2019年8月16日金曜日

【時習26回3−7の会 0770】~「松尾芭蕉:俳諧七部集『春の日』から〔第8回〕」「08月04日:開業20周年記念 ホテルグランコート名古屋OB会に参加して」「08月11日:杉本美術館『杉本健吉が見ていた時代~明治・大正・昭和・平成~』『恋の水神社』を見て巡って」「08月14日:時習26回生ミニ同期会『四人会』にて松井S記君を囲んで」

■皆さん、お変わりありませんか?  今泉悟です。今日も【時習26回3−7の会 0770】号をお届けします。
■今日最初の話題は、松尾芭蕉「俳諧七部集」の第二集『春の日』から〔第8回/85句〜96句〕をお届けする。
         
  今宵は更(ふけ)たりとてやみぬ、同十九日荷兮室(しつ)にて
         
【意】今宵は時刻も遅くなったので中断して、19日に荷兮の部屋にて連句を続行した
         
85 咲けわけの菊(注1)にはお(=を)しき白露(しらつゆ)ぞ  越人
【意】咲き分けの菊の花びらに降りた秋の朝露  / 様々な人の手が加えられ作られた咲き分け菊の美しさも純乎(じゅんこ)たる白露の美しさには敵わない
【解説】初裏七  / 季語:菊・白露=秋 / 前句の、様々な人の手により曲げを付けた松の枝ぶりなど人工的なものを踏まえて咲き分けの菊を付けた
(注1)咲きわけの菊:一本の菊から二種類の色の花が咲くように工夫した菊          
86  秋の和名(わみやう)にかゝる順(したがふ(=ごう))(注1)  旦藁
         
【意】源順が「和名類聚集」の「秋の部」の校訂に一心不乱になっている
【解説】初裏八  / 季語:秋=秋 / 前句の「咲き分けの美しい菊」に触発されて付けた
(注1)順:源順(みなもとのしたがふ(=平安初期の歌人・博物学者・漢学者)) /「倭名類聚㮤抄」の編者 / 但し、分類に「秋の部」はない /          
87 初雁(はつかり)の声(こゑ)にみづから火を打(うち)ぬ  冬文
【意】秋の夕暮れことで、空を飛んでゆく初雁の声を聴きつけてはっと我に返り四囲が薄暗くなったことに気付き、火打石を打ち灯火を灯した
【解説】初裏九  / 季語:初雁=秋 /
         
88  別(わかれ)の月になみだあらはせ  荷兮
【意】帰って行く男がせめて別れを悲しみ涙の一つも溢してくれたら(‥と女が願っている)
【解説】初裏十 / 季語:月=秋 / 恋=別・なみだ / 前句を、一夜の交わりの跡、夜明けに男が出て行く別れの場面の打火と見て付けた /
     
89 跡(あと)ぞ花(はな)四(し)の宮よりは唐輪(からわ)(注1)にて  旦藁
         
【意】花にも譬えられる美しい女と別れ都を跡にして、四宮辺り迄来るすっかり田舎である / 唐輪姿の田舎女の立ち働く姿が目に入った /
【解説】初裏十一 / 季語:花=春 / 恋=唐輪 /(注1)唐輪:中国トライの hair style / 室町時代初期に流行したという
90  春ゆく道の笠もむつかし  野水
【意】行く春の街道は汗ばむ季節だ / 笠の下も何かと鬱陶しい / 髪形も簡略な唐輪でないと暑くてやりきれない /
【解説】初裏十二 / 季語:春ゆく=春 / 前句を旅ゆく女が自らの hair style を簡略な唐輪に結い変えた、とみて付けた
91 永(なが)き日や今朝(けさ)を昨日(きのふ)に忘(わす)るらん  荷兮
【意】日永(ひなが)の春 の一日を悠然と旅する人 / 今朝起こったことを昨日のことと間違えでもしそうな恬淡(てんたん(=あっさりして執着しない))な人だ /
【解説】名残表一 / 季語:永き日=春 / 前句を、笠など煩(わずら)わしいと脱いで仕舞った人と見て詠んだ
         
92  簀(す)の子(こ)茸(たけ)生(お)ふる五月雨(さみだれ)の中(うち)  越人
         
【意】濡縁に茸(=キノコ)が生えて来た/ いつ止むとも知れぬ鬱陶しい五月雨 /
【解説】名残表二 / 季語:五月雨=夏 / 前句の「永い日」を五月雨にうんざりした長い一日に転じた /
 敢えて字余りとして佶屈(きっくつ(=文章が難しく意味のとりにくいこと))な処を気分に結びつけようとする
         
93  紹鷗(ぜうおう(=じょうおう))(注1)が瓢(ふくべ)はありて米はなく  野水
【意】有名な茶人 武野紹鷗作の瓢と言われる名物を日常に使用する人物ではあるが、台所に今日食する米もないという無欲な隠者が住んでいる
【解説】名残表三 / 雑 /
(注1)紹鷗:武野紹鷗 (1502-55)/ 戦国時代の豪商(武具商or皮革商)、茶人 / 千利休(1522-91)の師と言われる堺の町衆の一人 /
94  連歌(れんが)のもとにあたるいそがし  冬文

【意】此の人、連歌会の会元の当番になり、準備に追われている /【解説】名残表四 / 雑 / 前句を、会席の飾りの花生は紹鷗の瓢という確かにいいものを持っているが、気付けば食事に出す粥に煮る米がない、と解して、日常茶飯事に疎い人とした

95 瀧壺(たきつぼ)に柴(しば)押(お)しまげて音(おと)とめん  越人
【意】連歌の会に音が邪魔になるというので、近くの滝壺に柴を押し入れて消音を試みる / 其れ程の風流な人だ
【解説】名残表五 / 雑 /「滝壺」に柴を入れて音を消そうというのは、頓阿(12789-1372)「井蛙(せいあ)抄」(1360-64成立)の藤原為教(1227-79(=京極家の祖))の故事を其の儘採用したもの /
 前句の連歌亭主の心の内を想像し、趣向を具体的に思い浮かべたもの
96  岩苔(いはごけ)(注1)とりの籠(かご)にさげられ  旦藁
【意】岩苔採取の為に岩苔採りが絶壁の滝の壁を竹籠に入って上から吊るされている
【解説】名残表六 / 雑 / 風流人から一転して生活の為に岩苔を採取することを生業(なりわい)にする人を詠んだ /
(注1)岩苔:深谷・水辺の岩に生える / 薬用又は盆栽用 /
【小生 comment】
 次回は、俳諧七部集『春の日』から〔第9回〕第97~108句をご紹介する。お楽しみに!
■続いての話題は、08月04日(日)に名古屋市金山駅南口にあるANAクラウンプラザ・ホテルグランコート名古屋にて開催された「開業20周年記念 ホテルグランコート名古屋OB会」に参加して模様について簡単にご報告する。
 小生は、旧行時代2000(平成12)年7月初~2002(平成14)念6月末の丁度2年間、ホテルグランコート名古屋に業務出向した。
 小生の出向当時の社員証と name plate 、社章badge の記録写真があったので、添付写真[03]をご覧下さい。
[01]ANAクラウンプラザ・ホテルグランコート名古屋が入居する金山南ビル入口に掲げられている同ホテルの banner(左)
[02]金山南ビル入口前のANAクラウンプラザ・ホテルグランコート名古屋案内看板横にて
                  
[03]小生の出向当時の社員証と name plate 、社章badge の記録写真
[04]ホテルグランコート名古屋lobbyに掲示されていた「開業20周年記念 ホテルグランコート名古屋OB会」案内
                  
[05]同上OB会の snap shots 32枚を2枚の写真に纏めた2-1
[06]同上2-2(完)
                  
【小生comment】
 今から丁度19~17年前の昔日のことだが、あっという間に其の時に time slip した。
 以下にご紹介する方々は、添付写真[05][06]に up されているが、一人ずつの紹介は割愛するが、小生にとってはとても懐かしい人たちばかりだった。
 小生と入れ替わりに出向元に戻って行った清田氏(写真[05]最上段右から2つ目の写真中央)は現在、ANAクラウンプラザ・ホテルグループCOOだ。
 又、小生の4代後任の現・管理部長は水野君(写真[05]最上段右から2つ目の写真右端)は料飲部宴会課の manager (当時)だったし、管理部総務課担当(当時)の伊藤君(写真[05]上から3段目右側の2コマ写真の左側)が現・管理部部長、マーケティング部販売課副支配人(当時)の島原君(写真[05]上から2段目右端の写真左側)が現・副総支配人に、宿泊部宿泊課chief(当時)の高木君(写真[06]上から2段目左端の写真右側)が現・宿泊部長に、洋食スターゲイト・シェフ(当時)の早川君(写真[06]最上段右から2つ目の写真右側)が現・洋食調理長への夫々栄達していたのは喜ばしいことだった。
 更に又、管理部を任された小生と同じ立場で、全日空ホテルズ本部から業務出向していた宿泊部兼マーケティング部長(当時)の平野氏(写真[05]上から2段目右から2つ目の写真左側)、料飲部長(当時)の鈴木氏(写真[05]最上段左から2つ目の写真左側)、洋食調理長(当時)の四條氏(写真[05]上から2段目左側2コマ写真白髪の男性)と17年ぶりに再会出来たことは大変嬉しかった。
■続いての話題は、08月11日(日)に杉本美術館『杉本健吉が見ていた時代~明治・大正・昭和・平成~』『恋の水神社』を見て巡って来たことについてお伝えする。
 其の日(08月11日)の半日は以下の通りの行動だった。
       
‪04時30分 起床 → 腹筋2,000回 / 2.5kg木刀素振り60分‬
‪06時40分 入浴・朝食‬
‪07時40分 拙宅発→一般道〔国道1号線→国道23号線バイパス→西尾東IC→衣浦トンネル→〕70㎞ 120分→‬
‪09時40分 杉本美術館着‬
 
[07]杉本美術館

[08]同入口前にて1
                  
[09]同上2
[10]杉本美術館内受付前の本企画展看板前にて
                  
[11]本企画展leaflet
 
1905(明治38)年 名古屋市矢場町に生まれた杉本健吉は、津島→名古屋→大垣→笹島と転校を重ね、津島第一尋常小学校、愛知県立工業学校図案科卒業
1925(大正14)年 京都で岸田劉生門下となり、翌年『花』で春陽会初入選
1928(昭和03)年 津島町公会堂にて初個展を開催
1949(昭和24)年 東大寺観音院住職 上司海雲師の知遇を得て以来「奈良の杉本」と評される
1950(昭和25)年 吉川英治作『新平家物語』の挿絵を担当し高い評価を得た
2004(平成16)年 ‪02月10日‬逝去〔享年98歳〕
 
[12]杉本健吉『津島天王川』1916年
                  
[13]同『下新田』〔津島〕制昨年不詳

[14]同『津島天王祭』1961年
                  
[15]同『尾張富士』1938年

[16]同『明治村入鹿池畔品川灯台と‥』1965年
                  
[17]同『テレビ塔から東方を望む』1987年
 
‪10時02分 杉本美術館発→一般道3.3km 8分→‬
‪10時10分 恋の水神社着‬
 
[18]恋の水神社参道前の鳥居にて
                  
[19]恋の水神社由来記

[20]同神社の本殿
                  
小生、名画・名曲・名詩という『美しい』モノが好きだ。
此れ等『美しい』モノはいつも「ときめき」をくれる。
此れからもずっと此の「ときめき」を忘れずにいたい。
何故なら此の「ときめき」は小生にとって「 Positive な意欲」と「若さの源泉」だからだ。
勿論、気分だけは『恋』も「ときめき」をくれるので大切にして行きたい‥
 
‪10時14分 恋の水神社発→一般道 70㎞ 110分→‬
‪12時04分 帰宅 走行距離計 143.8km〔了〕‬

【後記】
 今日は、18:30 から豊橋駅至近のコンフォートホテル1F あら萬 にて「四人会にて松井君を囲む会」を開催した。
 松井S記君【3-3】は、大阪大学法学部名誉教授で、現在、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学法科大学院教授、憲法学の権威だ。
 松井君の略歴は、ウィキペディアで以下の様に紹介されている
  ↓↓↓
 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/松井茂記

 会の開始早々、中嶋君が松井君に、愛知トリエンナーレの表現の自由の問題を質問したので話題は一挙に憲法21条の話でワイガヤになった。
【憲法第二十一条】
 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する
 検閲は、これをしてはならない
 通信の秘密は、これを侵してはならない

 楽しいひとときは、20:40 の一次会の制限時間一杯迄続いた。

[21]みんなで乾杯!1

[22]同上2
                    左よりtableを時計周りに、今泉【3-7】/ 林【3-7】/ 松井【3-3】/ 中嶋【3-2】/ 宮下【3-4】
[23]一次会お開きの際記念に  中嶋君が二次会に行こうと誘ってくれて二次会場へ。 [24]二次会場にて乾杯🍻!1
                   [25]同上2  ホント楽しいひとときだった!
 では、また‥〔了〕
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2019年8月11日日曜日

【時習26回3−7の会 0769】~『★【時習26回3-7の会】クラス会2019~開催報告~★ 』「松尾芭蕉:俳諧七部集『春の日』から〔第7回〕」「07月27日:メナード美術館『所蔵企画展/ダブルシルエット~光と影が語ったもの』展→『陣屋』→三菱UFJ銀行貨幣資料館『復刻版画/広重~冨士三十六景の世界』展を巡って」「07月28日:孫たちとの『名古屋港水族館』」「08月05日:根本衆議院議員と今枝衆議院議員との two shots 」

■皆さん、お変わりありませんか?  今泉悟です。今日も【時習26回3−7の会 0769】号をお届けします。

★【時習26回3-7の会】クラス会2019~会直前の classmate からの mail 及び開催報告~ ★

【会直前の classmate からの出欠の返信 mail ご紹介】
 08月07日に掲題の件につき返事をくれた4人の classmates の mail をご紹介させて頂いた。
 そうしたら、更に4人の皆さんから返信 mail を頂戴したのでご紹介する。
 千賀君と牧野君から参加表明を、菰田君、山中(高木)さんから欠席の返信 mailである。
1.2019年08月10日11時52分〔千賀君〕
 欠席の連絡をしましたが、出席出来る様になりました。
 2019年09月07日18時47分〔千賀君〕
 返事が遅くなり申し訳ございません。誠に残念ですが、8月10日の会には出席できそうにありません。
 欠席でお願いします。またの機会を楽しみにしています。 千賀省始
2.2019年08月10日17時30分〔牧野君〕
 19時半迄には到着出来そうです。上手くいけばもう少し早まるかもしれません。宜しく。
 2019年08月07日18時55分〔牧野君〕
 ご無沙汰しております。牧野です。当日は午後からの勤務があり、豊橋には午後 8時過ぎにしか着けません。
 皆さんに是非お会いしたいと思っていますので、遅くなってもよければ参加させてください。
3.2019年09月07日06時29分〔菰田君〕
 菰田です。今のところ仕事の予定です。申し訳ないですが、不参加となります。よろしくお願いします。
4.2019年09月07日23時49分〔山中(高木)さん〕
 いつもお世話になっています。クラス会残念ですが欠席します。
 実は10日は空いているので迷っていたのですがやはりお盆は忙しくこの暑さで実家まで帰る元気がありません。
 ここ数年ずっと欠席なので来年こそは出席したいと思います。 以上
 
【クラス会開催報告】
 今年も、昨日08月10日(土)18時30分から【時習26回3-7の会】クラス会を小生の前勤務先のあったビル地下1階のトライアゲインにて開催した。
 19時30分頃になりそうだった牧野君も19時前に到着して参加予定の5人全員が集合。
 参加者の近況報告や、健康問題等に話題の花が咲き、21時10分迄の懐かしくも滅茶苦茶楽しい2時間40分があっという間に過ぎ去った。
 
[01]18時30分に先ず第1回目の乾杯

[02]18時50分に第2回目の乾杯
                  
[03]18時58分に参加予定者5人全員集合にて乾杯!

[04]21時12分クラス会閉会時に全員にて記念撮影
                  
 左から牧野君・林さん・今泉・伊藤君・千賀君
 
■続いての話題は、松尾芭蕉「俳諧七部集」の第二集『春の日』から〔第7回/73句〜84句〕をお届けする。
 
  三月十六日 旦藁が田家にとまりて
 
73 蛙(かはづ)のみきゝてゆゝしき寝覚(ねざめ)かな  野水
 
【意】夜半の寝覚め / 趣ある秋とは違い、今宵田圃に囲まれた家に泊まり、聞こえて来るのは蛙の鳴き声の大合唱ばかりだ /
【解説】発句 / 季語:蛙=春 /
 
74  額(ひたひ)にあたるはる雨(さめ)のもり  旦藁
 
【意】寝ていると、額に水の滴(しずく) / いつの間にか春雨が降って来た /
【解説】脇 / 季語:はる雨=春 / 脇句は主人役としての挨拶を含む為「雨漏りする様な粗末な家にお泊り頂き恐縮です」という心持ちがある
 
75 蕨(わらび)烹(に)る岩木(いはき)(注1)の臭(くさ)き宿(やど)かりて  越人
 
【意】人里離れた家に一夜の宿を借りている / 家人が蕨を似ているが、泥炭の燃える臭(にお)いがもの凄く臭い /
【解説】第三 / 季語:蕨=春 / 発句・脇句と情緒ある雰囲気から逃れるべく逆に敢えて悪条件を強調している
(注1)岩木:泥炭
 
76  まじまじ人をみたる馬の子  荷兮
 
【意】馬の子供がじ~っと此方を見ている /
【解説】初表四 / 雑 / 前句の、泥炭を燃やしている山家を踏まえ、人気(ひとけ)すら珍しい山中では馬迄もよそ者を珍しそうに見ている‥
 
77 立(たち)てのる渡(わた)しの舟の月影に  冬文
 
【意】立った儘で腰を下ろす場所もない渡し舟には人馬共に乗っている / 丁度月影の下を此の渡し舟が岸に寄せて来た処だ /
【解説】初表五 / 季語:月影=秋 / 前句の馬は舟上にいるのか、所在なく待つ人の視線と馬の視線が合った /
 
78  芦(あし)の穂(ほ)を摺(する)る傘(からかさ)の端(はし)  執筆
 
【意】さしている傘の端が、芦の穗に触れて摺れる /
【解説】初表六 / 季語:芦の穗=秋 / 渡し舟の発着する河岸付近の風情
 
79 磯(いそ)ぎはに施餓鬼(せがき)(注1)の僧の集(あつま)りて  旦藁 
 
【意】多くの僧侶が水際に出て、無縁の水死仏を弔い読経している
【解説】初裏一 / 季語:施餓鬼(せがき)=秋 /
(注1)施餓鬼(せがき):お盆に行われる無縁仏の供養 /
  「餓鬼」とは俗世で供養してくれる人ががおらず無縁仏になった魂が地獄に落ち際になって仕舞う鬼のこと /
 常に飢えに苦しみもがく餓鬼に、飲食物を供物として捧げ供養の法要を行うことを「施餓鬼」という /
 「施餓鬼」は地獄の餓鬼に「施し」を行い、自らの極楽往生を願うという、「因果応報」を体現する法要である
 
80  岩(いは)のあひより藏(くら)みゆる里(さと)  野水 

【意】そばだつ岩の間から向こうを眺めると、立派な白壁の土蔵が幾つか見える / 豊かな土地柄だ /
【解説】初裏二 / 雑 / 前句の磯辺の仏事から海難死を弔う盛大な様子を思い、裕福な海浜の集落を付けた

81 雨の日も瓶焼(かめやく)やらん煙(けぶり)たつ  荷兮 
 
【意】雨の日にも拘わらず煙が立ち上(のぼ)っている / 陶器を焼いているのだろう /
【解説】初裏三 / 雑 / 前句の岩の間を、陶土を採掘した跡と見たか
 
82  ひだるき事(こと)も旅の一(ひと)つに  越人 

【意】此のひもじさも旅すればこそ味わえることだ / そう思い直して歩み続ける /
【解説】初裏四 / 雑 / 前句によそ者として眺めやる紀行文的な文体を読み取って付けた
 
83 尋(たづね)よる坊主(ぼうず)は住(す)まず錠(ぢやう)おりて  野水 
 
【意】遥かな道を辿ってやっとのことで尋ねあてた寺は、無住であることが歴然として鍵がかかっていた /
【解説】初裏五 / 雑 / 前句を、ある達観した修行者として見て、其の知り合いの僧の住寺として付けたか
 
84  解(とき)てやを(=お)かん枝むすぶ松  冬文 
 
【意】松の枝が、其の枝ぶりを揃える為に添え木したり、縄で縛ってある / 此の際、解き捨てて置こうか /
【解説】初裏六 / 雑 / 前句の無住の寺の松 / 手入れがされなくなって久しいので、繁茂して矯(た)め結びが痛々しい、と付けた
 
【小生 comment】
 次回は、俳諧七部集『春の日』から〔第8回〕第85~96句をご紹介する。お楽しみに!
 
■続いての話題は、07月27日(土)にメナード美術館『所蔵企画展/ダブルシルエット~光と影が語ったもの』展→『陣屋』→三菱UFJ銀行貨幣資料館『復刻版画/広重~冨士三十六景の世界』展を巡って来たことについてである。
 其の日は、台風6号が愛知県を直撃する日と天気予報で言っていたので一寸ビビった。
 が、‪午後2時に名古屋市東区のN歯科医院での月例歯科健診の日だから出掛けることにした。
 
‪04時10分 起床→腹筋2,000回
‪05時10分~06時10分 2.5kgの木刀素振り60分
‪06時10分~07時20分 入浴→朝食
‪07時25分 拙宅発→一般道→95㎞ 2時間40分→
‪10時05分 メナード美術館着

【メナード美術館『所蔵企画展/double silhouette〔光と影が語ったもの〕』展】

[05]メナード美術館の前にて

[06]メナード美術館入口にて
                  
[07]アンリ=エドモン・クロス『木陰のある浜辺』1902年

[08]エミール・ノルデ『森の小道』1909年
                  
[09]ベルナール・ビュッフェ『石油ランプ』1951年

[10]ジョルジョ・モランディ『静物』1953年
                  
[11]二コラ・ド・スタール『灯台(アンティーブ)』1954年

[12]国吉康雄『女は廃墟を歩く』1945~46年
                  
[13]香月泰男『椿』1950年

[14]星野眞吾『鬼灯(ほおずき)』1977年
                  
[15]星野眞吾『白い一輪』1977年

[16]松村公嗣『ほたる』2006年
                  

‪10時36分 メナード美術館発→一般道15km 40分→
‪11時18分 らあめん「陣屋」着
 
[17]らあめん「陣屋」前にて

[18]小生の超定番「味噌チャーシュー麵」
                  

‪12時00分 同所発→一般道1km 5分→
‪12時07分 三菱UFJ銀行貨幣資料館着
 
【三菱UFJ銀行貨幣資料館『復刻版画 広重 冨士三十六景の世界』展】
 
[19]三菱UFJ銀行貨幣資料館入口にて

[20]本企画展 leaflet
                  
[21]歌川広重/冨士三十六景『23 駿河薩タ之海上』

[22]同/同『武蔵小金井』
                  
[23]同/同『甲斐大月の原』

[24]スウェーデン、フランスの硬貨
                  
[25]英国の硬貨

[26]明治時代のの日本の金貨
                  

‪14時00分 N歯科医院
‪14時50分 同所発→90㎞ 2時間00分
‪16時50分 拙宅着〔了〕
 
■続いての話題は、翌07月28日(日)に名古屋港水族館行って来た。
 実は其の前々日の‪金曜日夜、愚娘が5歳と2歳になった孫の姉弟2人を連れて帰郷して来た。
 そして、07月28日~29日、愚娘は名古屋時代の友人たちと一泊二日で旧交を温める、ということでジィジとバアバは孫2人を預けられた。
 其処で小生は、今朝は‪04時30分に起床し、毎朝の日課の腹筋2,000回と2.5kgの木刀素振り60分を‪06時半迄行い、‪08時00分出発に備えた。
 結局なんやかんやで‪08時30分出発となり、愚娘と孫2人を車に乗せて目的地「名古屋港水族館」へ。
 小生は、名古屋港水族館は愚息と愚娘が小学校時代の今から実に四半世紀前以来の再訪となる。
‪ 10時丁度に到着 / ‪11時00分からのイルカショー、ベルーガ(白イルカ)、ペンギン、イワシのトルネードと見て来た。
 
[27]埠頭に停泊している南極観測船ふじ

[28]イルカショー
                  
[29]ペンギン・コーナーのペンギン像と遊ぶ孫2人

[30]水槽をスイスイ泳ぐペンギンの前にした2人
                  
[31]クラゲのダンス

[32]イワシのトルネード
                  
[33]水族館の情報コーナーにて孫娘との two shot 1

[34]同上2
                  
[35]同上 孫2人と1

[36]同上 同上2
                  
[37]同上 同上3

[38]同上 同上4
                  

 16時過ぎに帰宅後一休みしてから、一か月ぶりに除草剤を撒いた。
 拙宅の庭は長梅雨で除草剤が撒けなかった為、ご覧の通り雑草が茫々。
 
[39]雑草が生えた拙宅の中庭

[40]拙宅の玄関脇の百日紅1
                  
[41]同上2


 入浴後、ご褒美は、美味しいビールとご覧の小生の夕飯のおかずと素麺。
 素朴で healthy な味わいが美味だ。
 
[42]左上から右回りに「Olive oil と塩をまぶした胡瓜」「新生姜と赤の生味噌」「茄子の生姜と塩もみ」「ブロッコリーと豚肉の生姜焼き」
                  

【後記】
 08月05日は、縁あって現・勤務先の仕事を早めに切り上げ、衆議院愛知県第15区議員根本幸典代議士(写真左)を励ます会に参加した。
 根本代議士は、僕ら時習26回生の10年後輩の時習36回生で、小生と Facebook のお友達でもある。
 又、愛知県第14区議員今枝宗一郎(写真右)代議士も応援に来ていたので一緒に two shot を撮らせて頂いた。
 今枝宗一郎代議士は、小生の長男と名古屋市東区のA小学校の6年時代の classmate!
 名簿も、小生の長男曰く「今泉→今枝の1番違いで隣の席だったんだヨ」とのこと。
 因みに、彼は大学の後輩になる〔←但し、彼は小生よりずっと優秀で医学部卒だけどネ!〕
 世の中は狭い!
 根本代議士との two shot を Facebook にup することは根本代議士に了解を頂いている〔為念〕
 
[43]根本幸典代議士と


[44]今枝宗一郎代議士と 
                  
 では、また‥〔了〕
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