2021年8月24日火曜日

【時習26回3−7の会 0875】~「松尾芭蕉:俳諧七部集『あら野』から員外〔第93回/員外~第915句~926句〕」「08月21日:旧東海道五十三次一人旅「JR沼津駅→「『従是西 沼津領』碑」→「潮音寺」→「智方神社」→「伏見(宝池寺)一里塚」→「三島宿 樋口本陣跡・世古本陣跡・問屋場跡」→「三嶋大社」→「白滝公園」→JR三島駅」を歩いて」「少し前の想い出~2019年11月09日:東京の2つの史跡&8つの美術館を巡って~【最終(第5)回】Bunkamura ザ・ミュージアム『Liechtenstein侯爵家の至宝』展→中村屋サロン美術館『荻原守衛』展を巡って」「帰省して来た長女家族と」「愚娘(長女)出演/2002年6月NHK総合TV『中学生日記』より」「愚息(長男)の孫娘『一宮市子ども写生大会作品展』にて《中日新聞社賞》受賞」

 
■皆さん、お変わりありませんか? 今泉悟です
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 今日も【時習26回37の会 0875】号をお届けします
. 今日最初の話題は、松尾芭蕉(1644-94)「俳諧七部集『あら野』から〔第93回/員外~第915句~926句〕」をご紹介する

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深川(ふかがは)の夜(よる)(1)      越人

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(1)深川の夜:元禄元(1688)年九月、更科紀行に随行した越人は、其の儘深川の芭蕉庵を訪れた

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915 (かり)がねもしづかに聞(きけ)からびずや(1)

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【意】雁の鳴き声も靜かに聞こえて来る、喧しいいつもの雁の鳴き声と違って

【解説】《発句》《秋》:雁がね / 越人は、芭蕉の『更科紀行』に随伴して江戸・深川迄来て仕舞った / 此の折、芭蕉庵の夜半に聞いた雁の渡る声を、枯れた声としたのである / 此の句は、源氏物語「夕顔」の巻で八月十五夜の明け方京都五条の宿で光源氏が聞いた雁の声が伏線としてあり、更に其の後に不幸の兆しとして光源氏が聞いた梟(フクロウ)の鳴き声が「枯れた」感じで耳に残ったことを踏まえる / 越人は、「此処深川では、梟でなく「雁」でも「枯れた」声が十分出ているヨ」と言った処が俳諧
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1)からびずや:「からびずや」は「からびたる」「枯らびたる」の反意語 /

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916  酒(さけ)しゐ(=)(1)ならふこの比(ごろ)の月(つき)  芭蕉

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【意】此の頃の美しい月を前にして、来客の皆さんにお酒を強()いる(勧める)ことが多くなりましたネ

【解説】《脇》《秋》:月 /

(1)しゐ:正しくは「強ひ(しひ)」/ 強いること / 無理に勧めること

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917 (ふぢ)ばかま(1)(たれ)窮屈(きゅうくつ)にめでつらん  仝

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【意】誰が藤袴という堅苦しい名前を付けたのだろう / 花を愛でるのにも色々方法があろうに

【解説】《第三》《秋》:藤ばかま /

(1)藤ばかま:秋の七草の一つ

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918  理()をはなれたる秋(あき)の夕(ゆふ)ぐれ  越人

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【意】秋の夕暮れは、理屈ではなく情の世界でありたいものだ / 酒をじっくり呑んで楽しむ様な、ネ

【解説】《初裏四》《秋》:秋の夕ぐれ /

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919 瓢箪(へうたん)(1)の大(おほ)きさ五石(ごこく)ばかり也(なり)  仝

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【意】理を離れる(=常識を外す)のもいいが、「『荘子・逍遥遊』の瓢箪」の様な大袈裟な話になるとどうかネェ?

【解説】《初表五》《雑》/「荘子」の故事より引用

(1)瓢箪:【荘子】「逍遥遊」の故事 / 恵子が「瓢箪も五石もの容量のものとなると、大き過ぎて役に立たない」と、荘子の大言癖を諷したのに対して、荘子は、「其れならば舟に用いれば良い」と答えた

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920  風(かぜ)にふかれて歸(かへ)る市人(いちびと)  芭蕉

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【意】前句を踏まえ、大きな瓢箪を市場で見た人々も、秋の夕暮れ、夕風に吹かれ乍ら三々五々家路へと急ぐ

【解説】《初表六》《雑》/

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921 なに事(ごと)長安(ちゃうあん)は是(これ)名利(みゃうり)の地()(1)  仝

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【意】前句から白紙文集の詩の情景に転じ、市を長安の街として、「資金不足だと都市の商戦には勝てない / 空しく敗れて帰るだけだヨ」と

【解説】《初裏一》《雑》/

(1)長安は是名利の地:白氏文集「長安ハ古来冥利ノ地 / 空手金ケレバ行路難シ」に拠る

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922  醫()のおほきこそ目()ぐるほしけれ  越人

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【意】人が多く資金も潤沢な都会は、医者の数がやたらと多いのに驚かされる

【解説】《初裏二》《雑》/

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923 いそがしと師走(しはす)の空(そら)に立(たち)(いで)て  芭蕉

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【意】其の医者共が、如何にも忙しそうに師走の街に出て来ることだ

【解説】《初裏三》《冬》:師走 /

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924  ひとり世話(せわ)やく寺(てら)の跡(あと)とり  越人

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【意】[解釈1]師走の街に出て来たのは、医者ではなくて寺の住職 / 師走の空の下、街に溢れる貧しい者たちを救済しようと活動している寺の住職

[解釈2]世話になっている寺の住職が空席でひとり気を揉む老人 / 住職の跡取りを探しに師走の街に出ていく

【解説】《初裏四》《雑》/

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925 (この)(さと)に古(ふる)き玄蕃(げんば)(1)の名()をつたへ  芭蕉

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【意】こんな村里に先祖代々「玄蕃」を通称とする家柄が続いている / 檀家総代として、住職の跡取り選定もひとりで取り仕切る

【解説】《初裏五》《雑》/ 底本は「玄番」/

(1)玄蕃:地域を仕切る「ボス」の意 / 兵衛・衛門などと同じく、元来は宮廷の役職名だったものが、地下の通商に用いられたもの

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926  足駄(あしだ)はかせぬ雨(あめ)のあけぼの  越人

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【意】雨の早朝と言えども、あの家では足駄を用いない / 何故かは知らないが、きっと先祖に何か云われがあるのだろう

【解説】《初裏六》《雑》/

(1)足駄(あしだ):雨天用の高下駄

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【小生 comment

. 次回は、俳諧七部集『あら野』から〔第94回 / 員外~第927句~938句〕をご紹介する / お楽しみに!

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■続いての話題は、「0821日:旧東海道五十三次一人旅「JR沼津駅→「『従是西 沼津領』碑」→「潮音寺」→「智方神社」→「伏見(宝池寺)一里塚」→「三島宿 樋口本陣跡・世古本陣跡・問屋場跡」→「三嶋大社」→「白滝公園」→JR三島駅」を歩いて」についてである

 

. 0821()は、旧東海道五十三次「沼津宿」→「三島宿」を以下の様に歩いた

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0105分 起床→木刀の素振り2,000

0145 2.5kg木刀素振り30

0215分 入浴→朝食

0240分 拙宅発→一般道 3時間05 170㎞ →

0535 JR沼津駅近隣駐車場着

0538分 同所発→

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JR沼津駅→旧東海道「沼津宿 潮音寺」へ】

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[01][左上]JR沼津駅近隣駐車場前にて

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右上]同〔沼津市大岡「大岡南小学校」〕風景:「田圃」の脇にて1

. 新穂が付くのは8月上旬なので、最近の雨天続きで生育が遅れている様なのが心配だ

[左下]同〔同市同〕同:「同」同所にて2

[中下]同〔同市同〕同:「同」同所にて3

[右下]同〔同市同〕同:「同」綺麗な稲だが、まだ新穂が確りとついていないのが心配!

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0657分「従是西 沼津領」碑&「潮音寺」近くの旧東海道 着

0705分「従是西 沼津領」碑着

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【旧東海道街並〔沼津市大岡〕→「従是西 沼津領」碑へ】

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[02][左上]旧東海道街並〔沼津市大岡〕風景:旧東海道‥右手が旧東海道で此方を歩いた

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右上]同〔同市同〕同:路傍の花「ハマカンゾウ」

[左下]同〔同市同〕同:「従是西 沼津領」碑にて1

[中下]同〔同市同〕同:「同」同所にて2

[右下]Google 航空 mapJR沼津駅→「潮音寺」への経路図

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0719分 着

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【旧東海道街並〔沼津市大岡〕「潮音寺」】

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[03][左上]旧東海道街並〔沼津市大岡〕風景:路傍の花「サンゴジュ」

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右上]同〔同市同〕同:「潮音寺」山門前にて1

[左下]同〔同市同〕同:同「同」同上2

[中下]同〔同市同〕同:同「同」同上3

[右下]同〔同市同〕同:同「同」境内の「亀鶴之碑」前にて

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0736分「潮音寺」発→

0804分「黄瀬川橋」着

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【旧東海道街並〔沼津市大岡〕「潮音寺」→「黄瀬川橋」へ】

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[04][左上]旧東海道街並〔沼津市大岡〕風景:「潮音寺」山門前の解説板

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右上]Google 航空 map:「潮音寺」→「三島宿 樋口本陣跡・世古本陣跡」への経路図

[左下]旧東海道街並〔沼津市大岡〕風景:「黄瀬川橋」手前にて

[中下]同〔同市同〕同:「同」欄干より黄瀬川下流遠望

[右下]同〔同市同〕同:「同」欄干

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0814分「黄瀬川橋」発→

0826分「智方神社」着

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【旧東海道街並〔静岡県駿東郡清水町長沢〕「智方神社」】

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[05][左上]旧東海道街並〔静岡県駿東郡清水町長沢〕風景:「智方(ちかた)神社」前の常夜燈にて

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右上]同〔同郡同町同〕同:「智方神社の由来」解説板

[左下]同〔同郡同町同〕同:「同」鳥居前にて

[中下]同〔同郡同町同〕同:「同」境内の樹齢700年のクスノキの前にて

[右下]同〔同郡同町同〕同:旧東海道松並木にて1

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0902分「長沢松並木」着

1004分「伏見(宝池寺)一里塚」着

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【旧東海道街並〔静岡県駿東郡清水町長沢→同郡同町伏見〕「長沢松並木」→「伏見(宝池寺)一里塚」】

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[06][左上]旧東海道街並〔駿東郡清水町長沢〕風景:旧東海道松並木にて2

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右上]同〔同郡同町同〕同:旧東海道「長沢 松並木」にて1

[左下]同〔同郡同町同〕同:同「同」同所にて2

[中下]同〔同郡同町伏見〕同:同「伏見(宝池寺)一里塚」のある臨済宗妙心寺派「宝池寺」

[右下]同〔同市同〕同:同「伏見(宝池寺)一里塚」

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【旧東海道街並〔静岡県駿東郡清水町伏見〕「伏見(宝池寺)一里塚」】

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[07][左上]旧東海道街並〔静岡県駿東郡清水町伏見〕風景:「伏見(宝池寺)一里塚」解説板

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右上]同〔同兼同郡同町同〕同:「同」同所にて1

[左下]同〔同兼同郡同町同〕同:「同」同所にて2

[中下]同〔同兼同郡同町同〕同:「同」同所にて3

[右下]同〔同兼同郡同町同〕同:「同」の全景

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1023分「伏見(宝池寺)一里塚」発→

1121分「三島市本町」着

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【旧東海道街並〔静岡県駿東郡清水町伏見→新宿→三島市本町〕旧東海道風景】

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[08][左上]旧東海道街並〔静岡県駿東郡清水町伏見〕風景:「伏見(宝池寺)一里塚」近隣の旧東海道にて

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右上]同〔同県同郡同町同〕同:路傍の花「朝顔」

[左下]同〔同県同郡同町新宿〕同:旧東海道にて

[中下]同〔同県同郡同町同〕同:旧東海道の旧家

[右下]同〔三島市本町〕同:路傍の花「ベゴニア・センパフローレンス」

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1127分 三島宿 樋口本陣跡 着

1141分 同宿 世古本陣跡 着

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【旧東海道街並〔三島市本町〕「三島宿 樋口本陣跡&世古本陣跡」】

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[09][左上]旧東海道街並〔三島市本町〕風景:「三島宿 樋口本陣跡」にて1

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右上]同〔同市同町〕同:「同」同所にて2

[左下]同〔同市同町〕同:「同宿 世古本陣跡」

[中下]同〔同市同町〕同:「同」同所にて1

[右下]同〔同市同町〕同:「同」同所にて2

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1147分 世古本陣跡 発→

1157分 三島宿「問屋場」跡着

1210分 三島大社 着

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【旧東海道街並〔三島市本町→同市大宮町「三島大社」〕「三島宿 問屋場跡」→「三島大社」】

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[10][左上]旧東海道街並〔三島市本町〕風景:「三島宿 問屋場跡」

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右上]同〔同市同町〕同:「同」同所にて2

[左下]同〔同市大宮町〕同:「三島大社」案内板

[中下]同〔同市同町〕同:「同」大鳥居横にて

[右下]同〔同市同町〕同:「同」境内「神池」「厳島神社」

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【旧東海道街並〔三島市大宮町「三島大社」〕】

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[11][左上]旧東海道街並〔三島市本宮町〕風景:「三島大社」「総門」前にて

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右上]同〔同市同町〕同:「同」「神門」前にて

[左下]同〔同市大宮町〕同:「同」「舞殿(手前)」「本殿(奥手)」前にて

[中下]同〔同市同町〕同:「同」「本殿」前にて

[右下]同〔同市同町〕同:「同」「leaflet」「御朱印」「御守〔幸せの御守〕」

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1235分「三島大社」発→

1257分「白滝公園『桜川』」着

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【旧東海道街並〔三島市一番町「白滝公園『桜川』」〕】

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[12][左上]旧東海道街並〔三島市一番町〕風景:「白滝公園『桜川』」

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右上]同〔同市同町〕同:「同『同』」解説板

[左下]同〔同市同町〕同:「同」前の「連歌師 宗祇が詠んだ「すむ水の 清きをうつす 我が心」の句」碑

[中下]同〔同市同町〕同:「同」「白滝観音堂」&同「解説」板

[右下]同〔同市同町〕同:「同」風景

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1319 JR三島駅着

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【「JR三島駅」→「JR沼津駅」】

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[13][左上]東海道本線時刻表 1328分「JR三島駅」発→1333分「JR沼津駅」着

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右上]旧東海道街並〔三島市一番町〕風景:「JR三島駅」同駅前にて

[左下]同〔同市同町〕同:「同」platform にて

[中下]同〔同市同町〕同:「JR沼津駅」platform にて

[右下]此の日の踏破距離 17.1km / 歩行歩数:22,394

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1410 JR沼津駅近隣駐車場発→一般道 3時間27172km〔トイレ休憩「掛川 道の駅」7分〕/ 走行距離系 341km

1737分 帰宅〔了〕

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【小生 comment

. 緊急事態発令下での walking だったので、当然JR沼津駅近隣駐車場迄はマイカーで移動している

. JR沼津駅近隣駐車場から「潮音寺」「伏見(宝池寺)一里塚」「三島宿 樋口本陣跡・世古本陣跡・問屋場」への移動もマスクして黙して語らず、写真撮影も当然自撮りのみ

. 水分補給とトイレに立ち寄ったコンビニエンスストアも人との接触を極力少なくする為、今回は2箇所のみにした

. 其の結果かどうかは定かではないが、今日(0822()も爽快に早朝0445分に目覚めた

. 次回は、「三島宿」→「箱根宿」手前の静岡県境で折り返して一往復を walking する予定である

. 此れは、従前「坂下宿」→〔鈴鹿峠〕→「土山宿」を歩いた時と同じ方法である

. 箱根は、東海道本線が走っていないので、公共交通機関を自由に利用出来ないのが難点である

. ま、時間的に路線バスが走っていれば、其れを活用する方法は残されているので、此れから調べてみようと思っている〔了〕

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続いての話題である

. 今回の少し昔の思い出からは、「20191109日:東京の2つの史跡&8つの美術館を巡って~【最終(5)回】Bunkamuraザ・ミュージアム『 Liechtenstein 侯爵家の至宝』展→中村屋サロン美術館『荻原守衛』展を巡って・見て」をお届けする

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1657 Bunkamuraザ・ミュージアム着

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Bunkamuraザ・ミュージアム『 Liechtenstein侯爵家の至宝』】

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[14][右上]Bunkamura入口にて

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右下]同上 ザ・ミュージアム入口にて

[]本企画展leaflet

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. 静物画のcornerの絵画群は、写真撮影可能であったので確り撮影させて貰った。

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[15][左] Jan van Huysum(ヤン・ファン・ハイスム)『花の静物』18世紀前半
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. 本作品は、ロココ様式を反映している / 1950年代に侯国の財政難から売却されたが、ハンス=アダム2世に撚り買い戻された

[右上]Ferdinand Georg Waldmuller(ヴァルトミュラー)『磁器の花瓶の花、燭台、銀器』1839

. 作者は、19世紀前半Austriaの最重要な画家 / 当初、背景は絵が1枚飾られた室内風景だったが、作者自身が黒く塗り潰している

[左下]同『赤と白の葡萄と銀器』1841

[右下]Ferdinand Kuss(キュス)『薔薇と杏子のある静物』1826-50

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[16][左上]Franz Xaver Petter(クサ―ヴァ―・ペター)『アオボウシインコのいる花と果物の静物』1830
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[右上]同『ヨウムのいる花と果物の静物』1830年〔硬質磁器、エナメルの上絵付〕

[左下]ウィーン窯・帝国磁器製作所/Joseph Nigg(ヨーゼフ・ニッグ)『黒葡萄のある花の静物』1838[右下]同『白葡萄のある花の静物』1838年〔硬質磁器、エナメルの上絵付〕

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[17][左上]ウィーン窯・帝国磁器製作所/アントン・デーリング/イグナ―ツ・ヴィルトマン『金地花文ティーセット』1815

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 硬質磁器、金地、線刻、一部研磨、エナメルの上絵付、赤のモロッコ革の収納ケース付

[右上]ティッシュバイン周辺の画家『Liechtenstein侯女レオポルディ―ネ・あーデルグンデ』制作年不詳

[左下]ノイゲバウアー『Liechtenstein侯フランツ1世、8歳の肖像』1861

[右下]ルーカス・クラーナハ()『聖バルバラ』1520年以降

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[18][左上]グイド・レーニ『マグダラのマリア』1615-16

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右上]ルーカス・ファン・ファルケンボルフ『滝と水車のある山岳風景』1595

[左下]フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー『イシュル近くのヒュッテンエック高原からのハルシュタット湖の眺望』1840

[右下]同『磁器の花瓶の花、燭台、銀器』1839

.1745 Bunkamura発→徒歩→

1800分 渋谷→JR山手線→新宿→

1817分 新宿中村屋ビル着

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【小生comment

. Liechtenstein侯国の至宝の数々を目の当たりに見ることが出来て嬉しかった

. 或る意味、こんな贅沢が出来る日本人に生まれて本当に良かったと思う

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【中村屋サロン美術館『荻原守衛』展】

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[19][左上]新宿中村屋ビル地下1階入口にて

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右上]中村屋サロン美術館入口にて

[左下]本企画展leaflet

[中下]『女』製作中の荻原守衛

[右下]荻原守衛『女』1978年鋳造

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[20][左上]長尾杢太郎『亀戸風景』

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右上]中村不折『根津神社唐門』1890
[左下]荻原守衛『波止場』留学期

[中下]柳敬助『人体デッサン』1904-09

[右下]荻原守衛『人体デッサン』ニューヨーク時代
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.【小生comment

. 31歳という若さで亡くなった荻原守衛だが、彼の作品はこうして現在も生きている。

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2355分 バスタ新宿発→ほのくに号→

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1110日】

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0520分 豊橋駅前着

0600分 帰宅〔了〕

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横浜在住の長女一家が0807()から拙宅に帰省して来た

. そして翌0808()は「思い立ったが吉日」で、新城市の湯谷温泉郷の『湯の風 HAZU』を当日朝予約して訪れた

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. 出発前に、長女の処の孫娘(小学1年生(65ヶ月))は、帰省先の拙宅でも violin のお稽古を欠かさない

. 立派な心掛けと実行力だ

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[21][左上][右上][左下][中下][右下] violin のお稽古をする孫娘

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. 暑い日中での温泉♨️と鮎をはじめとする川魚と山菜のランチは格別

. 拙宅から、マイカーで一般道を1時間で行ける三河国旧吉田(=豊橋市)はいい街だ😊👍💯

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【湯谷温泉郷『湯の風 HAZU』】1

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[22][]湯谷温泉郷の『湯の風 HAZU』前にて長女一家と

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右上]ランチの席で(まだ昼食が用意される前)

[右中]『湯の風 HAZU』の直ぐ下を流れる豊川の 支流「宇連川」

[右下]昼食会場横の川添いのdeckにて孫たちと

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[23][左上]食事処「望川」の宇連川添いのdeckにて〜孫たちと

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右上]同「同」同〜孫たち

[左下]『湯の風 HAZU』入口のコノハズクの置物

[中下] 食事処「望川」入口

[右下]『湯の風 HAZUlobby 近くにて〜寛ぐ長女一家4

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[24][左上]食事の前と後に温泉で寛ぐ

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右上]食後の入浴入口の案内

[左下]温泉の露天風呂〜温泉の向こうは宇連川1

[中下]同上1

[右下]食事処「望川」の昼食の お品書と dessert

. 写真 up の構成上、食事処「望川」を最初に掲載

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[25][左上]前菜

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左下]絹姫salmon(向う側の赤身肉)と鮎(手前)の刺身

. 絹姫salmonは、虹鱒とアマゴの交配種

[右上]手巻き寿司

[右中]鮎塩焼き

[右下](鮎つみれ)&御飯・吸物・香物

. 鍋(鮎つみれ)のお汁(つゆ)がとっても美味しかった♪

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. 勿論、ジィジは監視役として、孫たちの水遊びが「三密」にならない様に確りと見張って過ごした

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[26][左上]宇連川を back

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右上]『湯の風 HAZU』を back

[左下]『湯の風 HAZU』から宇連川を望む

[中下]「愛知県民の森」の小川で遊ぶ孫たち1

[右下]同上2

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. 0815()は、小生にとってもお盆休み最後の日

. 長男の長女と長女の処の姉弟(=)二人ともあと僅かでお別れ

. 最後の日のランチは、小生の十八番「豆腐 spaghettitomato purée 味〕」は皆んなに大好評だった!

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[27][左上] 豆腐 spaghetti を食する小生
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[右上] 豆腐 spaghetti

[左下][中下][右下]長男の孫娘()と長女の孫娘()と孫息子()

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■過日、愚娘がNHK総合TV名古屋放送局の「中学生日記」に出演したことはお伝えしたことがある

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20026月「中学生日記/恋のかけひき」】

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[28]「中学生日記/恋のかけひき」1
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. 此の番組とは別の場面の200210月、拙宅の玄関がロケ地として撮影されたこともあった

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[29]「中学生日記/恋のかけひき」2

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[30]
「中学生日記/恋のかけひき」3

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0822()は小生、一宮市在住の長男の孫娘の「中日新聞社賞」受賞作品の絵画を見に、会場の一宮市博物館迄マイカーで行って来た

. ジィジである小生が言うと贔屓目に見て仕舞うことを御容赦戴くとして、「未完成な作品だが、将来が楽しみな素晴らしい作品」だと思う

. 此の孫娘は、習字も絵画も上手い

. 先日ご紹介した長女の孫娘の violin と共に将来が楽しみだ

. 此れで小生、長生きする目標が孫娘達の成長ぶりにすることに決まった様だ!

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[31][左上]長男の孫娘(3)の中日新聞社賞受賞作品

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右上]孫娘の作品の前にて孫娘と孫息子と一緒に

[左下]孫娘の作品の前にて孫娘と孫息子

[中下]一宮市子ども写生大会作品展 挨拶

[右下]会場の一宮市博物館入口

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【後記】今日は、時習26回生の悲しいお知らせをしてお別れする

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Facebook のお友だちで時習26回生の同期生故・青木幹晴君の訃報】

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. 先刻、青木幹晴君のFacebook up された、奥様からの幹晴君の訃報を知り愕然としております

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. Facebook に毎日のように、数少ない苗字や、好きな山登りや史跡巡りの様子などを、元気に up していた彼が体調を壊されて暫く近況報告がないナァと思っていました

. 彼とは、2年程前にサンヨネ東店で偶然再会したのが最期でした

. 奥様の挨拶文の中に「ささやかにお祝いを」とあるのは、彼の逝去を知らずに去る816日に迎えた彼の66歳の誕生日に、彼にお祝いメッセージが送られているのを読まれた奥様が、亡くなられた幹晴君を偲び乍らささやかに家族でお祝いをしたということでした

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. 心から幹晴君のご冥福をお祈りいたします〔合掌〕

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[32][左]在りし日の青木幹晴君【3-4】
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[右]2021年08月23日に青木君の奥様が彼の Facebook に up した挨拶文

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. では、また‥〔了〕

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