今日最初の話題は、松尾芭蕉(1644-94)「俳諧七部集『あら野』から〔第14回/第121句~130句〕」をご紹介する。
121うら白(じろ)もはみちる神(かみ)の馬屋(うまや)哉(かな) 胡及(注1)
【意】歯朶(しだ)をつかった正月飾り / 神馬として社の馬屋に繋がれている馬が其の正月飾りの「うら白(=歯朶(シダ))」を噛み切ったのであろうか、辺りに其のシダの葉が散乱している / 此れも正月ならではの所業だ
【解説】季語:うら白=新年 /
(注1)胡及(こきゅう(生没年不詳)):尾張国名古屋の人 /『あら野』等に入句
122 見(み)おぼえむこや新玉(あらたま)の年(とし)の海(うみ) 長虹(注1)
【意】(海に遣って来て‥) 心に確り留めて置こう!/ 此の新春の海の麗しい景色を!
【解説】季語:新玉の年=新年 / 波穏やかな新春の海に直接呼び掛ける様な軍記物語的面白さを狙ったか‥
(注1)長虹(ちょうこう(生没年不詳)):尾張国名古屋城北(現・名古屋市北区清水二丁目12-2)、杉の薬師堂(現・解脱寺)住職 / 芭蕉が『笈の小文』を終え、『更科紀行』に旅立つ間名古屋に滞在した貞亨05年07月20日(1688.08.15)、同寺にて歌仙興行 /「粟稗にとぼしくもあらず草の庵」(注2)等を詠んだ
(注2)「粟稗にとぼしくもあらず草の庵」:解脱寺境内「粟稗塚」に此の句碑がある
123 今朝(けさ)と起(おき)て縄(なは)ぶし(注1)ほどく柳(やなぎ)哉 鼠彈(注2)
【意】「さぁ、新春が遣って来た」と、嬉しくなり柳の苗木を縛って置いた縄の結び目を解(ほど)いてやった
【解説】季語:柳=春 /
(注1)縄(なは)ぶし:「縄の結び目」・「縄目」のこと
(注2)鼠弾(そだん(生没年不詳)):尾張国名古屋浄土寺の僧侶 /『あら野』・『あら野後集』・『其袋』等に入句
124 さほ姫(ひめ)(注1)やふかい(=ゐ)の面(おもて)(注2)いかならむ 同
【意】年年歳歳遣って来る、いつも若々しい「(春の女神)佐保姫よ!」、あの「狂女・ふかゐの面」如何かな?
【解説】季語:さほ姫=春 /
(注1)佐保姫(さほひめ):秋の女神の龍田姫に対する、春を司る佐保山の女神 / 佐保姫は、霞の衣を織り、柳の糸を染め花を咲かせる女神として謳われる
(注2)「ふかゐ」の面:狂女物に使用された中年の女性のお面
125 蓬莱(ほうらい)や舟(ふね)の匠(たくみ)のかんなくず(=づ) 湍水(注1)
【意】此処にいう「蓬莱」は、蓬莱山(中国神仙思想の想像上の山で仙人が住み不老不死の空間)を象(かたど)って、三方の台に山海の産物を溢れんばかりに盛り付ける / 其の様が、恰も船大工が鉋(かんな)屑を溢れさせて働く様子を連想させる
【解説】季語:蓬莱(蓬莱飾り)=新年 /
(注1)湍水(たんすい(生没年不詳)):尾張国の人 /『あら野』等に入句
126 佛(ほとけ)より神(かみ)ぞたう(=ふ)とき今朝(けさ)の春(はる) 京 とめ(注1)
【意】元朝は、仏様より神様の威光が勝る / しめ縄をかけ、歳徳神(としとくしん)や初恵比寿を祀る‥
【解説】季語:今朝の春=春 /
(注1)羽紅(はこう(=とめ)(生没年不詳)):野沢凡兆(?-1714)の妻 / 1691(元禄04)年の春剃髪し羽紅尼と名乗った / 女流蕉門の中では最も才媛と云われる
127 のゝ宮(みや)(注1)やとしの旦(あした)はいかならん 朴什(注2)
【意】光源氏が六條御息所を訪ねた後の秋の淋しさが主題の「哀愁の名所」の如き「野宮」であるが、其れでも、正月元朝(=元日の朝)ばかりは、陽春の神々しさに満ちていることであろうヨ
【解説】季語:としの旦(あした)=新年 / 謡曲「野宮」に「花馴れ来し野の宮の、秋より後はいかならむ」とある
(注1)のの宮:『源氏物語』の野宮のこと
(注2)朴什(ぼくじゅう(生没年不詳):人物不明
128 かざりにとたが思(おも)ひだすたはら物(もの)(注1) 冬文(注2)
【意】蓬莱の台に乾鮑や煎海鼠を飾るが、いったい誰が此の様なことを考えついたのだろう?
【解説】季語:かざり(=飾)=新年 /
(注1)たわら物:乾鮑(ホシアワビ)・煎海鼠(イリコ)等の正月飾り / 俵詰して運んだ
(注2)(山本(?))冬文((やまもと) とうぶん(生没年不詳)):一説に荷兮の弟と伝えられるも定かでない / 尾張国名古屋の人 /『あら野』などに入句
129 正月(しゃうぐわつ)の魚(うを)のかしらや炭(すみ)だはら 傘下(注1)
【意】正月の様々の料理に用いられる魚の頭は、其の儘うち捨てられるのであろうか? 炭俵の様に / 古来、意味不明とされている句
【解説】季語:正月=新年 /
(注1)加藤傘下(かとう さんか(生没年不詳)):尾張国名古屋の人 / 通称:治助 /『あら野』・『曠野後集』等に入句
130 けさの春(はる)寂(さび)しからざる閑(しづか)かな 冬松(注1)
【意】元日(=新春)の朝 / 平和な満ち足りた閑(しずか)さ / 其れでいて寂しくない不思議さは、此の充実感の為だろうか?
【解説】季語:けさの春=春 /「元朝や 物しづかなる 世の初め」(梅盛)は貞門俳句 /「中七文字」此の時代の工夫
(注1)冬松(とうしょう(生没年不詳)):詳細不明 /『あら野』等に入句
【小生 comment】
次回は、俳諧七部集『あら野』から〔第15回/第131句~140句〕をご紹介する。お楽しみに!
■続いては、先週02月08日(土)11時30分にアポを取り、豊橋年金事務所へ相談に行って来た。
そして、其のついでに、豊川市桜ヶ丘ミュージアム『さくら、はな』展と、豊橋市美術博物館『ストラスブール美術館展/印象派からモダンアートへの眺望』、『常滑市陶磁器会館&やきもの散歩道』、『半田赤レンガ建物』を巡って来た。
行動過程は、以下の通り。
05時00分 起床→腹筋2,000回
06時00分 2.5kg木刀素振り60分
07時05分 入浴→朝食
08時10分 拙宅発→一般道 15分 3.3km→豊橋駅東口→一般道 19分 9.2km/12.5km→
08時44分 豊川市桜ヶ丘ミュージアム着
09時00分 同ミュージアム入館
【豊川市桜ヶ丘ミュージアム『常設展/さくら・はな』展】
[01]山本眞輔『街の朝』1994年 同左銅像の前にて
【小生 comment 】
上記添付写真{05}~[08]の絵4作品は、いずれも気品があって素晴らしい。
小生、なかでも橋本博英『春の道』が構図・色彩・dessinが無駄なく解り易く描かれていて大好きだ。
09時24分 豊川市桜ヶ丘ミュージアム発→一般道 25分 8.9km/21.4km→
09時49分 豊橋公園駐車場着
【豊橋市美術博物館『ストラスブール美術館展/印象派からモダンアートへの眺望』】1
[09]豊橋市美術博物館入口前にて
【小生 comment 】
本企画展は、1998年に開館したフランス、ストラスブール近現代美術館が所蔵する印象派& Modern Art の作品18,000点の中から、110点余りの傑作の数々を展示している。
ホント! 名画って心が癒され、ときめきすら感じさせてくれるので大好きだ。
10時45分 豊橋公園駐車場発→一般道 15分 3㎞/24.4km→
11時00分 豊橋年金事務所着
【豊橋年金事務所】
小生、今秋(2020年9月)65歳を迎え、年金受給が始まる。
其の3箇月前の2020年07月に、昨年就職した現勤務先との1年毎の契約更新が到来する。
其の際、月額報酬を幾らにすれば、年金減額という無駄なく出来るか、相談して来た。
小生の場合、算定基礎となる月額報酬起算月は、65歳となる誕生月の3箇月前だから、丁度契約更改月の2020年07月の月額報酬からになる。
そして、老齢(基礎+厚生)年金は、誕生日到来後の翌月10月&11月の2箇月分を翌偶数月15日だから、2020年12月15日から振込み開始となる。
猶、年金受給開始起算月の2020年09月になっても、厚生年金は、満70歳に迎える前月(2025年08月)迄、健康保険料と共に社会保険料として支払い義務がある。
更に、70歳になっても働いている場合は、厚生年金は支払義務は無くなり、社会保険料は健康保険だけ支払義務が続く。
11時43分 豊橋年金事務所発→一般道 2時間2分 68.2km/92.6km→
13時45分 常滑市陶磁器会館着
【常滑市陶磁器会館&やきもの散歩道】
[31]常滑市陶磁器会館入口にて
15時27分 常滑市陶磁器会館発→一般道 33分 11.1km/103.7㎞→
16時00分 半田・住吉神社着
【住吉三神社】1
[50]「住吉神社とちんとろ祭」解説板
【半田赤レンガ建物】
明治31(1898)年 ドイツから機械技師と醸造技師を迎え、半田町榎下に新ビール工場となる『半田赤レンガ建物』を竣工。本格的ドイツビールの醸造に着手し銘を『加武登麦酒(カブトビール)』と改称
明治33(1900)年 パリ万国博覧会に出品し金賞受賞の栄誉に輝いた / 此の年、ビールに酒税が課せられた
明治38(1905)年 日露戦争が終了すると景気が後退し、ビール業界も再編が始まった
‥→・カブトビールは、「日本第一麦酒(株)」→「加富登麦酒(株)」等、社名変更の変遷を経て‥
昭和08(1933)年 カブトビールは大日本麦酒株式会社と合併
‥→・太平洋戦争中は工場閉鎖
‥→・大日本麦酒(株)はサッポロビール(株)とアサヒビール(株)に分離していった
[57]半田赤レンガ建物前にて1
16時45分 半田赤レンガ建物発→一般道 1時間48分 61.3km/165km→
18時33分 帰宅/走行距離計 165km〔了〕
【小生 comment 】
半田赤レンガ建物は初めて訪れたが、なかなか立派な建物だった
記念にカブトビールの明治ビールと大正ビールの2本を買い帰宅後飲んでみたが、古風な味でなかなか美味であった。
【解説】季語:かざり(=飾)=新年 /
(注1)たわら物:乾鮑(ホシアワビ)・煎海鼠(イリコ)等の正月飾り / 俵詰して運んだ
(注2)(山本(?))冬文((やまもと) とうぶん(生没年不詳)):一説に荷兮の弟と伝えられるも定かでない / 尾張国名古屋の人 /『あら野』などに入句
129 正月(しゃうぐわつ)の魚(うを)のかしらや炭(すみ)だはら 傘下(注1)
【意】正月の様々の料理に用いられる魚の頭は、其の儘うち捨てられるのであろうか? 炭俵の様に / 古来、意味不明とされている句
【解説】季語:正月=新年 /
(注1)加藤傘下(かとう さんか(生没年不詳)):尾張国名古屋の人 / 通称:治助 /『あら野』・『曠野後集』等に入句
130 けさの春(はる)寂(さび)しからざる閑(しづか)かな 冬松(注1)
【意】元日(=新春)の朝 / 平和な満ち足りた閑(しずか)さ / 其れでいて寂しくない不思議さは、此の充実感の為だろうか?
【解説】季語:けさの春=春 /「元朝や 物しづかなる 世の初め」(梅盛)は貞門俳句 /「中七文字」此の時代の工夫
(注1)冬松(とうしょう(生没年不詳)):詳細不明 /『あら野』等に入句
【小生 comment】
次回は、俳諧七部集『あら野』から〔第15回/第131句~140句〕をご紹介する。お楽しみに!
■続いては、先週02月08日(土)11時30分にアポを取り、豊橋年金事務所へ相談に行って来た。
そして、其のついでに、豊川市桜ヶ丘ミュージアム『さくら、はな』展と、豊橋市美術博物館『ストラスブール美術館展/印象派からモダンアートへの眺望』、『常滑市陶磁器会館&やきもの散歩道』、『半田赤レンガ建物』を巡って来た。
行動過程は、以下の通り。
05時00分 起床→腹筋2,000回
06時00分 2.5kg木刀素振り60分
07時05分 入浴→朝食
08時10分 拙宅発→一般道 15分 3.3km→豊橋駅東口→一般道 19分 9.2km/12.5km→
08時44分 豊川市桜ヶ丘ミュージアム着
09時00分 同ミュージアム入館
【豊川市桜ヶ丘ミュージアム『常設展/さくら・はな』展】
[01]山本眞輔『街の朝』1994年 同左銅像の前にて
[02]同上
[03]豊川市桜ヶ丘ミュージアム入口にて
[04]豊川市桜ヶ丘ミュージアム館内『常設展/さくら・はな』展入口にて
[05]橋本博英(1933-2000)『春の道』1992年
[06]岩原良仁(1937- )『桜』1999年
[07]佐原和行(1946-2006)『水映え』2000年
[08]松村公嗣(1948- )『おぼろ月』2002年
(注)上記[05]~[08]の4作品は、平成25年3月開催の同ミュージアム『描かれた日本の美/さくら展』図録より接写
【小生 comment 】
上記添付写真{05}~[08]の絵4作品は、いずれも気品があって素晴らしい。
小生、なかでも橋本博英『春の道』が構図・色彩・dessinが無駄なく解り易く描かれていて大好きだ。
09時24分 豊川市桜ヶ丘ミュージアム発→一般道 25分 8.9km/21.4km→
09時49分 豊橋公園駐車場着
【豊橋市美術博物館『ストラスブール美術館展/印象派からモダンアートへの眺望』】1
[09]豊橋市美術博物館入口前にて
[10]同館内『ストラスブール美術館展/印象派からモダンアートへの眺望』看板前にて
[11]本企画展leaflet
[12]Alfred
Sisley(1839-99)『家のある風景』1873年
[13]Claude
Monet(1840-1926)『ひなげしの咲く麦畑』1890年頃
[14]アルベール=シャルル・ルブール(1849-1928)『ドルドレヒト大聖堂』1896年
[15]Albert
Marquet(1875-1947)『ル・アーヴルの桟橋』1930年頃
[16]Paul
Gauguin(1848-1903)『ドラクロアのエスキースのある静物』1887年
[17]Henri
Martain(1860-1943)『古い家並み』1910年頃
[18]Pierre
Bonnard(1867-1947)『テーブルの上の果物鉢』1934年頃
[19]ロタール・フォン・ゼーバッハ(1853-1930)『屋外、Balconyの女性』1905年
[20]Marie
Laurencin(1883-1956)『マリー・ドルモアの肖像』1949年
[21]リュク・ヒューベル(1888-1974)『後ろを向いて佇む女性、開いた窓の前』1926年
[22]ポール・ウェルシュ(1889-1954)『赤いベストの女性』1930年頃
[23]ロベール・エイツ(1895-1984)『自画像』1928年
[24]Maurice
de Vlaminck(1876-1958)『午後の風景』1919年頃
[25]ルイ・マルク―シ(1878-1941)『Composition』制作年不詳
[26]ジャン・リュルサ(1892-1966)『Balcony』1919年
[27]Vassily
Kandinsky(1866-1944)『冷たい隔たり』1932年
[28]Rene
Magritte(1898-1967)『旅の思い出』1926年
[29]ヴィクトール・ブラウナー(1903-1966)『求婚者』1955年
[30]ジュール・ぺラン(1914-2008)『ポプラの航海』1932年
【小生 comment 】
本企画展は、1998年に開館したフランス、ストラスブール近現代美術館が所蔵する印象派& Modern Art の作品18,000点の中から、110点余りの傑作の数々を展示している。
ホント! 名画って心が癒され、ときめきすら感じさせてくれるので大好きだ。
10時45分 豊橋公園駐車場発→一般道 15分 3㎞/24.4km→
11時00分 豊橋年金事務所着
【豊橋年金事務所】
小生、今秋(2020年9月)65歳を迎え、年金受給が始まる。
其の3箇月前の2020年07月に、昨年就職した現勤務先との1年毎の契約更新が到来する。
其の際、月額報酬を幾らにすれば、年金減額という無駄なく出来るか、相談して来た。
小生の場合、算定基礎となる月額報酬起算月は、65歳となる誕生月の3箇月前だから、丁度契約更改月の2020年07月の月額報酬からになる。
そして、老齢(基礎+厚生)年金は、誕生日到来後の翌月10月&11月の2箇月分を翌偶数月15日だから、2020年12月15日から振込み開始となる。
猶、年金受給開始起算月の2020年09月になっても、厚生年金は、満70歳に迎える前月(2025年08月)迄、健康保険料と共に社会保険料として支払い義務がある。
更に、70歳になっても働いている場合は、厚生年金は支払義務は無くなり、社会保険料は健康保険だけ支払義務が続く。
11時43分 豊橋年金事務所発→一般道 2時間2分 68.2km/92.6km→
13時45分 常滑市陶磁器会館着
【常滑市陶磁器会館&やきもの散歩道】
[31]常滑市陶磁器会館入口にて
[32]常滑焼・陶 兵八
[33]同所入口にて
[34]陶 兵八を出て直ぐのやきもの散歩道にて煙突を back に
[35]廻船問屋「瀧田家」:中庭にて1
[36]同上 同上2
[37]同上 上がり框(かまち)にて
[38]同上 屋敷内にて1
[39]廻船問屋「瀧田家」屋内:「瀧田家と廻船経営」説明布の前にて
[40]同上 屋内にて2
[41]同上 屋内2階
[42]廻船問屋「瀧田家」leaflet
[43]土管坂
[44]国指定 重要有形民俗文化財『登窯(陶栄窯)』:解説板
[45]同上『登窯(陶栄窯)』外観
[46]同上 同上にて
[47]同上 同上 内部1
[48]同上2
[49]やきもの散歩道にて 煙突の前にて
15時27分 常滑市陶磁器会館発→一般道 33分 11.1km/103.7㎞→
16時00分 半田・住吉神社着
【住吉三神社】1
[50]「住吉神社とちんとろ祭」解説板
[51]「入水神社」鳥居前にて
[52]「住吉神社」鳥居前にて
[53]「住吉神社」本殿にて
[54]「住吉天神社縁起」解説板と牛
[55]「住吉天神社」鳥居前にて
[56]「住吉稲荷大明神」鳥居前にて
【半田赤レンガ建物】
明治31(1898)年 ドイツから機械技師と醸造技師を迎え、半田町榎下に新ビール工場となる『半田赤レンガ建物』を竣工。本格的ドイツビールの醸造に着手し銘を『加武登麦酒(カブトビール)』と改称
明治33(1900)年 パリ万国博覧会に出品し金賞受賞の栄誉に輝いた / 此の年、ビールに酒税が課せられた
明治38(1905)年 日露戦争が終了すると景気が後退し、ビール業界も再編が始まった
‥→・カブトビールは、「日本第一麦酒(株)」→「加富登麦酒(株)」等、社名変更の変遷を経て‥
昭和08(1933)年 カブトビールは大日本麦酒株式会社と合併
‥→・太平洋戦争中は工場閉鎖
‥→・大日本麦酒(株)はサッポロビール(株)とアサヒビール(株)に分離していった
[57]半田赤レンガ建物前にて1
[58]同上2
[59]同上3
[60]同上4
[61]半田赤レンガ建物で購入した「兜ビールセット」と「陶 兵八」で購入したお猪口2個(右側手前)
16時45分 半田赤レンガ建物発→一般道 1時間48分 61.3km/165km→
18時33分 帰宅/走行距離計 165km〔了〕
【小生 comment 】
半田赤レンガ建物は初めて訪れたが、なかなか立派な建物だった
記念にカブトビールの明治ビールと大正ビールの2本を買い帰宅後飲んでみたが、古風な味でなかなか美味であった。
0 件のコメント:
コメントを投稿