先ず最初の話題は、松尾芭蕉「俳諧七部集」の第一集『冬の日』から〔第14回/145句~156句〕をお届けする。
田家(でんか)眺望(てうばう)(注1)
(注1)田家眺望:田園風景の大景を詠む
145 霜月(しもつき)や鶴(かう(注1))の彳々(つくづく(注2))ならびゐて
【意】冬十一月の田圃には、鸛
【解説】発句 / 季語:霜月=冬 / 真冬の寂しい田園に鸛(コウノトリ)が数羽降りて来て身動きせずに立ち並んでいる / 物案じでもしているかの様だ
(注1)鶴(かう):鶴の類 / コウノトリ / 羽を霜降(しもふり)と言い、矢羽に用いる
(注2)彳々(つくづく):「彳」は「佇む」の意 /「つくづく」は心を閑にして物を案じ、見聞きして居る様子をいう
146 冬の朝日のあはれなりけり 芭蕉
【意】弱々しい冬の朝日の光の所為で一面寒々として風景だ
【解説】脇 / 季語:冬=冬 /「発句と合わせて一首の歌とした処が俳諧だ」と芭蕉は説明したという〔三冊子〕/
芭蕉は、「発句が題意を十分に表していない」とみて、大景を感じさせる様に付け句したという
147 樫檜(かしひのき)山家(さんか)の体(てい)を木(こ)の葉(は)降(ふる) 重五
【意】樫・檜等の常緑樹に囲まれて山家の体をつくり為した此の家 / 落葉の冬となり差し込む朝陽は弱々しく一段と其の趣を深める /
「冬の来て山もあらはに木の葉降り残る松さへ峰に寂しき」(新古今集)に拠るか / 田家を山家に転じた /
【解説】第三 / 季語:木の葉降=冬 /
148 ひきずるうしの塩(しほ)こぼれつゝ 杜國
【意】そんな木の葉の落ちる山路を牛をひいて通る者がいる / 跡には点々とこぼれた塩が落ちている
【解説】初表四 / 雑 /
149 音もなき具足に月のうすうすと 羽笠
【意】雑兵の粗末な鎧は、金具が触れ合っても音がしない / 月の暗い夜、密かに敵の目を忍んで兵糧を運ぶ雑兵たち /
前句の塩を、山中の砦に籠城する為と詠んだ
【解説】初表五 / 季語:月=秋 /
150 酌とる童(わっぱ・わらべ)蘭(らん)切(きり)にいで 埜水
【意】陣中の慰みに酒を飲む主君の為に、侍童が蘭の花を切りに幕の外に立ち出でる
【解説】初表六 / 季語:蘭=秋 /
151 秋のころ旅の御連歌(ごれんが)いとかりに 芭蕉
【意】貴人の旅の途中、徒然を慰める為に連歌一巻を、ということになったが、取り急ぎ諸事略式で行うこととした /
軍陣の場から貴い都人の旅中に場面を転じた
【解説】初裏一 / 季語:秋のころ=秋 /「いとかりに」は非常に間に合わせに、の意
152 漸(やうや)くはれて富士みゆる寺 荷兮
【意】長旅の途中寺に着いた / 二三日続いた雨がやっと晴れあがり、其の寺から美しい富士山が見えた / 其の寺で連歌の会が催された /
【解説】初裏二 / 雑 /
153 寂(じゃく)として椿の花の落(おつ)る音 杜國
【意】静寂の中、寺の庭に咲いていた椿の花が落下した微かな音が聞こえて来た
【解説】初裏三 / 季語:椿の花=春 /
154 茶に糸遊(いという)(注1)をそむる風の香(か) 重五
【意】たてる茶の芳香がゆかしく漂う / 春風に乗じて、其の香は、麗らかな陽炎を染めるかの様だ /
前句を静閑な茶席とみて「微かな音」に対して「芳香」を出した /
【解説】初裏四 / 季語:糸遊=春 / 雑 /
(注1)糸遊:陽炎のこと
155 雉追(きじおひ)に烏帽子(えぼし)の女(をんな)五三十(ごさんじふ)(注1) 野水
【意】余興として数十人の侍女たちに烏帽子をかぶらせ男装させて、一斉に雉を追い立てる狩の真似をさせている /
【解説】初裏五 / 季語:雉追=春 / 恋=女 / 前句を野外の大茶会等の遊興と見て付けた
(注1)五三十:数十人
156 庭(には)に木曽(きそ)作るこひの薄衣(うすぎぬ) 羽笠
【意】我が邸内の庭園を、木曽の山中の景に作り為し、豪奢な生活を尽くす /
美しい侍女たちは軽羅(=薄くて軽い絹布)を身に纏って傅(かしず)いている / 前句を広大な庭園の中のこととする /
【解説】初裏六 / 季語:薄衣=夏 / 恋=恋の薄衣 /
【小生comment】
次回は『冬の日』の〔第15回〕157句~168句をお届けする。お楽しみに!
■続いての話題は、05月18日(土)に、静岡市美術館『小倉遊亀と院展の画家たち展』→静岡近代美術館『荻須孝徳・熊谷守一展&常設展』→『牧之原市資料館/常設(田沼家史料)展』→資生堂アートハウス『版画を楽しむ〔木版・銅版・lithograph・silk screen〕展』→平野美術館『花鳥の彩り展』と巡って来た模様についてお伝えする。
其の日の行動は以下の通り!
04時45分 起床→腹筋2,000回→2.5kg木刀素振り60分
06時45分 入浴→朝食
07時30分 拙宅発→ 一般道 115km 2時間20分 →
10時00分 静岡市美術館『小倉遊亀と院展の画家たち展』
【静岡市美術館『小倉遊亀と院展の画家たち展』】
[01]静岡市美術館へ登るelevator前にて1
【小生comment】
本企画展は、滋賀県立近代美術館が2018年04月~2021年03月迄休館する為、同館が保有している日本画家・小倉遊 亀(1895-2000)の作品・並びに彼女が活躍した日本美術院の画家たちの作品をお披露目する展覧会である。
滋賀県大津市膳所は、小倉遊亀の母親の故郷で、小倉遊亀が小学校時代を過ごした街である。
【小倉遊亀の略歴】
1895年 03月01日 滋賀県滋賀郡大津町に時計商を営む溝上巳之助の長女として生まれる
1907年 滋賀県立大津高等女学校入学
1913年 03月 同校卒業 / 04月 奈良女子高等師範学校(現・奈良女子大学)国語漢文部入学
1917年 03月 同校卒業 / 04月 京都の第三高等小学校教諭就任
1919年 05月 同校退職し、名古屋市の椙山高等女学校(現・椙山女学園)教諭就任
1920年 03月 同校退職
1926年 09月 再興第13回院展『胡瓜』初入選 / 以後、院展で落選なし
1980年 11月 文化勲章受章
(注)女性画家の文化勲章受章者は以下の 4人
・1948年 上村松園 (1875.04.23-1949.08.27)
・1980年 小倉遊亀 (1895.03.01-2000.07.23)
・1989年 片岡球子 (1905.01.05-2008.01.16)
・1999年 秋野不矩 (1908.07.25-2001.10.11)
1990年 04月 日本美術院理事長就任
2000年 07月23日 逝去
小倉遊亀の作品は日本人の琴線に触れる温かみのある名画が多く、小生、最も好きな女流日本画家である。
10時40分 葵パーキング発→ 一般道1.4km 5分/117㎞ →
10時50分 静岡近代美術館着
【静岡近代美術館『常設展』】
[21]静岡近代美術館前にて1
ご覧の通り、素晴らしい名画ばかりである。
11時40分 静岡近代美術館発→ 一般道 38km 1時間15分 41km/158㎞ →
11時58分 牧之原市資料館着
【牧之原市資料館着『田沼意次展』】
[42]牧之原市資料館前にて1
13時27分 牧之原市資料館発→ 一般道 23km 32分/181km →
14時00分 資生堂アートハウス着
【資生堂アートハウス『版画を楽しむ』】
[50]資生堂アートハウス前にて
青木野枝・脇田和・船越桂の作品は、postcards や 図録になかったので、同じ画家に拠る類似した作品をお示しした。
14時35分 資生堂アートハウス発 → 一般道 32km/213㎞ 45分 →
15時20分 平野美術館着
【平野美術館『花鳥の彩り~近代日本画の精華』】
[59]平野美術館「本企画展」看板前にて
15時52分 平野美術館発 → 一般道41㎞/254㎞
16時45分 拙宅着
今年の紫陽花は沢山咲くぞっ!
[69]紫陽花の蕾の横にて
【後記】昨日(05月25日)は、時習26回生の同期2人と、城巡りの会の大先輩の4人で新城CCにて早朝 golfを楽しんだ。
03時10分 起床 腹筋2,000回
04時00分 2.5kgの木刀素振り60分
05時05分 入浴→朝食
05時40分 中嶋君【時習26 3-2】が市原君【時習26 3-3】を pick up して迎えに来てくれた
05時55分 鈴木さんを途中 pick up
06時25分 新城CC着
06時53分 北 course start〔through〕→南 course
11時48分 hole out
[74] hole out 後 4人で記念撮影1
→入浴→ golf 場 restaurant にて昼食
[77] Golf 場 restaurant にて
鈴木さんは、学部は工学部だが小生の大学の20年先輩だ。。
楽しい数時間はアッと言う間に過ぎ去った
小生、「 Golfは上品な walking 」と位置付け、此処10年近く練習したことがない〔←練習するおカネと時間があったら、好きな美術館や城跡巡りや読書をしていたい〕。
そんな小生、half 60 を切ればOKと割り切って play していたら、後半の half があと少しで50を切れる処迄来て、Olympic も14枚採れたので大満足だった!
[79]小生の後半の score 表
田家(でんか)眺望(てうばう)(注1)
荷兮
(注1)田家眺望:田園風景の大景を詠む
145 霜月(しもつき)や鶴(かう(注1))の彳々(つくづく(注2))ならびゐて
【意】冬十一月の田圃には、鸛
【解説】発句 / 季語:霜月=冬 / 真冬の寂しい田園に鸛(コウノトリ)が数羽降りて来て身動きせずに立ち並んでいる / 物案じでもしているかの様だ
(注1)鶴(かう):鶴の類 / コウノトリ / 羽を霜降(しもふり)と言い、矢羽に用いる
(注2)彳々(つくづく):「彳」は「佇む」の意 /「つくづく」は心を閑にして物を案じ、見聞きして居る様子をいう
146 冬の朝日のあはれなりけり 芭蕉
【意】弱々しい冬の朝日の光の所為で一面寒々として風景だ
【解説】脇 / 季語:冬=冬 /「発句と合わせて一首の歌とした処が俳諧だ」と芭蕉は説明したという〔三冊子〕/
芭蕉は、「発句が題意を十分に表していない」とみて、大景を感じさせる様に付け句したという
147 樫檜(かしひのき)山家(さんか)の体(てい)を木(こ)の葉(は)降(ふる) 重五
【意】樫・檜等の常緑樹に囲まれて山家の体をつくり為した此の家 / 落葉の冬となり差し込む朝陽は弱々しく一段と其の趣を深める /
「冬の来て山もあらはに木の葉降り残る松さへ峰に寂しき」(新古今集)に拠るか / 田家を山家に転じた /
【解説】第三 / 季語:木の葉降=冬 /
148 ひきずるうしの塩(しほ)こぼれつゝ 杜國
【意】そんな木の葉の落ちる山路を牛をひいて通る者がいる / 跡には点々とこぼれた塩が落ちている
【解説】初表四 / 雑 /
149 音もなき具足に月のうすうすと 羽笠
【意】雑兵の粗末な鎧は、金具が触れ合っても音がしない / 月の暗い夜、密かに敵の目を忍んで兵糧を運ぶ雑兵たち /
前句の塩を、山中の砦に籠城する為と詠んだ
【解説】初表五 / 季語:月=秋 /
150 酌とる童(わっぱ・わらべ)蘭(らん)切(きり)にいで 埜水
【意】陣中の慰みに酒を飲む主君の為に、侍童が蘭の花を切りに幕の外に立ち出でる
【解説】初表六 / 季語:蘭=秋 /
151 秋のころ旅の御連歌(ごれんが)いとかりに 芭蕉
【意】貴人の旅の途中、徒然を慰める為に連歌一巻を、ということになったが、取り急ぎ諸事略式で行うこととした /
軍陣の場から貴い都人の旅中に場面を転じた
【解説】初裏一 / 季語:秋のころ=秋 /「いとかりに」は非常に間に合わせに、の意
152 漸(やうや)くはれて富士みゆる寺 荷兮
【意】長旅の途中寺に着いた / 二三日続いた雨がやっと晴れあがり、其の寺から美しい富士山が見えた / 其の寺で連歌の会が催された /
【解説】初裏二 / 雑 /
153 寂(じゃく)として椿の花の落(おつ)る音 杜國
【意】静寂の中、寺の庭に咲いていた椿の花が落下した微かな音が聞こえて来た
【解説】初裏三 / 季語:椿の花=春 /
154 茶に糸遊(いという)(注1)をそむる風の香(か) 重五
【意】たてる茶の芳香がゆかしく漂う / 春風に乗じて、其の香は、麗らかな陽炎を染めるかの様だ /
前句を静閑な茶席とみて「微かな音」に対して「芳香」を出した /
【解説】初裏四 / 季語:糸遊=春 / 雑 /
(注1)糸遊:陽炎のこと
155 雉追(きじおひ)に烏帽子(えぼし)の女(をんな)五三十(ごさんじふ)(注1) 野水
【意】余興として数十人の侍女たちに烏帽子をかぶらせ男装させて、一斉に雉を追い立てる狩の真似をさせている /
【解説】初裏五 / 季語:雉追=春 / 恋=女 / 前句を野外の大茶会等の遊興と見て付けた
(注1)五三十:数十人
156 庭(には)に木曽(きそ)作るこひの薄衣(うすぎぬ) 羽笠
【意】我が邸内の庭園を、木曽の山中の景に作り為し、豪奢な生活を尽くす /
美しい侍女たちは軽羅(=薄くて軽い絹布)を身に纏って傅(かしず)いている / 前句を広大な庭園の中のこととする /
【解説】初裏六 / 季語:薄衣=夏 / 恋=恋の薄衣 /
【小生comment】
次回は『冬の日』の〔第15回〕157句~168句をお届けする。お楽しみに!
■続いての話題は、05月18日(土)に、静岡市美術館『小倉遊亀と院展の画家たち展』→静岡近代美術館『荻須孝徳・熊谷守一展&常設展』→『牧之原市資料館/常設(田沼家史料)展』→資生堂アートハウス『版画を楽しむ〔木版・銅版・lithograph・silk screen〕展』→平野美術館『花鳥の彩り展』と巡って来た模様についてお伝えする。
其の日の行動は以下の通り!
04時45分 起床→腹筋2,000回→2.5kg木刀素振り60分
06時45分 入浴→朝食
07時30分 拙宅発→ 一般道 115km 2時間20分 →
10時00分 静岡市美術館『小倉遊亀と院展の画家たち展』
【静岡市美術館『小倉遊亀と院展の画家たち展』】
[01]静岡市美術館へ登るelevator前にて1
[02]同上2
[03]静岡市美術館入口前の本企画展看板前にて
[04]静岡市美術館看板前にて
[05]小倉遊亀と両親
[06]本企画展看板/絵は『姉妹(あねいもうと)』1970年
[07]横山大観(1868-1958)『東山暁色図』1925年
[08]小倉遊亀『首夏(しゅか)』1928年
[09]同『花屑』1950年
[10]同『娘』1951年
[11]同『憩う』1960年〔←modelは越路吹雪(1924-80)〕
[12]同『画人像』1961年
[13]同『佳器』1956年」
[14]同『雪』1977年
[15]『雪』のモデル、武原はん(左)と小倉遊亀(右) 1961年
[16]同『或る御神像』1978年
[17]同『半夏生』1990年
[18]同『紅白紫黄』1989年
[19]同『盛花』2000年
[20]守屋多々志『衣香』〔部分〕1975年
【小生comment】
本企画展は、滋賀県立近代美術館が2018年04月~2021年03月迄休館する為、同館が保有している日本画家・小倉遊 亀(1895-2000)の作品・並びに彼女が活躍した日本美術院の画家たちの作品をお披露目する展覧会である。
滋賀県大津市膳所は、小倉遊亀の母親の故郷で、小倉遊亀が小学校時代を過ごした街である。
【小倉遊亀の略歴】
1895年 03月01日 滋賀県滋賀郡大津町に時計商を営む溝上巳之助の長女として生まれる
1907年 滋賀県立大津高等女学校入学
1913年 03月 同校卒業 / 04月 奈良女子高等師範学校(現・奈良女子大学)国語漢文部入学
1917年 03月 同校卒業 / 04月 京都の第三高等小学校教諭就任
1919年 05月 同校退職し、名古屋市の椙山高等女学校(現・椙山女学園)教諭就任
1920年 03月 同校退職
1926年 09月 再興第13回院展『胡瓜』初入選 / 以後、院展で落選なし
1980年 11月 文化勲章受章
(注)女性画家の文化勲章受章者は以下の 4人
・1948年 上村松園 (1875.04.23-1949.08.27)
・1980年 小倉遊亀 (1895.03.01-2000.07.23)
・1989年 片岡球子 (1905.01.05-2008.01.16)
・1999年 秋野不矩 (1908.07.25-2001.10.11)
1990年 04月 日本美術院理事長就任
2000年 07月23日 逝去
小倉遊亀の作品は日本人の琴線に触れる温かみのある名画が多く、小生、最も好きな女流日本画家である。
10時40分 葵パーキング発→ 一般道1.4km 5分/117㎞ →
10時50分 静岡近代美術館着
【静岡近代美術館『常設展』】
[21]静岡近代美術館前にて1
[22]同上2
[23]林武『薔薇』制作年不詳
[24]カミーユ・コロー(1796-1875)『サントゥーアン島の渡し守』1865-70年
[25]梅原龍三郎(1888-1986)『薔薇図』制昨年不詳
[26]熊谷守一(1880-1977)『坐裸婦図』1960年
[27]同『向日葵』1957年頃
[28]同『猫』1951年
[29]レオナール・フジタ『巴里 ボージラール街』1937年
[30]アルベール・マルケ(1875-1947)『セーヌ川』1916年
[31]Maurice de
Vlaminck(1876-1958)『道端の家』制昨年不詳
[32]浅井忠(1856-1907)『農村納屋』制昨年不詳
[33]藤島武二(1867-1943)『朝熊山の日の出』1931年
[34]金山平三(1883-1964)『十国峠の富士』制昨年不詳
[35]同『百両橋上流』1945-56年
[36]安井曾太郎『果実図』1937年
[37]小磯良平(1903-88)『踊り子』1939年頃
[38]曽宮一念(1893-1994)『八ヶ岳夏雲』1964年
[39]福本章(1932-2011)『朝の光(ベニス)』2007年
[40]小山敬三(1897-1987)『紅浅間』制昨年不詳
[41]向井潤吉(1901-95)『妻籠宿(旧往還)』制昨年不詳
ご覧の通り、素晴らしい名画ばかりである。
11時40分 静岡近代美術館発→ 一般道 38km 1時間15分 41km/158㎞ →
11時58分 牧之原市資料館着
【牧之原市資料館着『田沼意次展』】
[42]牧之原市資料館前にて1
[43]同上2
[44]同上3
[45]同上4
[46]同上5
[47]遠州相良藩主 田沼意次(1719-1788)
[48]まぼろしの名城「相良城」
[49]牧之原市資料館
13時27分 牧之原市資料館発→ 一般道 23km 32分/181km →
14時00分 資生堂アートハウス着
【資生堂アートハウス『版画を楽しむ』】
[50]資生堂アートハウス前にて
[51]同上入口にて1
[52]同上2
[53]本企画展 leaflet
[54]PERICLE
FAZZINE『後脚で立つ馬』1972年
の前にて
[55]小山雪岱『灯影』1940年
[56]青木野枝『薬玉(くすだま)3』1999年
[57]脇田和(1908-2005)『飛花』1985年
[58]船越 桂『青いガラスの夜のためのドローイング』1993年
青木野枝・脇田和・船越桂の作品は、postcards や 図録になかったので、同じ画家に拠る類似した作品をお示しした。
14時35分 資生堂アートハウス発 → 一般道 32km/213㎞ 45分 →
15時20分 平野美術館着
【平野美術館『花鳥の彩り~近代日本画の精華』】
[59]平野美術館「本企画展」看板前にて
[60]平野美術館入口にて
[61]松尾敏男(1926-2016)『花王』昭和後記
[62]野島青茲(1915-1971)『炎』1970年
[63]小野竹喬(1889-1979)『春』1974年頃
[64]今井守彦(1923-2013))『華』1981年
[65]木下章(1927-2017)『山ざくら』1981年
[66]栗原幸彦(1951- )『夏』1993年
[67]野々内良樹『緑映』1983年
[68]石踊達哉『巡る季節』2000年
15時52分 平野美術館発 → 一般道41㎞/254㎞
16時45分 拙宅着
今年の紫陽花は沢山咲くぞっ!
[69]紫陽花の蕾の横にて
[70]紫陽花の蕾群1
[71]同上2
[72]梅の実1
[73]同上2
【後記】昨日(05月25日)は、時習26回生の同期2人と、城巡りの会の大先輩の4人で新城CCにて早朝 golfを楽しんだ。
03時10分 起床 腹筋2,000回
04時00分 2.5kgの木刀素振り60分
05時05分 入浴→朝食
05時40分 中嶋君【時習26 3-2】が市原君【時習26 3-3】を pick up して迎えに来てくれた
05時55分 鈴木さんを途中 pick up
06時25分 新城CC着
06時53分 北 course start〔through〕→南 course
11時48分 hole out
[74] hole out 後 4人で記念撮影1
[75]同上2
[76]同上3
→入浴→ golf 場 restaurant にて昼食
[77] Golf 場 restaurant にて
[78]同上2
鈴木さんは、学部は工学部だが小生の大学の20年先輩だ。。
豊川に本社がある某大手 maker の技術部門の Top を務め上げられた方だ。
昭和10年5月生まれなので満84歳だが矍鑠とされ実に若々しい。
中嶋君の高3の時のクラス担任である松井先生と同期で竹馬の友だ。
我等同期3人は、「20年経って八十路半ばになっても、今日の鈴木さんの様に後輩たちと元気に golfが出来るよう頑張ろうナ!」と誓い合った!!楽しい数時間はアッと言う間に過ぎ去った
小生、「 Golfは上品な walking 」と位置付け、此処10年近く練習したことがない〔←練習するおカネと時間があったら、好きな美術館や城跡巡りや読書をしていたい〕。
そんな小生、half 60 を切ればOKと割り切って play していたら、後半の half があと少しで50を切れる処迄来て、Olympic も14枚採れたので大満足だった!
[79]小生の後半の score 表
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