2018年6月23日土曜日

【時習26回3-7の会 0710】~「松尾芭蕉『猿蓑集 巻之五〔第10回〕』」「06月16日:瀬戸市美術館『絵画で国立公園巡り/巨匠が描いた日本の自然』展→鞍ヶ池Art salon『空と大地/ふりそそぐ光とみなぎる生命(いのち)』展→刈谷市美術館『常設展第1期 New Collection』展→喫茶forme『内藤勲 似顔絵』展をを見て」「06月22日:『時習26回ミニ同期会』開催報告」

■皆さん、お変わりありませんか? 今泉悟です。今日も【時習26回3-7の会 0710】号をお届けします。
 さて、今日『猿蓑』〔巻之五〕連句集は〔第10回〕目で前回迄で「冬の部」を終え、今回から「夏の部」の第1回。
「冬〔初時雨〕→夏〔夏の月〕→秋〔きりぎりす〕→春〔梅若菜〕」の全144句の第37句~40句をお届けする。
 では、「夏〔夏の月〕」の連句全36句の巻頭からの4句をご覧頂きたい。
  猿蓑集 巻之五

※ 此の「夏の月」の巻は、元禄03(1690)年、幻住庵入庵中の芭蕉が06月頃京に出て、凡兆・去来と巻いた作品

37 市中(まちなか)は物のにほいや夏の月  凡兆
 
【意】―
【解説】「夏の月」は、古来より暑い昼が去り、夏の夜空に煌々と輝く月に涼しさを感じるというのが本意
 しかし、此処ではざわついた街中から見る夏の月は、街の匂いと共に涼しくない感じがする、という意
 
38 あつしあつしと門々(かどかど)の聲(こゑ)  芭蕉
【意】暑苦しい夜、街中の人々は口々に暑い暑いと言い乍ら門の前で夕涼みをしている
【解説】あつし(=暑し):夏の季語/
「この脇、匂ひや夏の月と有を見込て、極暑を顕して見込の心を照らす」〔『三冊子』〕とある
39 二番草(にばんぐさ)取りも果(はた)さず穂に出(いで)て  去来

【意】炎暑で稲の生育もよく、其の為二番目の田の雑草も採らないうちに出穂期となって仕舞ったヨ
【解説】二番草:夏の季語/前句は街中の模様を詠んだが、此処では場面を農村に変え、炎暑が続き、稲の生育も良い様(さま)を詠んでいる
40 (はひ)うちたゝくうるめ(1)一枚  凡兆

【意】農繁期の農家の食事は貧しく、うるめ(イワシ)を一枚焼いて食するべるだけだ
【解説】前句を受け、農繁期の農家の忙しい農作業の場面にして詠んだ/
 真蹟草稿は句形「破れ摺鉢(すりばち)にむしるとびいを」/直(じか)に火をくべて焼いたうるめ鰯の灰を叩き乍ら食べる農家の忙しい昼めし
(1)うるめ:潤目鰯(ウルメイワシ)のこと
【小生comment
 次号《会報》では「夏の部」の第2(通算第11)をお届けするのでお楽しみに!

■続いての話題は、0616()に、車で「瀬戸市美術館」「鞍ヶ池 Art Salon」「刈谷市美術館」の3美術館と喫茶店「喫茶forme」にて開催中の美術展覧会の模様についてご報告する。

【瀬戸市美術館『絵画で国立公園巡り/巨匠が描いた日本の自然』展】

 今日は、以下の3つの美術館・企画展と、1つの喫茶店・個展の4箇所を巡って来た。

 内訳は以下の通り‥
1. 瀬戸市美術館『絵画で国立公園めぐり‥巨匠が描いた日本の自然‥』展
2. トヨタ鞍ヶ池記念館・鞍ヶ池アートサロン『空と大地‥ふりそそぐ光とみなぎる生命(いのち)‥』展
3. 刈谷市美術館『2018年度 常設展第1期/New Collection 展‥新収蔵作品を初公開!』
4. 喫茶フォルム『内藤勲の似顔絵展~映画の夢の中で~』
 以下、時系列にご紹介したい。

0745分 拙宅発→〔一般道 67km 2時間05分 →国道1号線→岡崎→国道155号線→〕
0950分 瀬戸市美術館着
【瀬戸市美術館『絵画で国立公園めぐり‥巨匠が描いた日本の自然‥』展】

 今日は、本企画展開催初日で、当美術館は通常09時開館であるが、今日は10時から企画展の開会式典が開かれる処へ出くわした。
 写真は、伊東瀬戸市長をはじめ来賓の皆さんの祝辞とtape cut の後の開館となった。
 本企画展は、文化勲章受章者12名をはじめとする巨匠に拠る80点の日本の国立公園を描いた名画の展覧会である。
 展示された80点が、実際の国立公園と同等かそれ以上の美しさで見る者を魅了してくれた。
以下は、本企画展で販売された postcards 16枚をご紹介する。
[01]開会式典での伊藤瀬戸市長の挨拶
[02]瀬戸市美術館前にて
                  
[03]瀬戸市美術館館内entranceにて
[04]瀬戸市美術館前 本企画展案内看板前にて
                  
[05]本企画展leaflet
[06]松樹路人『湿原の夕映え』(釧路湿原国立公園)1988
                  
[07]中村研一大雪山』(大雪山国立公園)1934
[08]北川民次『八幡平』(十和田八幡平国立公園)1957
                  
[09]向井順吉『浄土ヶ浜』(三陸復興国立公園)1957
[10]猪熊源一郎『塩原の渓流』(日光国立公園)1953
                  
[11]田辺至『秋の戦場ヶ原』(日光国立公園)1932
[12]田辺三重松『中禅寺湖』(日光国立公園)1957
                  
[13]中村琢二『妙高山』(妙高戸隠連山国立公園)1956
[14]中澤弘光『上高地大正池』(中部山岳国立公園)1932
                  
[15]和田英作『三保富士』(富士箱根伊豆国立公園)1953
[16]小磯良平『伊勢神宮』(伊勢志摩国立公園)1953
                  
[17]鹿子木孟郎『吉野連山』(吉野熊野国立公園)1935
[18]鈴木信太郎『厳島』(瀬戸内海国立公園)1953
                  
[19]石井柏亭『雲仙・春』(雲仙天草国立公園)1934
[20]坂本繁二郎『暁明の根子岳』(阿曽熊野くじゅう国立公園)1953
                  
[21]山本貞『仲間川原生林』(西表島石垣国立公園)1977
 
1055分 瀬戸市美術館発→〔一般道 23 50分 →〕
1145分 トヨタ鞍ヶ池記念館・鞍ヶ池アートサロン着

【鞍ヶ池アートサロン『空と大地‥ふりそそぐ光とみなぎる生命(いのち)‥』展】
 
[22]鞍ヶ池アートサロン 駐車場からトヨタ鞍ヶ池記念館入口にて
                  
[23]トヨタ鞍ヶ池記念館入口にて
[24]トヨタ鞍ヶ池記念館内 鞍ヶ池アートサロン入口近くにて
                  
[25]鞍ヶ池アートサロン入口にて
[26]本企画展leaflet
                  

【展示作品一覧(24)
  1. ボリス・シェルバコフ(1916-95)『草原の小道』1974
  2. 同『夏・ボロンカ川』1975
  3. [27]ウジェーヌ・ブーダン(1824-98)『ドーヴィルの水辺』1895
  4.      [28]カミーユ・ピサロ(1830-1903)『エラニ―の眺め』1884年 
  5.       ジョルジュ・デスパーニャ(1870-1950)『庭の花』1900年代
  6.      ギュスターヴ・ロワゾ―(1865-1935)『村の教会の塔』1900年代
  7.       ーリス・ユトリロ(1883-1955)『ルールドのノートルダム』1923
  8. 藤田嗣治(1886-1968)『収穫』1917年
  9. アンドレ・ブラジリエ(1929- )『パリ郊外の白い館』1970年
  10.  マルク・シャガール(1887-1985)『ささげもの』1941年
  11. 同『神々の大地で』1967年
  12. 神々の大地で』1967年
  13. 須田 寿(1906-2005)『草原』1990年
  14. [29]和田英作(1874-1959)『夏雲』1950
   
   15. [30]横井礼以(1886-1980)『花』1937年
                  
1 16. 岸田劉生(1891-1929)『日に蒸された赤土と草』1913
1 17. 中川一政(1893-1991)『箱根駒ヶ岳』1970年代
   18. 林武(1896-1975)『リボンの少女』1963
   19. 伊藤 廉(1898-1983)『高原雨上がる』1944
   20. 糸園和三郎(1911-2001)『武蔵野の街道』1980年代
   21. 東郷青児(1897-1978)『鳥と少女』1971年
   22. 牛島憲之(1900-97)『丘の麦秋』1983
   23. 入江 観(1935- )『初夏燦々』2002
   24. 橋本博英(1933-2000)『初夏の川』1982
 
【小生comment
 鞍ヶ池アートサロンは、流石は天下のトヨタの美術館だけあって、展示作品は珠玉の名品ばかりである。
 今回の中では、小生、20. 糸園和三郎『武蔵野の街道』が一番気に入った。
 ほかに、24. 橋本博英『初夏の川』1982年、人物画では、18. 林武『リボンの少女』がとくに印象に残った。
 名画は、本当に見る者の心を癒してくれる。
1220分 鞍ヶ池アートサロン発→〔一般道 国道153号線 27 1時間15分→〕
1335分 刈谷市美術館着

【刈谷市美術館『2018年度 常設展第1期/New Collection 展‥新収蔵作品を初公開!』】

[31]刈谷市美術館前にて

[32]刈谷市美術館内 常設展corner入口前にて
                  
[33]田渕俊夫『濃尾三川』1979

[34]小磯良平『石田退三 肖像』1957
                  
[35]本企画展 展示作品一覧


【小生comment
 本展では、人物画が実に素晴らしい 小磯良平『石田退三 肖像』1957年 が素晴らしかった。
 この作品は、トヨタ自動車の大番頭(1950-61年:トヨタ自動車工業社長/1961-71年:同社会長)「石田退三(1888-1979)」を描いた作品である。
 人肌の温もりが伝わって来る傑作だと思う。

1405分 刈谷市美術館発→〔一般道 53km 1時間25分→〕
1430分 喫茶店フォルム(豊橋市松葉町2丁目)

[36]喫茶店フォルム入口
                  
[37]喫茶店フォルム店内にて1

[38]同上2
                  
[39]同上3

[40]掲示されている内藤勲さんの作品1
                  
[41]同上2

[42]同上3 & 内藤勲さん profile
                  
[43]内藤勲『アン・ハサウェイ「プラダを着た悪魔 2016年」』


【小生comment
 20180527日付《会報》【0706】号の「0520日:小生の似顔絵を描いて頂いて」にてご紹介させて頂いた Facebook の友達ち 内藤勲さんの似顔絵の個展が豊橋市松葉町にある「喫茶forme」にて開催されていて、同氏からお誘いを受けていたので coffee break time として訪ねてみた。
 内藤氏の似顔絵は、モデルの特徴を確り掴み、極力デフォルメして描かれている。
 氏は、美術学校へ通ったこともないそうだが、絵画の3要素の「デッサン(dessin)」「色合い(color)」「構図(composition)」がキッチリと確立しているので、作品はいずれも、品格があって美しい。
 だから小生、今、彼の大ファンになっている。

1630分 拙宅着

【後記】昨日(0622())は、1830分から 豊橋市松葉町にある「京町ダイニング/べったく」にて時習26回生のミニ同期会&誕生会を開催した。

[44]会場「べったく」前にて
                  
[45]同上・中嶋君と

[46]四人で乾杯
                  
 写真左下より時計回りに【3-7】classmate の林K子さん、中嶋Y行君【3-2】、小生、宮下K一君【3-4】
 因みに、林さん、中嶋君と小生の3人は【1-4】時代の classmates でもある。
 そして昨日は、林さんの誕生会も兼ねて、2040分迄の楽しいひとときを過ごした。

[47]同上2

[48]同上3
                  
[49]林さん()と中嶋君()

[50]小生()と宮下君()
                  
[51]同期会を終えて「べったく」前にて全体写真1

[52]同上2
                  

  短夜に 心安らぐ 同期会  悟空
 
 では、また‥〔了〕

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