さて、今日『猿蓑』〔巻之五〕連句集は〔第8回〕目で「冬の部」の第7回。
「冬〔初時雨〕→夏〔夏の月〕→秋〔きりぎりす〕→春〔梅若菜〕」の全144句の第29句~32句をお届けする。
では、早速その4句をご覧頂きたい。
猿蓑集 巻之五
29 青天(せいてん)に有明月(ありあけづき)の朝ぼらけ (去)來
【意】(前句の)髪を直している男にとって、今日は戦(いくさ)の日 / 幸先(さいさき)良く今朝はいい天気になりそうだ
29 青天(せいてん)に有明月(ありあけづき)の朝ぼらけ (去)來
【意】(前句の)髪を直している男にとって、今日は戦(いくさ)の日 / 幸先(さいさき)良く今朝はいい天気になりそうだ
【解説】「秋〔有明月〕」/ 前句の烈しく潔(いさぎよ)い気風に、暁の青空という爽やかな風景を以て応じた句 /
「是、すごき場のがさぬ句、大事也と、翁も称美しけるなん」(浪化著『随門記』)
「是、すごき場のがさぬ句、大事也と、翁も称美しけるなん」(浪化著『随門記』)
30 湖水(こすい)の秋の比良(ひら)のはつ霜(しも) (芭)蕉
【意】今や、秋も深まり比良の山には初霜が降りる頃だろう
【解説】「秋〔秋〕」/「前句の初五の響きに心を起し、湖水の秋、比良のはつ霜と、清く冷じく大成る風景を寄す」(三冊子、赤)
【意】今や、秋も深まり比良の山には初霜が降りる頃だろう
【解説】「秋〔秋〕」/「前句の初五の響きに心を起し、湖水の秋、比良のはつ霜と、清く冷じく大成る風景を寄す」(三冊子、赤)
31 柴の戸(と)や蕎麦(そば)ぬすまれて歌をよむ (史)邦
【意】(前句の)男は、風流人で秋の朝、比良の山の端を見ながら歌を詠んでいる /
しかし、自分の畑の秋蕎麦は泥棒に刈り取られて仕舞っているのだ
【解説】「秋〔蕎麦〕」/ 参考「蕎(ソバ)→初霜」(当流俳諧小傘) /「盗人→近江」(類船集) /
「古今著聞集に、澄恵僧都の坊の隣なりける家の畠にそばをうへて侍りけるを、夜る盗人みな引て取たるけるを聞てよめる/
ぬす人はながばかまをやきたるらんそばをとりてぞはしりさりぬる、此(この)俤(おもかげ)を一句のうへに作りたる手づま也」(猿蓑さがし)
【意】(前句の)男は、風流人で秋の朝、比良の山の端を見ながら歌を詠んでいる /
しかし、自分の畑の秋蕎麦は泥棒に刈り取られて仕舞っているのだ
【解説】「秋〔蕎麦〕」/ 参考「蕎(ソバ)→初霜」(当流俳諧小傘) /「盗人→近江」(類船集) /
「古今著聞集に、澄恵僧都の坊の隣なりける家の畠にそばをうへて侍りけるを、夜る盗人みな引て取たるけるを聞てよめる/
ぬす人はながばかまをやきたるらんそばをとりてぞはしりさりぬる、此(この)俤(おもかげ)を一句のうへに作りたる手づま也」(猿蓑さがし)
32 ぬのこ(注1)着習(きなら)ふ風(かぜ)の夕ぐれ (凡)兆
【意】この季節の夕暮れといえば綿入れを着ないと寒くて居られない
【解説】「冬〔ぬのこ〕」
(注1)ぬのこ:木綿の綿入れ
【意】この季節の夕暮れといえば綿入れを着ないと寒くて居られない
【解説】「冬〔ぬのこ〕」
(注1)ぬのこ:木綿の綿入れ
去来 九 / 芭蕉 九 / 凡兆 九 / 史邦 九
【小生comment】
去来、凡兆、史邦の3人の俳人としての技量も確かなものだ。
次号「猿蓑/巻之五」最終回〔=第9回〕「第33~36句」「冬〔はつしぐれ〕」お楽しみに!
【小生comment】
去来、凡兆、史邦の3人の俳人としての技量も確かなものだ。
次号「猿蓑/巻之五」最終回〔=第9回〕「第33~36句」「冬〔はつしぐれ〕」お楽しみに!
■続いての話題は、前《会報》にて05月12日(土)の日帰り東京美術・博物館巡りの第4弾。今回が最終回である。
今回は、郷さくら美術館東京『桜花賞』展と世田谷美術館『人間・高山辰雄』展の2つの美術館にて開催された企画展についてご報告したい。
15時00分 山種美術館発→〔徒歩→恵比寿→地下鉄 日比谷線→中目黒〕→
15時23分 郷さくら美術館東京着/『桜花賞』展
今回は、郷さくら美術館東京『桜花賞』展と世田谷美術館『人間・高山辰雄』展の2つの美術館にて開催された企画展についてご報告したい。
15時00分 山種美術館発→〔徒歩→恵比寿→地下鉄 日比谷線→中目黒〕→
15時23分 郷さくら美術館東京着/『桜花賞』展
【郷さくら美術館東京『桜花賞』展】
本企画展は、当美術館主催の『桜花賞』は、此れからの日本画壇を担う若手の才能の発掘・育成の手助けとなることを目的に創設された。
応募資格者は、「49歳迄」「題材:桜」「未発表の日本画」「50~80号」。
出品された作品は、全て当美術館が「買い上げ」「収蔵」「展示」して、日本画の魅力を後世に伝えていくことを目的とする。
審査委員は、竹内浩一、中島千波、中野嘉之、林潤一氏。
本企画展は、当美術館主催の『桜花賞』は、此れからの日本画壇を担う若手の才能の発掘・育成の手助けとなることを目的に創設された。
応募資格者は、「49歳迄」「題材:桜」「未発表の日本画」「50~80号」。
出品された作品は、全て当美術館が「買い上げ」「収蔵」「展示」して、日本画の魅力を後世に伝えていくことを目的とする。
審査委員は、竹内浩一、中島千波、中野嘉之、林潤一氏。
[01]東急電鉄「中目黒」駅
[02]ふるさとの川案内図~魚と野鳥がすむ目黒川~
【小生comment】
桜花には、他の花には感じられない日本人の本源的な感性を揺さぶる何かが魅力として間違いなくある。
小生、本企画展の展示作品を見ていただけで、ジワーッと身体中が痺れる様な感動を覚えた。
[02]ふるさとの川案内図~魚と野鳥がすむ目黒川~
[03]葉桜の目黒川~別所橋の欄干より撮影~1
[04]同上2
[05]郷さくら美術館東京 入口前にて1
[06]同上2~本企画展看板前にて~
[07]郷さくら美術館撮影の目黒川の桜
[08]本企画展leaflet
[09]西田俊英『惜別・櫻』2007年
[10]平松礼二『花と鳥』2010年
[11]中島千波『櫻雲の目黒川』2013年
[12]那波多目功一『春に憩う』2014年
[13]齋藤満栄『春の宵』2015年
【小生comment】
桜花には、他の花には感じられない日本人の本源的な感性を揺さぶる何かが魅力として間違いなくある。
小生、本企画展の展示作品を見ていただけで、ジワーッと身体中が痺れる様な感動を覚えた。
15時50分 郷さくら美術館東京発→〔中目黒→東急東横線→自由が丘→東急大井町線→二子玉川→東急田園都市線→用賀〕→徒歩20分→
[14]東急東横線「自由が丘」駅 platform
16時40分 東急田園都市線 用賀駅 →〔徒歩 20分〕→
[14]東急東横線「自由が丘」駅 platform
[15]東急田園都市線「二子玉川」駅platform
[16]東急田園都市線「用賀」駅
16時40分 東急田園都市線 用賀駅 →〔徒歩 20分〕→
[17]砧公園近くの世田谷美術館『人間・高山辰雄』展案内看板
[18]砧公園入口の世田谷美術館『人間・高山辰雄』展看板前にて
17時15分 世田谷美術館着/『人間・高山辰雄』展
[20]世田谷美術館前にて
【世田谷美術館『人間・高山辰雄』展】
高山辰雄(1912-2007)は1951年から終生、世田谷の地を制作の拠点とした。
彼は、1931年 東京美術学校に入学し、1934年 在学中に第15回帝展に初入選。
1950年代には鮮やかな色面で構成した人物表現に挑戦。
その後は、次第に点描による静謐で幻想的な画風へと変貌していく。
1982年 文化勲章受章。
彼は、日本画壇の最高峰として、杉山寧、東山魁夷と共に「日展三山」と称された。
本企画展は、彼が生まれた大分県大分市にある大分県立美術館所蔵作品を中心に約120点が展示されている。
[18]砧公園入口の世田谷美術館『人間・高山辰雄』展看板前にて
[19]砧公園案内図
17時15分 世田谷美術館着/『人間・高山辰雄』展
[20]世田谷美術館前にて
[21]同美術館前の本企画展案内看板
【世田谷美術館『人間・高山辰雄』展】
高山辰雄(1912-2007)は1951年から終生、世田谷の地を制作の拠点とした。
彼は、1931年 東京美術学校に入学し、1934年 在学中に第15回帝展に初入選。
1950年代には鮮やかな色面で構成した人物表現に挑戦。
その後は、次第に点描による静謐で幻想的な画風へと変貌していく。
1982年 文化勲章受章。
彼は、日本画壇の最高峰として、杉山寧、東山魁夷と共に「日展三山」と称された。
本企画展は、彼が生まれた大分県大分市にある大分県立美術館所蔵作品を中心に約120点が展示されている。
[22]本企画展leaflet/右の絵は 高山辰雄『少女』1979年
[23]高山辰雄『湯泉』1934年
17時45分 世田谷美術館発→〔徒歩20分→用賀→東急田園都市線→自由が丘→東急東横線→菊名→JR横浜線→JR新横浜→新幹線 ひかり529号→JR浜松→新幹線 こだま681号→
[23]高山辰雄『湯泉』1934年
[24]同『室内』1952年
[25]同『夜明けの時』1972年
[26]同『宵』1978年
[27]同『灯』1980年
[28]同『星辰』1983年
[29]世田谷美術館退館後 砧公園入口にて
17時45分 世田谷美術館発→〔徒歩20分→用賀→東急田園都市線→自由が丘→東急東横線→菊名→JR横浜線→JR新横浜→新幹線 ひかり529号→JR浜松→新幹線 こだま681号→
[30]東急電鉄田園都市線「用賀駅・東口」
[31]東急電鉄田園都市線「自由が丘」駅platform
21時08分 JR豊橋駅着→
21時50分 帰宅
[31]東急電鉄田園都市線「自由が丘」駅platform
[32]東急東横線「菊名」駅platform
[33]JR横浜線「菊名」駅plfatform
21時08分 JR豊橋駅着→
21時50分 帰宅
■続いての話題は、06月01日(金)に、仕事を終えてから
アクトシティ浜松 にて開催された Berlin P.O. Members に拠る Stradivarius Summit Concert 2018 を聞いて来た模様についてである。
演奏曲目は以下の通り
演奏曲目は以下の通り
1. Mozart :
Divertiment in F Major K.138(125c)
2. J. S. Bach : Concerto for 2 violins in d minor BWV1043
3. Stephan Koncz(注) : French Suite after works by Forqueray & Barriere for 2 Violoncelli, Basso continuo & Strings (フォルクレとバリエールの作品による2つのチェロと通奏低音、弦楽合奏の為のフランス組曲)
( 休憩 )
4. Bruch (1838-1920) : Romance for Viola & Strings, Op.85
5. Tchaikovsky : Serenade for Strings in C Major, Op.48
2. J. S. Bach : Concerto for 2 violins in d minor BWV1043
3. Stephan Koncz(注) : French Suite after works by Forqueray & Barriere for 2 Violoncelli, Basso continuo & Strings (フォルクレとバリエールの作品による2つのチェロと通奏低音、弦楽合奏の為のフランス組曲)
( 休憩 )
4. Bruch (1838-1920) : Romance for Viola & Strings, Op.85
5. Tchaikovsky : Serenade for Strings in C Major, Op.48
《Encore》
1. Mozart : Divertiment in F Major K.136(125a)~The 3rd movement
2. Bartok : Romanian Folk Dances(ルーマニア民族舞曲)
1. Mozart : Divertiment in F Major K.136(125a)~The 3rd movement
2. Bartok : Romanian Folk Dances(ルーマニア民族舞曲)
(注) Stephan Koncz( シュテファン・コンツ )は、今回の演奏会の2人いる
cellist のうちの1人 / Wien 生まれの Austria🇦🇹人 / 2010年から
Berlin P.O. Member
[34]アクトシティ浜松のホワイエ(Foyer)にて
【小生comment】
Encore 曲が始まる前に、ブルッフのロマンスで独奏 Viola を弾いた ヴァルター・キュッスナー氏がマイクを持ち、流暢な日本語で「私たちは、日本が大好きです」と話し出して場内は大喝采で盛り上がった!
ホント、掛け値なしに素晴らしい Stradivarius という天下の名器( Violin 7 挺( The 1st 4 挺 + The 2nd 3 挺), Viola 2 挺, Violoncello 2 挺 ) 計 11 挺に、Contrabass 1 挺 & Cembalo 1台 を加えた 13人の Soloists に拠る 透き通る様な美しい音色と、Berlin P.O. Members という Wien P.O. と並ぶ世界最高峰の楽団員たちの確かな技量が醸し出す正真正銘の名演奏だった!
此の日の soiree(ソワレ) は、天国にいる様な最高に気分のいい Concert だった。
短夜(みじかよ)に ストラディヴァリ(Stradivarius)の 醸(かも)す粋(すい) 悟空
[34]アクトシティ浜松のホワイエ(Foyer)にて
[35]本演奏会leaflet(表)と同program表紙
[36]同上(裏)とprogram
[37]アントニオ・ストラディヴァリ(Antonio
Stradivari(1644-1737.12.18))
[38]Stradivarius
Violin “Red Diamond” 1732年製作
[39]同上 Violin ”Aurea(アウレア)”1715年&”Lyall(ライアル)”1702年
[40]同上 同上 ”Walner(ウォルナー)”1699年&”ex-Hamma(ハンマ)”1717年
[41]同上 Viola “Gustav Mahler(グスタフ・マーラー)”1672年&”Gibson(ギブソン)”1734年
[42]同上 Violon Cello “De Kermadec-Blass(ド・ケルマデック=ブラス)”1698年&”Bonamy
Dobree-Suggia(ボナミ・ドブレー=スッジア)”1717年
[43]本演奏会 奏者一覧
[44]演奏会前のconcert会場〔ホワイエから撮影〕
[45]ホワイエにてencore曲紹介板横にて
【小生comment】
Encore 曲が始まる前に、ブルッフのロマンスで独奏 Viola を弾いた ヴァルター・キュッスナー氏がマイクを持ち、流暢な日本語で「私たちは、日本が大好きです」と話し出して場内は大喝采で盛り上がった!
ホント、掛け値なしに素晴らしい Stradivarius という天下の名器( Violin 7 挺( The 1st 4 挺 + The 2nd 3 挺), Viola 2 挺, Violoncello 2 挺 ) 計 11 挺に、Contrabass 1 挺 & Cembalo 1台 を加えた 13人の Soloists に拠る 透き通る様な美しい音色と、Berlin P.O. Members という Wien P.O. と並ぶ世界最高峰の楽団員たちの確かな技量が醸し出す正真正銘の名演奏だった!
此の日の soiree(ソワレ) は、天国にいる様な最高に気分のいい Concert だった。
短夜(みじかよ)に ストラディヴァリ(Stradivarius)の 醸(かも)す粋(すい) 悟空
■今日最後にお届けする話題は、去る06月02日(土)の話。
月一回の歯の健診に名古屋市東区在住時代(平成05年8月~15年3月(但し、平成07年5月~10年2月は、東京都国分寺勤務、新宿区飯田橋に単身赴任))にお世話になって以来四半世紀通い続けている歯医者に行って来た。
そして、そのついでに、古川美術館、三菱UFJ銀行貨幣、名都美術館、岡崎市美術博物館を巡って来たので、その模様について順次お伝えする。
月一回の歯の健診に名古屋市東区在住時代(平成05年8月~15年3月(但し、平成07年5月~10年2月は、東京都国分寺勤務、新宿区飯田橋に単身赴任))にお世話になって以来四半世紀通い続けている歯医者に行って来た。
そして、そのついでに、古川美術館、三菱UFJ銀行貨幣、名都美術館、岡崎市美術博物館を巡って来たので、その模様について順次お伝えする。
08時45分 拙宅発→〔一般道国道1号線→音羽蒲郡→県道73号線→国道23号線→北頭〕→
10時57分 古川美術館着
10時57分 古川美術館着
【古川美術館『風景の会~30年の歩み』展】
「風景の会」は、中部が段に新風をとの思いで加藤金一郎が立ち上げ、会派を超えて、上原欽二、平川敏夫らと創立したものである。
[46]古川美術館前にて
11時40分 古川為三郎記念館『日本の絞り』展
11時58分 同所発→〔一般道〕→
12時33分 らあめん専門店 陣屋 着~昼食~
「風景の会」は、中部が段に新風をとの思いで加藤金一郎が立ち上げ、会派を超えて、上原欽二、平川敏夫らと創立したものである。
[46]古川美術館前にて
[47]同美術館入口にて
[48]同美術館内の入口前にて
[49]本企画展『風景の会』leaflet(表) & 為三郎記念館 特別企画「日本の絞り」展leaflet
[50]本企画展leaflet(裏)と「展示作品一覧」
[51]中島佳子『訪春』1998年
[52]田内公望『穴観音古墳と桜(御津町)』2017年
[53]菅沼鉄王『旧豊川電話装荷線輸送櫓』2017年
[54]加藤鉦次『夏の宴 l (岡崎市)』2014年
11時40分 古川為三郎記念館『日本の絞り』展
11時58分 同所発→〔一般道〕→
12時33分 らあめん専門店 陣屋 着~昼食~
[55]らあめん陣屋入口前にて
13時20分 同所発→〔一般道〕→
13時25分 三菱UFJ銀行貨幣資料館着
13時20分 同所発→〔一般道〕→
13時25分 三菱UFJ銀行貨幣資料館着
【三菱UFJ銀行貨幣資料館『廣重の三都』展】
[56]三菱UFJ銀行貨幣資料館入口前にて
富本銭は、和同開珎より前に発行された日本最古の鋳造通貨で、藤原京の官営工房「飛鳥池遺跡」で7世紀後半に鋳造された。
[62]開元通宝(唐・621年)
13時40分 同所発→〔一般道〕→
13時45分 歯医者着
14時00分 同歯医者受診
14時30分 同所発→〔一般道〕→
15時00分 名都美術館着
[56]三菱UFJ銀行貨幣資料館入口前にて
[57]同館内入口前にて
[58]本企画展leaflet
[59]拝観記念に同館から貰った団扇:廣重『名所江戸百景/No.45 八ッ見のはし』と同『京都名所之内/金閣寺』のpostcard
[60]歌川広重『京都名所之内/金閣寺』
[61]和同開珎(わどうかいちん(ほう)):銅銭(新和同)、和同開珎:(古和同)銀銭・銅銭、富本銭(ふほんせん)
富本銭は、和同開珎より前に発行された日本最古の鋳造通貨で、藤原京の官営工房「飛鳥池遺跡」で7世紀後半に鋳造された。
[62]開元通宝(唐・621年)
唐の初代皇帝高祖・武徳帝は、武徳04(621)年 五銖銭を廃止し、「開元通宝」を発行。
此れに拠り、中国貨幣は、重量に拠る名称がなくなり、10銭(=10枚)=1両という十進法の貨幣制度に変換した。
[63]後漢五銖銭
後漢初代皇帝光武帝は、建武16(西暦40)年前漢時代の通貨「五銖銭(ごしゅせん)」を復活させた。
此の通貨は、唐・開元通宝の発行迄の約700年間に亘り使用された/24銖=1両という24進法の通貨制度だった。
[64]旧東海銀行時代の頒布品「貯金箱」の数々1
[65]同上2
[66]1964年の東京五輪を記念して創られた貯金箱
13時40分 同所発→〔一般道〕→
13時45分 歯医者着
14時00分 同歯医者受診
14時30分 同所発→〔一般道〕→
15時00分 名都美術館着
【名都美術館『富山県水墨美術館所蔵名品展/墨に五彩あり』展】
[67]名都美術館入口横の本企画展看板前にて
[67]名都美術館入口横の本企画展看板前にて
[68]本企画展leaflet
[69]菱田春草『四季山水/春』1896年
[70]同『同/夏』1896年
[71]同『同/秋』1896年
[72]同『同/冬』1896年
展示室に一歩入ると、此れ等 菱田春草
(1874.09.21-1911.09.16)の連作が掲示されていたが、素晴らしい作品の為、感動して暫く其の場に釘付けになって仕舞った。
菱田は、横山大観 大觀 (1868.11.02-1958.02.26)、下村観山 (1873.04.10-1930.05.10)と共に、日本美術院 創設の
members で三羽烏と称された逸材の中でも最年少だったが、残念なこと37歳の若さで夭逝した。
[73]横山大観『立山遠望』1902年
[74]同『雨後之山』1941年
15時35分 同所発→長久手IC〔日進JCT→東名→岡崎IC(高速道路料金650円)〕→
16時08分 岡崎市美術博物館着
[74]同『雨後之山』1941年
[75]松林桂月『渓山(千巌競秀叡)』1955年頃
[76]榊原紫峰『竹烏』1930年頃
[77]小野竹喬 『山景春秋』1924年
15時35分 同所発→長久手IC〔日進JCT→東名→岡崎IC(高速道路料金650円)〕→
16時08分 岡崎市美術博物館着
【岡崎市美術博物館『名刀は語る~美しき鑑賞の歴史』展】
[78]岡崎市美術博物館入口『名刀は語る~美しき鑑賞の歴史』展看板前にて
亡父の赴任先である特攻隊の訓練基地でも、上官から「今泉の軍刀は素晴らしい」と褒められたことが亡父の自慢だった。
実際の長さを知る物差しとして、ゴルフクラブのA(アプローチ)を並べてみた / 将校が腰に下げるモノなので思ったより短い。
[86]無銘 関孫六 の特徴である 波紋の 三本杉 が確りとある
[78]岡崎市美術博物館入口『名刀は語る~美しき鑑賞の歴史』展看板前にて
[79]同美術博物館内本企画展入口にて
[80]館内展示物の中で唯一撮影可だった 大笹穂槍(おおささほやり) 銘 藤原正真作
[81]同上の解説
此の槍は、徳川四天王の一人、猛将・本多平八郎忠勝が所持していた名槍「蜻蛉切(とんぼぎり)」
御手杵(おてざね)、日本号(にほんごう)と共に「天下三名槍」の一つ
[82]【国宝】太刀 銘 一〔いち〕鎌倉時代中期 13世紀
[83]【重要文化財】刀 無銘 正宗(まさむね) 鎌倉時代末期 14世紀
[84]【重要文化財】刀 朱銘 義弘(義弘)/本阿(ほんあ)(花押) 鎌倉時代末期 14世紀
[85]我家の家宝 通称 関孫六 と呼ばれる兼元の刀
此の刀は、亡父が特別操縦見習士官として特攻隊に出陣した際、亡父の祖母が、当時 1,200円と米30俵で購入した。
当初、銘入りの太刀を軍刀用に鋳直したモノだという。亡父の赴任先である特攻隊の訓練基地でも、上官から「今泉の軍刀は素晴らしい」と褒められたことが亡父の自慢だった。
実際の長さを知る物差しとして、ゴルフクラブのA(アプローチ)を並べてみた / 将校が腰に下げるモノなので思ったより短い。
[86]無銘 関孫六 の特徴である 波紋の 三本杉 が確りとある
此の「波紋」が「関孫六」の特徴である「三本杉」!
16時57分 同所発→〔一般道
国道1号線〕→
18時00分 帰宅〔了〕
【後記】06月03日(日)午後18時58分の話。
18時00分 帰宅〔了〕
【後記】06月03日(日)午後18時58分の話。
拙宅の中庭に熟して落下した大梅の実をかき集めたら結構な量になった。
はてさて此れ等をどうしよう?
生ゴミになって仕舞うのはチト勿体ないが、梅酒は数年前に作ったのがまだ沢山残っているしナァ(汗)
紫陽花の花は段々と咲き出した。
小生、浅葱色が好きなんだけど、今色をつけたのは、まさに紫陽花色だ。
はてさて此れ等をどうしよう?
生ゴミになって仕舞うのはチト勿体ないが、梅酒は数年前に作ったのがまだ沢山残っているしナァ(汗)
紫陽花の花は段々と咲き出した。
小生、浅葱色が好きなんだけど、今色をつけたのは、まさに紫陽花色だ。
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