2021年11月12日金曜日

【時習26回3−7の会 0886】~「松尾芭蕉:俳諧七部集『あら野』から員外〔第104回/員外~第1041句~1052句〕」「11月05日:旧姫街道「追分一里塚」→同「小池一里塚」→「姫街道追分〔これより姫街道〕」→「府八幡宮」を巡って」「11月07日:大阪フェスティバルホール/リッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィル演奏会を聴いて」「「山口蓬春『牽牛花』」を入手!」


■皆さん、お変わりありませんか? 今泉悟です
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 今日も【時習26回37の会 0886】号をお届けします

. 今日最初の話題は、松尾芭蕉(1644-94)「俳諧七部集『あら野』から〔第104回/員外~第1041句~1052句〕」をご紹介する

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                              一井

1041 一里(ひとざと)の炭賣(すみうり)はいつ冬籠(ふゆごも)

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【意】我々が冬籠りの真っ最中に、聞けばあなたたちは一村こぞって炭売りに出るとのことだが、ではいったいいつ冬籠りをするのだろうか?

【解説】《発句》《冬》:炭売・冬籠り / とぼけた調子乍らも、寒中に日々働く炭売りへ同情する

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1042  かけひ(1)の先(さき)の瓶(かめ)(こほ)る朝(あさ)  鼠彈

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【意】といに導かれる水を受け留める瓶が、今朝はとくに寒く、遂に凍り付いて仕舞った /

【解説】《脇》《冬》:氷る /

(1)かけひ:掛樋 / 水を導く為に掛け渡したとい /

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1043 さきくさや(1)正木(まさき)(2)を引(ひき)に誘(さそ)ふらん  胡及

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【意】こんな凍てつく寒い日は、雪が積もり滑り易くなって杣木(正木)を山中から曳き出すには好都合 / 其の作業をする人夫の勧誘に来たのだ

【解説】《第三》《雑》/

(1)さきくさや:「さきくさの」は「三枝」で三つに枝分かれした樹木にかかる枕詞 / 転じて広く樹木にもかかる / 又「中・三つ」にもかかる / 此処は「さきくさや」として、「正木」にかかる枕詞を造語したもの

(2)正木:ツルマサキの蔓を綱に編んで、杣木(そまぎ)を曳く

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1044  肩(かた)ぎぬ(1)はづれ酒(さけ)によ(=)(2)人  長虹

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【意】酔っ払って肩衣をはだけてふらつきながら杣木(正木)引き乍ら歩いている / 寺院では堂塔建立の祝賀行事が行われ、其の行列だったのでる

【解説】《初表四》《雑》《恋》:/ 前句を寺院の堂塔伽藍建立の為の杣木曳きと見て、市中を祝いつつ曳き綱を引いて行く人足を詠んだ

(1)肩ぎぬ(かたぎぬ):袴を着して清掃する際、上に付ける袖無しの上衣のこと

(2)よふ:正しくは「ゑふ」/ 酔う

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1045 夕月(ゆふづき)の入(いり)ぎは早(はや)き塘(つつみ)ぎは  鼠彈

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【意】秋の夕暮れは釣瓶落としだ / 夕月が西の山にあっと言う間に消えていく / 川辺の堤上では其れが一層早く感じられる

【解説】《初表五》《秋》:夕月 / 前句を、川辺の堤上をよろよろ歩く酔漢として、祝い酒に酔って帰る人とした

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1046  たはらに鯽(=)(ふな)をつかみこむ秋(あき)  一井

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【意】夕闇が近付いて来たので急ぎ池の鮒(フナ)を捕獲して俵に詰め込む

【解説】《初表六》《秋》:秋 / 前句の塘()(つつみぎは)から、池の掻い掘り(=池の水を抜き魚を獲る)を付ける / 鮒は、晩秋から冬にかけて捕獲し、甘露煮にして冬の保存用食料にする

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1047 (さと)(1)(ふか)く踊(をどり)(をしへ)に二三日(にさんにち)  長虹

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【意】田舎に都会でいま流行中の踊りを教えに遣って来て二三日経った / 其のお礼にと、里人たちは、前句で捕獲した干した鮒をくれた

【解説】《初裏一》《秋》:踊(をどり)

(1)里:都会に対する田舎

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1048  宮司(ぐうじ)(1)が妻(つま)にほれられて憂(うき)  胡及

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【意】踊りを教えているうちに村社の宮司の妻に惚れられて仕舞い困ったヨ

【解説】《初裏二》《雑》《恋》:妻・ほれられて・憂(うき) / 踊りを教えた男の軽薄な自慢話として付けた

(1)宮司(ぐうじ):社家・神職

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1049 ()はれても涙(なみだ)に物(もの)の云(いひ)にくき  一井

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【意】あれこれ問い詰めるが、宮司の妻は涙が先になって言葉にならない

【解説】《初裏三》《雑》《恋》:涙 / 前句の惚れられた男が、宮司の妻に真情(=本心)を問い詰められる場、或いは、関係者に事実と追及される場、とも解釈出来る

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1050  葛篭(つづら)(1)とヾきて切(きり)ほどく文(ふみ)  鼠彈

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【意】旅先で夫(or恋人)が死んだ / 其の形見を納めた旅荷の葛籠(つづら)が届き開けてみると中に手紙が入っていた / それを慌ただしく読む / 周囲の者等が何が書いてあるのかと尋ねられるが、涙が溢れて言葉にならない

【解説】《初裏四》《雑》《恋》:/

(1)葛篭(つづら):つづらで編んだ籠

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1051 うとうとと寐起(ねおき)ながらに湯()をわかす  胡及

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【意】葛籠馬が到着したので急ぎ起床して眠気眼(まなこ)の儘湯を沸かす

【解説】《初裏五》《雑》/ 前句を道中輸送の葛籠馬と見て、早朝、急ぎの荷物が到着した問屋場の様子を付けた

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1052  寒(さえ)ゆく夜半(よは)の越(こし)の雪鋤(ゆきすき)  長虹

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【意】今夜は一段と冷え込み、外では深々と雪が降り積もっている / 家人は雪下ろしの準備を始めた / しないと家が倒壊して仕舞う / 前句を受けて、家人の女房は眠い目をこすり乍ら湯を沸かす

【解説】《初裏六》《冬》:雪鋤 /

(1)(こし):北陸道の越前・越中・越後

(2)雪鋤(ゆきすき):雪掻き / 木製の鋤で人家の屋根や周囲の雪を掘り除いて捨てる作業

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【小生comment

.  次回は、俳諧七部集『あら野』から第105回 / 員外~第1053句~1064句〕をご紹介する / お楽しみに!

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■次の話題である

. 20211105()は、週一回の平日公休日で、姫街道「追分一里塚」「小池一里塚」「見付宿追分〔これより姫街道〕」を巡って来た

. 今回の「追分一里塚」から執着宿「見附宿」への walking で、「姫街道」も踏破が完了し最終回となる

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0230分 起床→腹筋2,000

0330 2.5kg木刀素振り45

0415分 入浴→仕度

0457分 拙宅発→一般道→

0549分 姫街道「追分一里塚」西方800mの所にある「パーク&ライド」着

. 此処は、料金無料で8台迄駐車出来た

. 太っ腹な所有者遠州鉄道に感謝・最敬礼!

. 天候は快晴、気温12℃、若干寒さを感じた

0610分「パーク&ライド」発

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【「パーク&ライド」にて】

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[01][左上]「パーク&ライド」に駐車した愛車前にて
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[右上]同所にて

[左下]Google 航空 map:「パーク&ライド」→姫街道「追分一里塚」→姫街道「小池一里塚」への経路図

[中下]旧姫街道街並〔浜松市中区葵東→初生朝〕風景:路傍の花「ユリオプスデージー」

[右下]同〔同市同区同町〕同:同「ススキ」

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0628分 姫街道「追分一里塚」着

0638分 同所発

0640分「一里塚橋」交差点着

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【姫街道「追分一里塚】

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[02][左上]姫街道「追分一里塚」解説板横にて1
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[右上]同「同」石碑横にて1

[左下]同「同」同上2

[中下]同「同」解説板横にて2

[右下]同「同」東方100m程の所にある「一里塚橋」交差点

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【旧姫街道風景〔浜松市中区有玉西町〕1「姫街道・浜松市域最古の道標」】

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[03][左上]Google 航空 map:現・浜松市東区有玉西町周辺
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[右上]同地点での snap shot 写真

[左下]浜松市域「最古の道標」解説板横にて

[中下]同「同」同所にて

[右下]旧姫街道〔浜松市東区有玉西町〕風景1

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0730分「五枚橋」着

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[04][左上]「宇藤坂」にて1
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[右上]「同」2

[左下]「五枚橋(ごまいはし)」交差点

[中下]「同」欄干

[右下]「同」欄干から馬込川を望む

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[05][左上]「五枚橋」から馬込川を back
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[右上]「馬込川」

[左下]旧姫街道「路傍の看板」

[中下]同「同」同所にて

[右下]同「馬乗り場跡」にて

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【旧姫街道風景〔浜松市東区有玉南町2→小池町1〕】

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[06][左上]「馬込大橋北」交差点
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[右上]遠鉄「自動車学校前」駅

[左下]同「同」同 直ぐ北側の踏切を通過する遠鉄電車1

[中下]同「同」同 同上2

[右下]旧姫街道風景〔浜松市東区小池町〕:「小池町」交差点

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0815分 姫街道「小池一里塚」着

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【旧姫街道「小池一里塚」】

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[07][左上]旧姫街道「小池一里塚」同所にて1
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[右上]同「同」1

[左下]同「同」同所にて2

[中下]同「同」同上3

[右下]同「同」2

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0825分 姫街道「小池一里塚」発

0905分「熊野神社」着

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【旧姫街道「小池一里塚」→「見附宿」へ「熊野神社」1

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[08][左上]Google 航空 map:旧姫街道「小池一里塚」→「見附宿『これより姫街道』」碑への経路図
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[右上]旧姫街道「熊野神社」解説板

[左下]同「同」拝殿を back

[中下]同「同」「市野町熊野神社境内の宝篋印塔」前にて

[右下]同「同」境内の大楠の大樹前にて

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0920分「熊野神社」発

0927分 旧姫街道「市野宿」市野交差点着

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【熊野神社2→旧姫街道街並風景〔浜松市東区市野町〕】

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[09][左上]旧姫街道「熊野神社」境内の「秋葉神社 常夜燈」前にて
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[右上]同「市野宿」があった「市野」交差点

[左下]同「安間川」

[中下]同「同」に架かる「新大橋側道橋」同所から見た飛び立つ鴨の群れ

[右下]同「同」同「同」同所にて

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【旧姫街道街並風景〔浜松市東区下石田町〕】

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[10][左上]旧姫街道街並風景〔浜松市東区下石田町〕:旧姫街道1
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[右上]同〔同市同区同町〕:旧姫街道「下石田北」交差点

[左下]同〔同市同区同町〕:路傍の花「朝顔」

[中下]同〔同市同区同町〕:同「薔薇」

[右下]同〔同市同区同町〕:路傍の里芋の葉

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1037分「天竜川」西岸着

1057分「天竜川橋」西岸発

1111分「同」東岸着

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【旧東海道「中野」の街と「天竜川」】

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[11][左上]天竜川「新天竜川橋」傍にて
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[右上]旧東海道と天竜川が交差する街「中野町マップ」1

[左下]同「同」2

[中下]同「同」3「東海道案内板」

[右下]天竜川西岸の公園

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【「天竜川」風景】

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[12][左上]「天竜川橋」から「天竜川」を望む

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[
右上]「同」欄干

[左下]「同」同 同所にて

[中下]Google 航空 map:「東海道 天竜川西岸」→「見附追分〔これより姫街道〕」→「JR磐田駅」への経路図

[右下]旧東海道〔旧姫街道(磐田市一言(ひとこと))〕風景:実り豊かな稲田の稲

. 此の風景を見た瞬間、Goghの風景画を思い出した

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1210分「一言坂の戦跡」着

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【旧東海道(姫街道)街並風景〔磐田市一言〕】

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[13][左上]旧東海道(姫街道)街並風景〔磐田市一言〕:街道脇民家の柿の実
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[右上]同〔同市同〕:「一言坂の戦跡」同所にて1

[左下]同〔同市同〕:「同」

[中下]同〔同市同〕:「同」同所にて2

[右下]同〔同市同〕:「東海道と歴史の道」解説板

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【旧東海道(姫街道)街並風景〔磐田市見付〕】1

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[14][左上]旧東海道(姫街道)街並風景〔磐田市見付〕:旧東海道(姫街道)1

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右上]Google 航空 map:「かぶと塚公園」手前→姫街道「見附追分〔これより姫街道〕」手前への経路図

[左下]磐田市地域案内図

[中下]旧東海道(姫街道)街並風景〔磐田市見付〕:「かぶと塚公南側の旧姫街道の街路樹

[右下]同〔同市同〕:「同」同 同所にて

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1248分 姫街道「見附追分〔これより姫街道〕」着

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【旧東海道(姫街道)街並風景〔磐田市見付〕2→「見附追分〔これより姫街道〕碑」】

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[15][左上]旧東海道(姫街道)街並風景〔磐田市見付〕:街路樹「南天の実」
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[右上]同〔同市同〕:旧東海道(姫街道):旧東海道(姫街道)2

[左下]同〔同市同〕:同上3

[中下]同〔同市同〕:同「見附追分〔これより姫街道〕碑」同所にて

[右下]同〔同市同〕:同「同」

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1307分 遠江国一宮「府八幡宮」着

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【旧東海道(姫街道)街並風景〔磐田市見付〕3「見附追分〔これより姫街道〕碑→遠江国一宮「府八幡宮」1」】

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[16][左上]Google 航空 map:見附追分〔これより姫街道〕碑→遠江国一宮「府八幡宮」→JR磐田駅への経路図
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[右上]旧姫街道見附宿「西木戸」跡

[左下]遠江国一宮「府八幡宮」大鳥居

[中下]同「同」由緒書

[右下]同「同」楼門を back

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1320分 遠江国一宮「府八幡宮」発

1345 JR磐田駅着

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【遠江国一宮「府八幡宮」2JR磐田駅】

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[17][左上]遠江国一宮「府八幡宮」拝殿 同所を back 1
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[右上]同「同」同 同上2

[左下]JR磐田駅 同前にて

[中下] platform にて

[右下]JR磐田駅→東海道本線@240円→JR浜松駅→遠鉄50系統@360円→遠鉄バス停「小豆餅北」への時刻表

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1404 JR磐田駅発→東海道本線→

1415 JR浜松駅着

1424分 遠鉄バス 浜松駅発→50系統(浜松)医科大ゆき→

1456分 遠鉄バス停「小豆餅北」着

1504分 姫街道「追分一里塚」着

1515分「パーク&ライド」着

1520分「同」発→一般道 78 37km/83㎞→

1628分 帰宅〔両〕

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【遠鉄バス 浜松駅発→姫街道「追分一里塚」→「パーク&ライド」→帰宅】

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[18][左上]浜松駅 遠鉄バス停13番〔50系統・56系統乗車場〕
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[右上]同駅 北口案内図

[左下]Google 航空 map:遠鉄バス停「小豆餅北」→姫街道「追分一里塚」→「パーク&ライド」への経路図

[中下]旧姫街道「追分一里塚」

[右下]昨日(20211105)歩行距離 23.0km / 歩行歩数30,037

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【小生 comment

. 今日も、快晴で最高気温も21Cと最高の walking condition 23㎞を踏破した

. 旧東海道五十七次も、あと、大阪の「枚方→守口→〔終点〕高麗橋」と関東の「箱根→小田原→大磯→平塚→藤沢→戸塚→保土谷→神奈川→川崎→品川→〔始点〕日本橋」を残すのみとなった

. 次回は、1110()の平日公休日に「枚方宿→守口宿」を踏破する予定である〔了〕

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更に続いての話題である

. 20211107()は、大阪フェスティバルホールにて開演されたリッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィル演奏会に行って来た

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JR豊橋駅→JR新大阪】

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[19][左上] 大阪フェスティバルホール / リッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィルのleaflet
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[右上]JR豊橋駅→大阪フェスティバルホールへの経路

[左下]新幹線窓から見た「京都駅」標識

[中下]同「東寺」

[右下]地下鉄御堂筋線「新大阪」→「淀屋橋」への案内

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【地下鉄淀屋橋駅→大阪フェスティバルホールへの途上】

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[20][左上]地下鉄淀屋橋駅にて

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[
右上]地下鉄淀屋橋駅→大阪フェスティバルホール方面を back

[左下]淀屋橋交差点

[中下]淀屋橋にて大阪フェスティバルホールを back 1

[右下]同上2

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[21][左上]淀屋橋近隣にて大阪フェスティバルホールを back 1

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[
右上]淀屋橋近隣にて大阪フェスティバルホール近隣風景

[左下]淀屋橋近隣にて大阪フェスティバルホールを back 2

[中下]大阪フェスティバルホールを back

[右下]大阪フェスティバルホール1

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【大阪フェスティバルホール】

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[22][左上]大阪フェスティバルホール2
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[右上]大阪フェスティバルホール入口

[左下]同「本日の催し物『リッカルド・ムーティ指揮ウィーンフィルコンサート』案内」

[中下]大阪フェスティバルホール/館内コンサートホール入口にて

[右下]大阪フェスティバルホール外観

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[23][左上]大阪フェスティバルホール コンサート会場

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[
右上]同 小生の今日の席〔1F124番〕

[左下]同 演台を back

[中下]同 ホワイエにて

[右下]本演奏会 program 1

. ウィーンフィル演奏会は今回で、1973 3月にクラウディオ・アバド指揮の  Mozart Symphony No.40 / Beethoven Symphony No.3 を聴いて以来、5回目になる 

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[24][左上] 本演奏会 program 2 : 今回の演奏曲目

.
[
右上]リッカルド・ムーティ(1941/07/28- )

[左下]大阪フェスティバルホール・ホワイエから中之島方面を望む

[中下]大阪フェスティバルホール・ホワイエの天井

[右下]同・演台を望む

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[25][左上]大阪フェスティバルホール 外観1

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[
右上]同上2

[左下]大阪フェスティバルホール会場

. 2,700人入る座席がほぼ満席の盛況

[中下]演奏会終了後の大阪フェスティバルホール外観1

[右下]同上2

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[26][左上]演奏会終了後の大阪フェスティバルホール外観3

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[
右上]演奏会終了後の大阪フェスティバルホール外観4

[左下] 演奏会終了後の大阪フェスティバルホール外観()5

[中下]淀屋橋から演奏会終了後の大阪フェスティバルホールを back 1

[右下]同上2

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【小生 comment

. Mozart のハフナー交響曲、Schubert  の交響曲「ザ・グレート」、アンコール曲の J. Strauss II「皇帝演舞曲」のいずれも素晴らしい演奏だった

. 1104()に名古屋の 愛知県芸術劇場コンサートホールでの演奏会の模様は、旧行時代の同期の 佐藤()君から教えて貰っていたが、アンコール曲も一緒だった

. 本当に素晴らしい演奏で、アンコール曲終了後も聴衆全員の standing ovation に応えて、リッカルド・ムーティはVPO楽団員が居なくなっても二回呼び出されて、投げキッス迄する程の盛り上がりを見せてくれた素晴らしい演奏会だった〔了〕

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【後記】【山口蓬春『牽牛花』】

. 今日、小生の大好きな日本画の泰斗 山口蓬春 (1893.10.15-1971.05.31)の真作の静物画『牽牛花』が届いた

. ヤフオクで、写真を見て、牽牛花(朝顔)の青と水色の岩絵具の色合いが気に入って購入を決断したの だ

.

[27][左上]拙宅床間に飾った山口蓬春『牽牛花』前にて1
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[右上]同上2

[左下]『牽牛花』に記載された山口蓬春サイン

[中下]拙宅床間に飾る直前の山口蓬春『牽牛花』

[右下]拙宅床間に飾った山口蓬春『牽牛花』

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. 小生、日本画の名画は、lithograph なら、山口蓬春 (1893.10.15-1971.05.31)の弟子か後輩に当たる橋本明治 (1904.08.05-1991.03.25)『卓上の花』を知人の画商から、そして、小倉遊亀 (1895.03.01-2000.07.23)『赤椿』、堀文子 (1918.07.02-2019.02.05)『名もなき草たち』は、東京銀座の画廊にて購入〔‥上記3点はいずれも静物画‥〕

. 更に、橋本関雪記念館発行木版画にて橋本関雪 (1883.11.10-1945.02.26)『玄猿』を持っている

. 今回のヤフオク案内で、上記の此等4人の巨匠クラスの lithograph や木版画に遜色ない美しい作品であったこと、そして「真作」との表記に大きく心を動かされ、入札に挑み落札出来た

. 更に又、出品者が、画廊で15,000件近いヤフオク取引実績があり、ほぼ100%高評価であったことも信用出来ると購入を決断した大きな根拠の一つ

. 又蛇足だが、山口蓬春は、神奈川県三浦郡葉山町の家〔現・山口蓬春記念館〕を終の住処にしていて、偶然かもしれないが、出品者の所在地に比較的近いことも此の作品は真作に間違いないかなという直感を生じせしめ、入手した次第()〔了〕

. では、また‥〔了〕

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