石巻山』登頂→『三河西郷氏の里』を訪ねて~〔後編〕」

■皆さん、お変わりありませんか? 今泉悟です。今日も【時習26回3-7の会 0718】号をお届けします。
 今日最初の話題は、前日0812日の我等が『時習26回3-7の会 クラス会2018』に続いて連日開催となった『時習26回 ミニ同期会』実施報告です。
 此の日は、時習26回生で、定期的にミニミニ同期会『四人会』を開催している、中嶋【3-2】・宮下【3-4】・林()【3-7】・小生【3-7】の4人に、宮下君と中嶋君の親友で、Canada VancouverにあるBritish Columbia大学の憲法学教授の松井S記君【3-3】を加えての5人のミニ同期会を豊橋駅前近くにあるあら川にて開催した。
 昨年は、【2637の会】に、中嶋・松井・宮下の3氏が合流した同期会を丁度一年前の20170812日に開催している。
 詳細は、20170619日付《会報》【0666】号に up してあるので夫れをご覧頂きたい。多分覚えている方もいらっしゃると思う。
 http://si8864.blogspot.com/2017/08/26-0666081226-26-308113.html ←此処をclick
 話題は、Canadaの話を中心に多岐に及んだ楽しい2時間余りだった。

[00]時習26回ミニ同期会一覧
                  
[01]参加者の全体写真‥5人揃って乾杯!1

[02]同上2
                  
[03]中嶋君

[04]松井君
                  
[05]宮下君

[06]()さん
                  
[07]小生


■続いては、『猿蓑』〔巻之五〕連句集についてである。
 今日は〔第18回〕目。今回は「夏の部」の最終回の第9回目。
「冬〔初時雨〕→夏〔夏の月〕→秋〔きりぎりす〕→春〔梅若菜〕」の全144句の第69句~72句をお届けする。
 では、「夏〔夏の月〕」の連句全36句の第29句目からの4句をご覧頂きたい。

  猿蓑集 巻之五

69 なに故(ゆゑ)ぞ粥(かゆ)すゝるにも涙(なみだ)ぐみ  ()

【意】年老いて、何故という理由も無く粥をすすり乍らも涙ぐんでいる
【解説】前句の「小町」を受けて、街小町といわれた美女の年老いたなれの果てを描き詠む/
 真蹟草稿では、上五は「何故か」/
 零落したした人に粥を施す人が、相手の粥をすすりつつ涙ぐむのを何故だろうといぶかり乍ら慰める様を詠む/向付

70 御留守(おるす)となれば廣(ひろ)き板敷(いたじき)  ()

【意】此の家の住人である女性が留守している為、板敷きの広間はガランとした静寂に満ちている
【解説】涙ぐんでいる婦人は実はこの家の主の愛人という位置付け / 前句の婦人を、長年寄り添ってきた囲い者として詠む
 他説では、前句を主人不在の為、ガランとして物寂しい邸(やしき)の板の間での使用人と其の朋輩(ほうばい)の様と見た付句

71 手のひらに蚤(しらみ)()はする花のかげ  ()

【意】ガランとした屋敷では、使用人がのんびりと虱を捕っている
【解説】春:「花」

72 かすみうごかぬ昼のねむたさ  ()

【意】季節は春/動くモノの典型である「霞」さえ静止して仕舞う程に眠くなる春の昼間 /
 全てのモノが眠った様に動かない
【解説】春:「かすみ」/ 真蹟草稿に「ねぶたさ」/ 時は正に「春」真っ只中の様を詠む

  凡兆 十二 / 芭蕉 十二 / 去来 十二

【小生comment
 次号《会報》では「冬の部」「夏の部」を終え「秋の部」に変わる。
 その「秋の部」の第1(通算第19)をお届けするのでお楽しみに!

■続いての話題は、0728()に、静岡市美術館『ヴラマンク』展→静岡県立美術館『安野光雅のふしぎな絵本』展→平野美術館『近代美人画』展を巡って~から最終回の〔第3回〕」。
 平野美術館『近代美人画』展についてお伝えする。
 
1335分 平野美術館〔浜松市中区元浜町166〕着
1337分 平野美術館『近代美人画~描かれた女性たちに託された秘密~』展
 
[08]平野美術館入口にて
                  
[09]同館入口の本企画展看板前にて

[10]本企画展leaflet
                  
[11]鏑木清方(1876-1972)『あさ露~ 文芸倶楽部 第9巻 第13号 口絵』1903

[12]梶田半古(1870-1917)『天うつ浪~ 第1巻 口絵』1906
                  
[13]上村松園(1875-1949)『朝ぞら』1937

[14]門井掬水(1886-1976)『秋の山路』1937
                  
[15]伊東深水(1898-1972)『傘美人』1949年頃

[16]倉島重友(1944- )『虹』1986  
                  
[17]田宮話子(1964- )『香久の国』2003

[18]中尾淳(1917-2011)『小唄振り』昭和後期~平成
                  

1410分 平野美術館発→〔一般道 国道1号線 40km 1時間05分〕→
1515分 帰宅〔総走行距離 245km

【小生comment
 此の日は、静岡市美術館の『ヴラマンク』、静岡県立美術館の『安野光雅』、平野美術館の『近代日本画(=美人画)の巨匠達の作品』、夫々の名画を堪能出来、happy な気分で一日を過ごすことが出来た。
 絵画は独学であり乍ら天才的な「色彩(color)」と流れる様な勢いのある「構図(composition)」と「dessin」の絵画の三要素の全てが魅力的なVlaminck
 精緻で才気溢れる、それでいてほのぼのとしたnostalgia を感じさせる作品の数々が見る者を魅了する安野光雅!
 鏑木清方、上村松園、伊東深水をはじめ近代日本画巨匠達の美人画の傑作の数々!
 今日訪れた3つの美術館は、み~んな見ているだけで心がときめいて癒された!
 そして拙歌が浮かんだ。

【前書】ホント、名画っていいですネェ!(^-^)

  ヴラマンク・安野光雅・美人画展 「美」の神髄を眼に焼き付けりけり  悟空
 
■今日最後の話題は、前《会報》にてお伝えした0804()早朝から午前中にかけての『石巻山』登頂→『三河西郷氏の里』巡りから、今日は其の〔後編〕として『三河西郷氏の里』を巡っての模様についてお届けする。

0830分 駐車場に戻り小休止
0900分 「豊橋市石巻自然科学資料館」開館〔無料・無人〕直後に同館を訪れた
0915分 石巻山中腹の駐車場発→〔9.5km 18分〕→
0957分 日吉神社着

[19]日吉神社入口

[20]日吉神社 境内にて
                  
[21]日吉神社 解説板

[22]日吉神社 雨乞面(あまごいめん)解説板
                  
 制作年代は室町時代末期とされる。

[23]日吉神社 参道

[24]日吉神社 境内
                  

 解説板に記されていた一部を引用する。
「三河国内神名帳に従五位上佐井天神八名郡〔日吉山王権現西郷七ヶ村の氏神〕とある。
 1581(天正10)929日 西郷城主孫九郎清員が社殿を建立」
 祭神は「大山咋神(おおやまくいのかみ)」。
 大山咋命は、『古事記』では近江国の日枝山(ひえのやま/後の比叡山)及び葛野(かづの/葛野郡・現京都市)松尾に鎮座し、鳴鏑を神体とする神と記されている
                  
1005分 日吉神社発→〔一般道1.2km 3分〕→

[25]大蔵神社入口

 日吉神社の奥宮とされる神社で、五本松城址を探している最中に見つけたので記念に撮影。

1023分 五本松城址着

[26]五本松城址の碑1
                  
[27]同上2 (拡大)

[28]同上にて
                  

 徳川家康の側室で二代将軍秀忠の生母(西郷局=お愛の方)の祖父 西郷弾正左衛門正勝(?-1562)
正勝は、1562(永禄04)年 月ヶ谷(わちがや)城〔豊橋市嵩山(すせ)町〕を嫡男元正に譲り、五本松城〔豊橋市石巻中山町〕を築城して三河西郷氏の本城とした。
 三河西郷氏の祖は、清和源氏の流れをくむ美濃を地盤とする有力御家人の美濃源氏で、鎌倉幕府から重んじられていた。
 余談だが、室町時代の美濃国守護大名 土岐頼忠(とき よりただ)1323-97)子の西郷頼音が三河守護代に任じられたが始まりとされる。
 頼貞は若年時に過ごした鎌倉で親交を結んだ禅宗の高僧夢窓疎石との縁が出来、其の夢窓疎石は美濃国(現多治見市)に名園で誉れ高い永保寺(えいほうじ)を開いている。
 1562(永禄05)年 隣国遠江国今川軍に攻められ、嫡男 孫六郎元正は討死し、正勝も五本松城にて自害。
 因みに2013(平成25)年のNHK大河ドラマ『八重の桜』に俳優西田敏行(1947- )が演じて登場した家老、西郷頼母(1830-1903)も、会津藩に仕えた三河西郷氏の末裔である。

1028分 五本松城址発→〔一般道12.5km 30分〕→
1057分 帰宅〔了〕

【小生comment
 早朝だったので、石巻山では蜩の涼やかな鳴き声を久しぶりに聞くことが出来た。
 平地では聴かないミンミンゼミが、クマゼミに代わって喧しく鳴いていたのも良かった。
 三河西郷氏の里も初めて目的を以て訪れることが出来た。
 此の西郷氏の故郷は、豊橋市の石巻山の北方数キロ、拙宅からも10㎞北方の所にある。
 こんなに素晴らしい自然と史跡群が、住宅街から車で20分内外の所にあるなんて、三河の地 豊橋の街の良さを再認識出来た。

【後記】今週末からの二日間は又楽しみな計画を立てた。
 18()は、月に一度の歯科健診で名古屋へ。
 そのついでに 名古屋ボストン美術館→古川美術館→三菱UFJ銀行貨幣資料館→碧南市藤井達吉現代美術館 の4つの美術&資料館で開催中の企画展を見て来る。
 翌19()は、前(18)日深夜2325分豊橋駅前発の夜行バス「ほのくに号」で上京。
 早朝0700分頃からに「富岡八幡宮」を見て、0830分頃、日本橋にある「日本道路元標」を訪れる。
 そして、0930分に開館となる 東京都美術館→ホテルオークラ美術館→山種美術館→郷さくら美術館東京→東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館→三鷹市美術ギャラリー の6つの美術館の企画展を見て来る予定だ。
 そして同日夕方1833分東京発のひかり527号で帰って来る予定である。
 一寸hardscheduleだが、毎朝の腹筋と木刀の素振りで鍛えている体力を活かす好機であると今から楽しみにしている。
 では、また‥〔了〕

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