2016年11月20日日曜日

【時習26回3-7の会 0627】~「10月12~13日:社員旅行『東京はとバス』&5つの美術館&画廊(『中村屋salon美術館:日本近代洋画への道‥山岡コレクションを中心に』『山種美術館:速水御舟の全貌‥日本画の破壊と創造』『三菱一号館美術館:拝啓 ルノワール先‥梅原龍三郎に息づく師の教え』『ナカジマアート:白寿記念「堀 文子2016‥現在」』『国立西洋美術館:クラーナハ展‥500年後の誘惑』)を巡って」「10月16日:しらかわホール『ライナー・キュッヒル Violin Recital』を聴いて」

■今泉悟です。 皆さん如何お過ごしですか。
 さぁ、今日も《会報》【時習26回3-7の会0627】号をお送りします。
 猶、是迄利用して来たniftyblog「ココログ」の容量が《会報》【0626】号で2GB一杯になって仕舞いました。
 其処で、GoogleBlogBlogger」にて【時習26回3-7の会 PART2】を開設しました。
 従いまして、《会報》をご覧になりたい場合は、
 【0626】号迄の Back Numbers については、URL: http://jishu2637.cocolog-nifty.com/blog  
 【0627】号〔本《会報》〕以降については、本 Blogger をご覧下さい。  
 以上の2つのURLを目的に応じてご利用下さい

■それでは、今日最初の話題をお伝えします。
 1012()13()の両日、勤務先社員旅行『東京はとバス〔靖国神社→浅草演芸ホール→浅草寺→隅田川下り〕旅行』&5つの美術館&画廊(『中村屋salon美術館:日本近代洋画への道‥山岡コレクションを中心に』『山種美術館:速水御舟の全貌‥日本画の破壊と創造』『三菱一号館美術館:拝啓 ルノワール先‥梅原龍三郎に息づく師の教え』『ナカジマアート:白寿記念「堀 文子2016‥現在」』『国立西洋美術館:』)を巡って来た。
 以下に順次簡単にお伝えする。

【初日】
0700分 豊橋駅発→〔新幹線ひかり〕→
0840分 東京駅着
0930分 東京 丸の内南口発→〔はとバスtour〕→
1005分【靖国神社】

[01]靖国神社本殿前にて
 

1120分【浅草むぎとろ】にて昼食 →
1215分 昼食後、こまがたばしの袂にて

[02]東京スカイツリーを借景に記念撮影
 
1240分【浅草演芸ホール】

[03]浅草演芸ホール入口
 

140025分【浅草寺&仲見世】散策

[04]浅草寺の入口【雷門】
 

1505分~1600分【隅田川下り】

[05]隅田川下り〔浅草→日の出桟橋〕での一風景

[06]夜宴でのsnapshot
 

【二日目】‥朝から自由行動‥
0950分 宿泊ホテル 東横イン 新宿歌舞伎町 発
1030分【中村屋サロン美術館『日本近代洋画への道‥山岡コレクションを中心に』展】

[07]中村屋サロン美術館入口

[08]岡田三郎助『彫刻師』1890-91


[09]青木繁『二人の少女』1909


[10]二世 五姓田芳柳『大楠公』制作年不詳
 

1140分【山種美術館『速水御舟の全貌‥日本画の破壊と創造』展】

[11]本展leaflet/右の絵は【重文】速水御舟『炎舞』1925


[12]【重文】速水御舟『名樹散椿』1929
 

1250分【三菱一号館美術館『拝啓 ルノワール先‥梅原龍三郎に息づく師の教え』展】

[13]三菱一号館美術館外観


[14]同美術館中庭〔写真中央樹木の奥に本展案内看板〕


[15]ルノワール『パリスの審判』1908


[16]梅原龍三郎『パリスの審判』1978


[17]梅原龍三郎『薔薇とルノワールに拠るブロンズ像』1972
 

1400分【ナカジマアート『白寿記念「堀 文子2016‥現在」』展】
〔‥本企画展の案内絵画が見える‥〕

[18]ナカジマアート入口


[19]掘文子『紅梅』2016年〔←白寿記念〕


[20]同『軍鶏』1953年頃


[21]同『紅葉』制作年不詳


[22]同『大神楽』制作年不詳
 

1440分【国立西洋美術館『クラーナハ展‥500年後の誘惑』展】

[23]国立西洋美術館入口の本展看板


[24]本展leaflet/右の絵はルカス・クラーナハ(父、1472-1553)『ホロフェルネスの首を持つユディト』1525/30年頃


[25]ルカス・クラーナハ()『アウグスティヌス会修道士としてのマルティン・ルター』1525


[26]同『ヴィーナス』1532


[27]同『洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ』1530年代


[28]同『正義の寓意(ユスティティア)1537
 

1633分 東京駅発→豊橋駅1756分着

【小生comment
 慌ただしかったが、それなりに充実した二日間だった。
 浅草寺は、昨年8月以来、隅田川下りに至っては、旧行の国分寺支店勤務時代に店内旅行で乗船して以来だから約20年ぶりだった。
 靖国神社と浅草演芸ホールも、同じ国分寺支店時代の休日に単身寮のあった飯田橋から二三度walkingを兼ねて訪れて以来なので、こちらも20年ぶりだ。
 初日は nostalgieに浸り、二日目は、大好きな絵画鑑賞として精力的に5つの美術館を巡ったが、全て見て良かったと満足している。
 中村屋サロン美術館は、ヤンマーの創業者山岡氏所蔵だった江戸末期から明治初頭にかけての日本洋画勃興期の傑作選を見ることが出来た。
 山種美術館の『速水御舟』展では、『炎舞』と『名樹散椿』という国の【重文】2点の7年ぶりの同時展示を堪能出来た。
 三菱一号館美術館の『拝啓 ルノワール先生』展は、梅原龍三郎と彼の師ルノワールとの関係がよく解ったし、二人の名作をジックリ鑑賞出来た。
 ナカジマアートでは、今年白寿を迎えた日本画家堀文子の本年制作の『紅梅』を直接見ることが出来たのは感動的だった。
 絵そのものは4号程の思ったより小品だった。
 国立西洋美術館『クラーナハ‥500年後の誘惑』展は、本展の副題の通り、現代の男性をも誘惑する蠱惑的な作品は色々な意味で迫力があった。
 彼は、我々が学生時代、世界史の教科書で知ったプロテスタント宣教師マルティン・ルターの絵を作者であることを本展で初めて知った。
 何でも好奇心を以て行動することは、色々な発見と学習が出来るからいいことだと、今回の小旅行でも実感出来た次第である。

■今日最後の話題は、1016日に仕事を終えてから、名古屋・伏見のしらかわホールにて開催された『ライナー・キュッヒル Violin Recital』を聴いて来たのでその模様について簡単にお伝えする。
 演奏曲目は、小品を含めて以下の7作品に3曲のencore曲の合計10曲。
 名器と卓越した名演奏の実に素晴らしい演奏会だった。

1. クライスラー:ウィーン奇想曲
2. 同:ベートーベンの主題によるロンディーノ
3. 同:ロンドンデリーの歌
4. ドヴォルザーク/クライスラー編曲:スラブ舞曲第10番 ホ短調
5. R.シュトラウス/プシホダ編曲:歌劇《ばらの騎士》より「ワルツ」
6. ベートーベン:Violin Sonata No.5 in F Major Op.24「春」
7. ブラームス:Violin Sonata No.1 in G Major Op.78
encore曲》
1. プロコフィエフ:バレエ『ロミオ&ジュリエット』より3つの小品~「モンタギューときゃビレット家」
2. R.コルサコフ:歌劇『サトコ』より「インドの歌」
3. クライスラー:中国の太鼓

[29]本展leaflet


[30]ライナーキュッヒルのCDと彼の半生を描いた書『ウィーン・フィルとともに45年間‥キュッヒルの音楽手帳』
 

【小生comment
 ライナー・キュッヒルは、奥さんが真知子さんと言う名の日本人。
 昨年1107日、小生の街、豊橋市の文化会館小ホールにて、ウィーン・フィル現役のconcert masterとして来日しての演奏会だった。
 今回の曲目と半分強が同じ曲目で演奏を聴いて、ウィーン・フィルのコン・マスの独奏を聴いて真底感動した記憶がある。
 その模様は、20151115日付【時習26回3-7の会 0574】にて詳細をお話しているので以下のURLをご覧下さい。
 http://jishu2637.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/2605741107conce.html ←此処をclickして下さい。

【後記】ライナー・キュッヒル氏のviolin独奏は、名器に拠る卓越した名演奏で、今回も昨年の豊橋でのRecitalと同様真底感動した。
 ホワイエで、その日の演奏曲目のうち、No.15曲と、encore曲のNo.36曲が収められている彼のCDが在ったので演奏会記念に購入した。
 演奏会終了後、彼とpiano伴奏のステファン・シュトロイスニック両氏のサイン会も行われ、小生はキュッヒル氏のサインを頂戴した。
 猶余談だが、演奏会場で、小生の勤務先の社外監査役で弁護士のT氏ご夫妻と、同じく勤務先の前社外取締役で、現・M銀行名古屋営業部執行役員のH氏の二人と偶然会場で遭ったので正直驚いた。
 名曲と名演奏には、「知る人ぞ知る」で皆さん聴きに来るものなんだナと一人納得して帰途に就いた。

 では、また・・。(了)


■【2637の会】ブログへは、冒頭でご案内した通り、前《会報》【0626】号以前の back numbers はURL: http://jishu2637.cocolog-nifty.com/blog ← ここをclickして下さい。
 又、本《会報》以降は、本 Blogger をご覧下さい。

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