■皆さん、お変わりありませんか? 今泉悟です。此処の処毎日が忙しく、結果、一週間《会報》の配信をお休みした格好になりました。其処で今日、【時習26回3−7の会 0854】号をお届けします。
今日最初の話題は、松尾芭蕉(1644-94)「俳諧七部集『あら野』から〔第72回/巻之八~第701句~710句〕」をご紹介する。
如暗得燈(やみにともしびをえたるがごとし)
701 秋(あき)のよやおびゆるときに起(おこ)されるゝ
【意】眠っているうちに悪夢にうなされていると、人が気付いて起こしてくれた / もし起こして貰えなかったら、此の秋の夜長を一晩中苦しい眠りを続ける処だった / 此れこそ「暗闇に灯びを得たるが如し」だ
【解説】季語:秋のよ=三秋 /
神 祇(じんぎ)
702 古宮(ふるみや)や雪(ゆき)じる(注1)かゝる獅子頭(ししがしら)(注2) 釣雪(注3)
【意】古い神社の鳥居の傍の狛犬が鎮座している / 其の狛犬の頭に雪解けの水が滴(したた)り落ちている / 春先の風景
【解説】季語:雪じる=春 / 此の古宮は、北野天満宮
(注1)雪じる:雪解けの水
(注2)獅子頭:社頭の狛犬(こまいぬ)の頭
(注3)大橋釣雪(おおはし ちょうせつ(生没年不詳)):尾張国名古屋の大橋左衛門 /『あら野』等に入句
二月廿五日(注1)奉納(にぐわつにじふごにちほうなふ)に
(注1)二月廿五日:菅原道真の忌日 / 菅原道真は、延喜03(=903)年02月25日、大宰府にて悲運の最期を遂げた
703 きさらぎや廿四日(にじふよつか)の月(つき)の梅(うめ) 荷兮(注1)
【意】二月二十四日 / 明日は管公の命日 / 盛りを過ぎ散りかけている梅花、其の梅の木の枝に、二十五日の痩せて力のない下弦の月の光がさしている / 全て遥か昔の道真公の死を悼んでいる様だ
【解説】季語:きさらぎ=仲春・梅=初春 / 神社は北野天満宮 / 以下の梅に関する句は、全て北野天満宮の梅を詠んだものとみられる
(注1)山本荷兮(やまもと かけい(1648(?)-1716.10.10(享保元年08月25日(享年69歳))):本名:山本周知 / 尾張国名古屋の医者 / 通称:武右衛門・太一・太市 / 別号:橿木堂・加慶 / 1684(貞亨元)年以来の尾張国名古屋蕉門の重鎮 / 後年、内紛に撚り芭蕉と袖を分かつ / 荷兮のstanceは保守的で、芭蕉の唱導した俳諧革新、中でも「軽み」には迎合出来なかった / 離反前は、『冬の日』、『春の日』、『阿羅野』等の句集を編纂 /芭蕉が『更科紀行』出立に際しては、奴僕を提供する等、旅の安全も支援している
704 しんしんと(注1)梅(うめ)散(ちり)かゝる庭火(にはび)(注2)哉(かな) 同
【意】月暗く、夜の深まりと共に篝火の明るさが際立つ / 其の燃え盛る篝火の明りに急かされる様に梅花が散っていくのが浮かび上って見える
【解説】季語:梅=初春 /
(注1)しんしんと:夜の深まり行く様
(注2)庭火:神楽等の時に焚(た)く篝火
705 鶯(うぐひす)も水(みづ)あびてこよ神(かみ)の梅(うめ)(注1) 龜洞(注2)
【意】鶯よ、此の神苑の梅は疎かな梅ではないぞ / 道真公に愛され慕った梅に因み、境内に植えられた神木だ / だから斎戒沐浴してからとまって唄いなさい
【解説】季語:梅=初春 /
(注1)神の梅:菅原道真が愛した梅の木は、道真が大宰府に左遷された後、彼の後を追って大宰府安楽寺迄飛んだという
(注2)武井亀洞(たけい きどう(?-1687(貞亨04年11月)):尾張国名古屋の人 /『春の日』に初出 /越智越人の弟子と言われる /『あら野』・『庭竈集』等に入句
706 上下(かみしも)(注1)のさはらぬやうに神(かみ)の梅(うめ) 昌碧(注2)
【意】此(=北野天満宮)の梅は、菅原道真公所縁の樹木だ / うっかり触れて散らすことのない様、此の神社では上下(=裃)の肩をすぼめて歩かねばなるまい
【解説】季語:梅=初春 /
(注1)上下:袴と肩衣(かたぎぬ) / 肩衣のへりに芯を入れ、貞享・元禄年間の頃、其の幅は一尺に及んだという
(注2)昌碧(しょうへき(生没年不詳)):尾張国名古屋の人 / 貞亨04年11月『笈の小文』の旅の折、蕉門に入門 /『あら野』などに入句
707 灯(ともしび)(注1)のかすかなりけり梅(うめ)の中(なか) 釣雪
【意】流石に道真公を祀った天満宮の境内だ / 所縁の梅は見事に咲き誇っている / だから此の梅林の中では、境内の神灯も、影が薄く今にも消え入りそうだ /
【解説】季語:梅=初春 /
(注1)灯:北野天満宮境内の神灯
708 何(なに)とやらお(=を)がめば寒(さむ)し梅(うめ)の花(はな) 越人(注1)
【意】此の神社で梅の花を拝すると、何とも言い難く、身の引き締まる思いがする
【解説】季語:梅=初春 / 菅原道真公が深く愛した梅、又道真公を慕って筑紫大宰府迄飛んだという梅 / 其の奇瑞が心に浮かぶ心象風景を詠んだか‥
(注1)越智越人(1656-1739(?)):北越の人 / 越智十蔵 / 別号:負山子、槿花翁など /『春の日』の連衆の一人、尾張蕉門の重鎮 /『更科紀行』に同行、其の儘江戸まで同道 / 一月後の作品『芭蕉庵十三夜』にも登場/『鵲尾冠』・『猫の耳』等 / 芭蕉は、越人に対して実に好感を持っていた /『笈の小文』で伊良子岬に隠れている杜国を訪ねた時にも越人が同行している
709 覚(おぼ)えなく(注1)あたまぞさがる神(かみ)の梅(うめ) 舟泉(注2)
【意】何故とは解らないのであるが、崇敬の念に打たれて頭を垂れて仕舞う / 菅原道真公所縁の梅の木を、此の神苑で排すると‥
【解説】季語:梅=初春 /「あたまぞさがる」という具体的記述が俳諧的表現
(注1)覚えなく:知らず知らず
(注2)永田舟泉(ながた しゅうせん(1654(?)-1737.11.19(元文02年10月27日(享年84歳))):三河国挙母(現・豊田市挙母町)生まれの、尾張国名古屋の人 / 通称:六兵衛 / 貞亨04年に蕉門に入門 /『あら野』・『曠野後集』等に入句
710 月代(さかやき)(注1)もしみるほど也(なり)梅(うめ)の露(つゆ) 雨桐(注2)
【意】天神参詣に出かけて来ると、神苑の梅の木の枝から露が落ちて、剃りたての頭には特に冷たく感じられる
【解説】季語:梅=初春 /「しみる」に、神威の有難さを暗示する
(注1)月代(さかやき):平安時代、男子が冠や烏帽子(えぼし)をかぶったとき、髪の生え際が見えないように額ぎわを半月形にそり上げたもの / 社寺参詣等に際しては特に身なりを整え、男子は前頭部もきちんと剃る
(注2)雨桐(うとう(生没年不詳)):尾張国名古屋の人 /『春の日』・『あら野』等に入句
【小生 comment】
次回は、俳諧七部集『あら野』から〔第73回/巻之八~第711句~720句〕をご紹介する。お楽しみに!
■続いては、03月05日(金)に、JR大津駅→JR南草津駅→「草津宿」→旧東海道「野路一里塚跡」→「野路 萩の玉川」→旧東海道「月輪一里塚跡」→「瀬田唐橋」→「粟津の晴嵐〔≒旧東海道「粟津一里塚跡」〕」→「義仲寺」→旧東海道「石場一里塚跡」と〔21km 27,405歩〕巡り歩いて来た模様についてお伝えする
02時00分 起床→腹筋2,000回→
02時55分 2.5kg木刀素振り55分
03時50分 入浴→朝食→
04時27分 拙宅発→一般道→湾岸長島IC→ 伊勢湾岸 →東名阪→新名神→名神→大津SA・IC〔料金2,600円〕→一般道→3時間00分 192㎞→
07時27分 JR琵琶湖線「大津駅駅」北口近隣駐車場着
08時00分 JR琵琶湖線「大津駅」発→琵琶湖線→JR南草津駅→
.
【JR大津駅→JR膳所駅】
.
[01][左上] JR「大津駅」北口駅前にて
[右上]同 platform にて
[左下]同 platform 草津・米原方面案内
[中下]同 08時00分JR大津駅発米原ゆき電車
[右下]同 大津駅の次駅「膳所」
.
【JR石山駅→JR瀬田駅→JR南草津駅】
.
[右上]JR「瀬田駅」
[左下]JR「南草津駅」platformにて~米原ゆき電車
[中下]同 同 同所にて
[右下]同 同 南口駅前にて
.
08時50分 旧東海道「野路一里塚跡」着
.
【旧東海道「野路一里塚跡」】
.
[右上]同 同上2
[左下]同 同上3
[中下]同 同上4
[右下]同 同所解説
.
【旧東海道「野路一里塚跡」→旧東海道街並〔野路〕】
.
. 大津は、景観条例が確りしているのだろう、Coco壱番屋も、MacDonaldも街並に調和していて気持ちがいい!
.
[右上]旧東海道「野路一里塚跡」→「月輪一里塚跡」への Google 航空 map
[左下]旧東海道街並〔草津市・野路〕「CoCo壱番屋」
[中下]同〔同〕「MacDonald」
[右下]同〔同〕同所にて
.
【旧東海道街並〔野路〕】
.
[右上]同〔同〕風景2
[左下]同〔同〕「草津歴史街道・東海道」解説板
[中下]同〔同〕同所にて1
[右下]同〔同〕風景3
.
【野路 萩の玉川】
.
. あすもこん 野路の玉川 萩こえて 色なる浪に 月宿りけり
. 源俊頼(1055-1129)
.
[右上]同 同所
[左下]同 同所 解説板
[中下]同 同所 野路駅の名残り 解説板
[右下]ようこそ南草津 案内板
.
【旧東海道街並〔南笠東〕】
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[右上]同〔同〕風景2
[左下]同 同所 風景3
[中下]同 同所 風景4
[右下]同 同所 同所にて
.
【旧東海道街並〔月輪〕】
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[右上]同〔同〕同所にて2
[左下]同〔大津市・月輪〕案内板
[中下]同〔同〕同所にて3
[右下]同〔同〕同所にて4
.
[右上]同〔同〕同所にて2
[左下]同〔同〕風景2
[中下]同〔同〕同所にて3
[右下]同〔同〕同所4
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【旧東海道街並〔一里山〕 】
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[右上]同〔同〕同所にて2
[左下]同〔同〕風景1
[中下]同〔同〕風景2
[右下]同〔同〕風景3「地蔵尊」
.
11時43分 旧東海道「月輪一里塚跡」着
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【旧東海道「月輪一里塚跡」 】
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[右上]同 同上2
[左下]同 同上3
[中下]同 同所のGoogle 航空 map
[右下]同 同所
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11時59分 旧東海道〔大津市・一里山〕道標着
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【旧東海道街並〔一里山〕 】
.
[12][左上]旧東海道街並〔大津市・一里山〕風景1「道標」横にて
[右上]同〔同〕風景2
[左下]同〔同〕風景3
[中下]同〔大津市・大江〕大江千里の奥方が此の地に住んでいた旨の解説板
[右下]同〔同〕風景1
.
12時59分 大津市・神領着
13時07分 瀬田唐橋着
13時17分 同所発→旧東海道「粟津一里塚跡」が付近にあったという「粟津の晴嵐」へ向かう
.
【旧東海道街並〔大津市・神領〕→近江八景の一つ「瀬田夕照」~「瀬田唐橋」】
.
[13][左上]旧東海道街並〔大津市・神領〕~「たにしあめ」看板
[右上]同〔大津市・瀬田〕「瀬田唐橋」欄干 同所にて1
[左下]同〔同〕同1
[中下]同〔同〕同 同所にて2
[右下]同〔同〕同2
.
13時48分「粟津の晴嵐」着
.
【旧東海道「粟津一里塚跡」≒「粟津の晴嵐」】
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[右上]同 上2
[左下]同「粟津の晴嵐」解説板
[中下]同 Google 航空 map「粟津の晴嵐」〔≒旧東海道「粟津一里塚跡」〕→旧東海道「石場一里塚」
. 石場一里塚は現存しない / 大津市松本一丁目辺りにあったという
[右下]同「粟津の晴嵐」を跡にして石碑を振り返る
.
14時15分 京阪石山坂本線電車に大津市杉浦町の踏切にて遭遇
14時30分 大津市・中庄を通過
14時52分 大津市・丸の内町を通過
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【旧東海道街並〔杉浦・中庄・丸の内〕】
.
[15][左上]京阪石山坂本線電車に大津市杉浦町の踏切にて遭遇
[右上]旧東海道街並〔大津市・中庄〕風景1
[左下]同〔同〕風景2
[中下]同〔大津市・丸の内〕風景1
[右下]同〔同〕同所にて
.
14時57分 和田神社着
.
【和田神社〔木下〕】
.
[16][左上]和田神社 鳥居前にて
[右上]同 神楽殿前にて
[左下]同 拝殿前にて
[中下]同 大津市指定文化財 天然記念物「和田神社の銀杏」大樹
[右下]同 同 解説板
.
【和田神社・由緒→旧東海道街並〔西の庄〕】
.
[右上]旧東海道街並〔大津市・西の庄〕風景1
[左下]同〔同〕石坐(いわい)神社 鳥居
[中下]同〔同〕同 由緒 解説板
[右下]同〔同〕同 拝殿前にて
.
15時32分 義仲寺着
.
【旧東海道街並〔西の庄〕→「義仲寺」】
.
[右上]同〔西の庄「義仲寺」〕前の旧東海道にて
[左下]同〔同〕同寺山門前にて
[中下]同〔同〕朝日堂内部
[右下]同〔同〕松尾芭蕉の墓にて1
.
【「義仲寺」→旧東海道街並〔打出浜〕】
.
[19][左上]旧東海道街並〔義仲寺〕松尾芭蕉(1644-94.11.28)の墓にて2
[右上]同〔同〕菅沼曲水(=曲翠(1859-1717.08.26)))の墓にて
[左下]同〔同〕山門前にて~義仲寺のスタッフのお二人と three shot
. 御朱印を頂戴し乍ら、「‥‥
(1)旧東海道を walking 中で舞坂から大津まで4箇月余り続けている話
(2)松尾芭蕉が大好きで現在「あら野」1000句余りの句のうち700句近くまで読み進めている話
(3)膳所藩士の中老で松尾芭蕉門下生で幻住庵を提供した、そして最期は膳所藩の奸臣を成敗し自らも切腹して果てた菅沼曲水の生き様の潔さに感動した話
‥‥」をしたら、意気投合して3人で記念撮影することに!
[中下]同〔大津市・打出浜〕風景
[右下]同〔義仲寺〕から旧東海道を「石場一里塚」があったとされる松本一丁目を目指した際の Google 航空 map
.
【旧東海道街並〔石場・松本・京町〕】
.
[右上]旧東海道街並〔大津市・石場〕風景
[左下]同〔大津市・松本〕風景1
[中下]同〔同〕風景2
[右下]同〔京町〕風景1
.
【旧東海道街並〔中央・京町〕 】
.
[右上]同〔大津市・京町〕風景2
[左下]同〔同〕同所にて
[中下]同〔同〕京阪石山坂本線「坂本比叡山口」ゆき電車
[右下]同 JR大津駅・大津宿大塚本陣跡のGoogle航空 map
.
【大津宿「大津か本陣跡」・本日の踏破距離と歩数】
.
[右上]同 同上2
[左下]同 同所解説板
[中下]同 同所全景
[右下]同 当日の踏破距離&歩数〔21㎞・27,405歩〕
.
17時10分 JR大津駅北口近隣駐車場発→一般道→大津IC→名神→新名神→伊勢湾岸→みえ川越IC→一般道→3時間 213km→
21時10分 帰宅〔走行距離計 405km〕
.
. 愈々次回は、大津宿→京都三条大橋だ
. 楽しみだ!〔了〕
.
■続いての話題である
. 翌03月06日(土)は、浜松駅前の補聴器センターへ3箇月に一度の点検の為、自家用車にて訪問
.
08時10分 拙宅発→一般道50分 42㎞ →
09時00分 補聴器センター着
09時15分 同所発→
09時50分 アクトシティ浜松友の会「ビバーチェクラブ」~ticketcenter着
10時20分 同所近隣駐車場発→一般道132㎞
13時15分 らあめん専門店「陣屋」駐車場着
13時50分 同所発→一般道5分 1㎞→
14時00分 N歯科医院にて月に一度の歯科健診
14時40分 同所発→一般道 57分 27km→
.
【Vivace clubにて入手した仲道郁代 Piano Recital ticket】
.
[23][左]仲道郁代 Piano Recita leaflet
[右]同 & 当日のticket
.
. 05月22日開演の Piano
Recital は、
(1) Mozartの幻想曲 ハ短調
(2)
Schuman 幻想曲 ハ長調
(3) Beethoven Piano Sonata No.28〔後期piano sonata 5曲の先陣を切る名曲〕
(4) Schubertさすらい人幻想曲という、正真正銘の名曲4曲
. 小生、此れ等4曲が大好きなので、Recitalをホント楽しみにしている
.
【らあめん専門店「陣屋」にて昼食】
.
[右上]らあめん専門店「陣屋」常連だった藤井聡太二冠が四段昇段直後に作成した「27手詰」と六段昇進直後にらあめん専門店「陣屋」宛に揮毫した「飛翔」の色紙
[右中]小生の超定番「味噌シャーシュー麵」
[右下]らあめん専門店「陣屋」カウンターに常備された薬味一覧
.
15時37分 一宮市三岸節子記念美術館着
.
【一宮市三岸節子記念美術館『自画像』展】
.
[25][左上]一宮市三岸節子記念美術館 同館入口前の本企画展看板前にて
[右上]同 館内 本企画展写真撮影 cornerにて1
[左下]同 同 同上2
[中下]黒田清輝(1866-1924)・自画像
[右下]黒田清輝『湖畔』1897年
.
. 彼の作品は、後記『三岸節子像』ご参照
[右上]安井曾太郎(1888-1955)・自画像
[左下]安井曾太郎『薔薇』
[中下]佐伯祐三(1898-1928)・自画像
[右下]佐伯祐三『広告貼り』
.
[右上]荻須高徳(1901-86)・自画像
[左下]荻須高徳『グラン・カナル』1957年
[中下]鴨居 玲(1928-85)・自画像
[右下]鴨居 玲『時計』1962年
.
[28][左上]本企画展 leaflet / 絵は 靉光(本名 : 石村日郎(1907-46))・自画像
[右上]梅原龍三郎(1888-1986)・自画像
[左下]梅原龍三郎『高峰秀子嬢』1950年
[中下]東郷青児(1897-78)・自画像
[右下]東郷青児『バラ一輪』
.
[右上]松本竣介 (1912-1948)・自画像
[左下]松本竣介『立てる像』1942年
[中下]野見山暁治(曉治(1920- )・自画像
[右下]野見山暁治『かけがえのない空』2011年
.
【一宮市三岸節子記念美術館『三岸節子・常設展』】
.
[右上]岡田三郎助『三岸節子像』
[左下]同 三岸節子『自画像』1925年
[中下]同『花』1952年
[右下]同『飛ぶ鳥(火の山にて)』1962年
.
[右上]同『小さな町(アンダルシア)』1987年
[左下]同『白い花(ヴェロンにて)』1989年
[右下]同『さいたさいたさくらがさいた』1998年
.
16時43分 一宮市三岸節子記念美術館駐車場発→一般道 102km→
19時57分 帰宅〔走行距離計 303km〕
.
. 今日と今日の二日間で 708km 走った
.
【後記】2021年03月07日(日)、拙宅でも春の花、椿が満開を迎えた
. 小生は、全く世話していないが、亡父が丹精込めて育てていた椿が色とりどりの花を毎春咲かせてくれる
. 紅白の椿花の対照的色合いがいい
.
【前書】河東碧梧桐の名句をもじって拙句を一句
.
. 赤い椿白い椿と咲き散りぬ 悟空
.
. 写真は拙宅の庭に咲いている椿花
.
[32][左上]拙宅の庭 同所に咲いている椿花を back に
[右上]同 同所の赤い椿の落花
[左下]同 同所に咲いている白い椿
[中下]同 同 同所にて
[右下]同 同所に咲いている赤白斑色の椿花
.
[右上]同 同 同上2
[右中]同 同 同上3
[右下]同 同 白地に赤色が加わった椿花
.
. 今日最後にお届けするのは、小・中・高・大の同窓同期で時習26回生の親友岩瀬君の奥様から、小生の俳句好きに興味を持たれもし良かったらと、お母様の句集「野菊集 五」をご紹介下さった中からご紹介したい
. 本書で【冠句(かんく)】なるものを教えて頂いた
. 冠句は、元禄六(1693)年、京都の俳諧師、堀内雲皷によって、上五句を提示し、付句の十二文字を作句する江戸時代に大流行した最短詩文芸
. 川柳の様に季語は不要だが、叙情性に富み川柳の様なシニカルさは薄い
. 小生、今回初めて教えて頂いたが、即大好きになった
. 其処で、紹介して下さった「野菊集 五」の中から幾つかご紹介したい
.
. 2020年03月〈目に染みる〉(松浦外郎 選)
【特選】目に染みる 優しい言葉かけられて
【佳吟】目に染みる 赤い椿が落ちている
.
. 小生「赤い椿が落ちている」の付句で此の名句が浮かんだ
.
. 赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐 (1873-1937)
.
. そして小生も触発され次の拙句が浮かんだ‥
.
【拙句】目に染みる 恋の蹉跌を思ひ出し 悟空
.
. 2020年04月〈回り道〉(加藤直子 選)
【佳吟】回り道 ふとしてあの方 会えるかも
【佳吟】回り道 友との会話 楽しくて
.
【拙句】回り道 来し方を今 噛み締める 悟空
【拙句】回り道 あゝ青春の 苦き恋 悟空
【拙句】回り道 忍耐続け 今がある 悟空
【拙句】回り道 だからこそ知る 真の友 悟空
【拙句】回り道 して筋トレで 若くなり(笑) 悟空
.
[右]奥田としえ著『野菊集 五』
.
. 2021年03月09日(火)朝の拙宅の玄関脇に咲いていた沈丁花!
.
【前書】芳しい香りがした‥
.
. 麗かに時節が馨る沈丁花 悟空
.
[右上]同上2
[右中]同上3
[右下]同上4
.
. 03月12日(金)は、週一回の公休日
. 小生が尊敬する松尾芭蕉の墓所義仲寺を3回訪れた時〔‥ 1回目(左上)2007/04/30・2回目(右上)2020/10/18・3回目(左下)2021/03/05 ‥〕の写真と2回目・3回目の訪問時に入手した御朱印をご紹介する
. 14年前、半年前、1週間前の小生、経年劣化してますネェ
.
[36][左上] 2007/04/30
義仲寺訪問時中嶋君と山門前にて
[右上] 2020/10/18 同寺訪問時山門にて
[左下] 2021/03/05 同上山門にて
[中下] 2020/10/18 入手した義仲寺御朱印1
[右下] 2021/03/05 同上2
.
. では、また‥〔了〕
*
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