■皆さん、お変わりありませんか? 今泉悟です
. 今日も【時習26回3−7の会 0889】号をお届けします
. 今日最初の話題は、松尾芭蕉(1644-94)「俳諧七部集『ひさご』「序文」&〔第1回 / 01句~06句〕」をご紹介する
. 「ひさご」は、歌仙(36句)が全5巻で180句から構成されている
.ついては、今回から6句ずつ30回かけてご紹介する
.
〔 序文 〕
.
江南(かうなん)(注1)の珍碩(しんせき)我にひさごを送レり。
これは是(これ)水漿(すいしやう)(注2)をもり酒をたしなむ器(うつは)にもあらず、或は大樽に造りて江湖(がうこ)をわたれといへるふくべ(注3)にも異なり。
吾(われ)また後(のち)の惠子(けいし)にして用(もちふ)ることをしらず。
つらつらそのほとりに睡(ねむ)り、あやまりて此(この)うちに陥(おちい)る。
醒(さめ)てみるに、日月(じつげつ)陽秋(やうしう)(注4)きらゝかにして、雪のあけぼの闇(やみ)の郭公(ほととぎす)もかけたることなく、なほ吾(わが)知人(しるひと)ども見えきたりて、皆風雅(ふうが)の藻思(さうし)(注5)をいへり。
しらず、是(ここ)はいづれのところにして、乾坤(けんこん)の外(ほか)(注6)なることを。
出(いで)てそのことを云(いひ)て、毎日此内(このうち)にをどり入(いる)。
.
(注1)江南:近江の南 / 珍碩は近江国膳所の人
(注2)水漿:荘子「逍遥遊」に拠る
(注3)ふくべ:ひさご / 瓢箪のこと
(注4)日月陽秋:春の陽射しと秋の月影 / 雪の曙・闇の郭公と合わせて四季の代表的景物
(注5)風雅の藻思:詩
(注6)乾坤の外:別天地
(注7)此内にをどり入:汝南の市に薬を売る老翁が市が終わると店頭の「壺中ニ跳り入ル」のを目撃した費長房が、ついに老翁に導かれて壺中に入り、神仙世界の客となった故事〔有象列仙全伝四〕に拠る
.
. 元禄三六月
.
. 花見
.
001 木(こ)のもとに汁(しる)も膾(なます)も(注1)桜(さくら)かな 芭蕉
.
【意】桜の木の下で花見をしていると、其処に花びらが散って来て、お陰で汁椀も膾(なます)も花びらで一杯になって仕舞う
(注1)汁も膾も:何から何まで、何もかもという意味の、当時慣用句であった
.
002 西日(にしび)のどかによき天気(てんき)なり 珍碩
.
【解説】《脇》《春》:のどか / 発句の花見は伊賀上野で行われ、夕方まで行われたという
.
003 旅人(たびびと)の虱(しらみ)かき行(ゆく)春(はる)暮(くれ)て(注1) 曲水
.
【意】晩春の夕暮れ / 旅人は花見虱に食われた痕を掻きかき街道を去っていく
【解説】《第三》《春》:春暮て /
(注1)春暮て:前句が夕暮だから、此処は夕べではなく「暮春」の意
.
004 はき(注1)も習(なら)はぬ太刀(たち)のひきはだ(注2) 翁
.
【意】太刀は長く、腰に付けられない程だ /この虱を掻き乍ら行く旅人は、どうも真っ当な武士ではなさそうだ/ 刀の佩き方も知らないみたいだ
【解説】《初表四》《雑》/
(注1)はき(佩き):「佩く」= 太刀を腰に(横に)吊る様にして着けること
(注2)ひきはだ:蟇肌革(ヒキガエルの肌の様に皺(しわ)の寄った皮革)で作った刀のさや袋
.
005 月(つき)待(まち)て假(かり)の内裏(だいり)司召(つかさめし)(注1) 碩
.
【意】月の出を待って、此れから仮の御所で秋の除目(じもく(=官吏任命式))が行われる
【解説】《初表五》《雑》《恋》:/ 前句を非常時と見て、吉野や須磨等戦乱中の仮の御所の司召を思い寄せた
(注1)司召:朝廷で行われた中央官の任命式 / 八月十一日として歳時記にも載るが、応仁の乱以降は廃絶
.
006 籾臼(もみうす)(注1)つくる杣(そま)(注2)がはやわざ 水
.
【意】そんな吉野の山奥で、きこり等はあっと言う間に籾臼一つ作り上げて仕舞う / 其の早業(はやわざ)に目を見はる都人士の様子を付けた
【解説】《初表六》《雑》《恋》:/
(注1)籾臼(もみうす):脱穀用の臼 / 籾粒を傷つけない様に土臼が多く用いられたが、此処では木臼か‥
(注2)杣(そま):「杣」は、杣人で「きこり」のこと
.
【小生 comment 】
. 次回は、『ひさご』第02回 / 第07句~12句をお届けする
. どうぞ、お楽しみに!
.
■続いての話題である
. 先週末2021年11月26日(金)は週一回の平日公休日
. 小生、旧東海道五十七次(五十三次) walking も残す処、今日歩き出す旧東海道「箱根峠」から「箱根」「小田原」「大磯」「平塚」「藤沢」「戸塚」「保土ヶ谷」「神奈川」「川崎」「品川」の10宿場町と終点(=起点)の「日本橋」となった
. 気分がワクワクして来たが、同時に不安を感じた
. 其れは「さぁ、歩くぞ!」と威勢よく行きたい処なのだが、地図を調べてみると歩行距離の長さで悩んで仕舞った
. 即ち、出発地の「箱根峠」→「箱根宿」の3kmでは短すぎるし、「箱根宿」の次の「小田原宿」迄となると、旧東海道と言っても初めて歩く不慣れな道である
. 下り坂一辺倒とは言えない二十数キロを、日帰り walking で踏破するには無理があると判断した
. 歩き方として最初に考えたのは、拙宅から前回到達した「箱根峠」迄自家用車で行き、「箱根宿」→「箱根関所」→「箱根湯本ホテル」迄の十数キロを1 walking して、路線バスに乗り、「箱根峠」迄戻り、自家用車で同地から帰宅するcourseとした
. 出発地点を午前6時00~30分発とした
. 最近は陽が短い為、其の時間より早いと折角歩いても、まだ夜が明けず暗闇を歩くことになり景色を楽しめないからだ
. 又、「箱根峠」を出発地点とした場合、此の日の執着地を箱根湯本駅としたのは、日帰りで然程遅くならない時間に拙宅迄帰る最遠隔地点が「箱根湯本」駅だと判断したからだ
. しかし小生、旧東海道で最高地点である標高846mの「箱根峠」に半日車を置いた儘「箱根湯本」駅迄歩くことに何となく不安を感じて仕舞った
. 何か不都合な事態が生じた場合に、山頂になる「箱根峠」に駐車した場合と、「箱根湯本」駅近隣に駐車した場合を比べると、人通りが其れなり多い「箱根湯本」駅の方に安心感を覚え、最終的に「箱根湯本」駅近隣駐車場にすることにした
. 「箱根湯本」駅近隣(‥と言っても徒歩10分、駐車料金@1,000円/日かかる‥)駐車場ではあるが、「箱根湯本」駅発→「箱根町港(はこねまちこう)」ゆきbusは、06時30分始発で1時間の2~4本と本数も多いのも心強い
. 此れなら、「箱根峠」より車の走行距離が片道十数キロ長くなるが、朝06時30分に bus に乗って仕舞えば、「箱根峠」麓になる「箱根町港」迄45分、「同港」バス停から徒歩30分(1.8km)の約1時間15分程で出発地点の「箱根峠」に到着出来る
. 午前07時30分頃「箱根峠」を発って、「箱根宿」「箱根関所」を見乍ら「箱根湯本」駅迄の十数キロを14時00分頃迄の6時間余りかけてゆっくり逍遥出来る
. 以上の様に考えを巡らせて、実際には以下の【行程: summary 】の通り行動した
. 詳細は【行程:詳細】を参照願いたい
.
【行程:summary 】
.
01時00分 起床→腹筋2,000回
01時50分 木刀素振り45分
02時35分 入浴→仕度→
03時06分 拙宅発→一般道 2時間54分 207km→
06時00分 箱根湯本駅近隣の駐車場着
06時30分 箱根湯本駅発→箱根登山バス→
07時15分 終点 箱根町港着
07時45分 箱根駅伝ゴール発→徒歩→
08時35分 箱根峠着
08時45分 箱根峠発→徒歩→
10時05分 箱根関所着
13時38分 甘酒茶屋着
17時15分 箱根湯本駅近隣の駐車場着
17時20分 同所発→一般道 5時間06分 207km/ 走行距離計 414km→
22時26分 帰宅〔歩行距離 26.1km 歩行歩数 34,171歩〕
.
[01][左上]箱根峠〔標高846m〕にて
[右上]箱根町港から富士山遠望1
[左下]同上2〔遊覧船〕
[中下]東京箱根間往復大学駅伝競争往路
[右下]今日の歩行距離26.1km 歩行歩数 34,171歩
.
【行程:詳細】
.
06時20分 箱根湯本駅「箱根登山鉄道バス停」着
.
【箱根湯本駅周辺】
.
[02][左上]箱根湯本駅近隣駐車場にて
[右上]早川
[左下]Google 航空 map:箱根湯本駅近隣駐車場→箱根湯本駅への経路図
[中下]早川に架かる三枚橋にて
[右下]箱根湯本駅 箱根登山鉄道バス停にて
.
【箱根湯本駅箱根登山鉄道バス停】
.
[03][左上]箱根湯本駅 箱根登山鉄道 箱根町港ゆきバス停
[右上]箱根湯本駅1
[左下]同上2
[中下]箱根湯本駅に入線する電車
[右下]箱根湯本駅バス停に到着した箱根登山バス
.
07時15分 箱根登山鉄道バス停「箱根町港」着
07時28分「東京箱根間往復大学駅伝競走往路ゴール」着
.
【箱根町港・箱根駅伝ゴール】
.
[04][左上]Google 航空 map:箱根町港→箱根峠へ(1.8km)の経路図
[右上]07時19分現在の箱根町港の気温3℃〔cf:同時刻豊橋の気温
10℃より7℃も低い!〕
[左下]箱根駅伝ゴール傍にあった「箱根宿の成立」「箱根駅伝」解説板
[中下]同所にて
[右下]東京箱根間往復大学駅伝競走往路ゴール碑にて
.
【箱根町港から冠雪した富士山遠望】
.
[05][左上]箱根町港から冠雪した富士山遠望1
[右上]同上2
[左下]箱根町港の遊覧船と富士山遠望1 同所にて
[中下]同上2
[右下]冠雪した富士山と芦ノ湖
.
08時24分「箱根峠」着
.
【箱根港→箱根峠】
.
[06][左上]冠雪した富士山を back に
[右上]箱根峠
[左下]同所にて
[中下]箱根峠の歩道に埋め込まれた道標
[右下]箱根峠の箱根旧街道門にて
.
【箱根峠→箱根関所】
.
[07][左上]Google 航空 map:箱根峠→箱根関所への経路図
[右上]東海バス「箱根峠」バス停から冠雪した富士山遠望
[左下]歌川(安藤)広重「箱根」
[中下]同上と同じアングルの景色
[右下]芦ノ湖畔にて
.
10時06分「箱根関所」着
.
【箱根関所】
.
[08][左上]箱根関所入口にて1
[右上]同上2
[左下]箱根関所「勝手板の間」
[中下]同「人見女」
[右下]箱根関所の景
.
[09][左上]箱根関所から芦ノ湖越えの冠雪した富士山遠望
[右上]箱根関所 leaflet & Ticket
[左下]Google 航空 map:箱根関所→甘酒茶屋への経路図
[中下]箱根関所「掟」
[右下]同「箱根関所解説板」同所にて
.
11時53分「箱根杉並木」着
.
【箱根関所→箱根関所前の寄木細工の店→箱根杉並木】
.
[10][左上]箱根関所「箱根関所解説板」
[右上]箱根関所前の寄木細工の店
[左下]店内にて「紅葉と富士山」短冊を購入〔黄色の枠内の細木細工〕
[中下]同店先にて富士宮の酒「箱根路」にて乾杯!
[右下]箱根杉並木1
.
【箱根杉並木】
.
[11][左上]箱根杉並木にて
[右上]箱根旧街道にて
[左下]箱根杉並木 解説板
[中下]同 同 同所にて
[右下]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町元箱根〕風景:旧東海道「箱根杉並木」
.
【旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町元箱根〕風景】
.
[12][左上]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町元箱根〕風景:旧東海道「箱根杉並木」同.
所にて1
[右上]同〔同郡同町同〕同:同「同」同上2
[左下]同〔同郡同町同〕同:同「同」
[中下]同〔同郡同町同〕同:同「同」同所にて3
[右下]同〔同郡同町同〕同:同「同」同上4
.
[13][左上]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町元箱根〕風景:旧東海道〔旧箱根街道〕同所にて5
[右上]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕同上6
[左下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「二子山」解説板にて
[中下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕街道脇の「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」碑 同所にて
[右下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕同「同」
.
[14][左上]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町元箱根〕風景:旧東海道〔旧箱根街道〕同.所にて7
[右上]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「←甘酒茶屋・畑宿/元箱根→」道標1
[左下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「同」同所にて
[中下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「石畳(いしだたみ)」1
[右下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「同(同)」~「石だたみについて」解説板
.
13時10分「天ヶ石坂(てんがいしざか)」着
13時21分「白水坂」着
.
【旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町元箱根4→畑宿1〕風景「天ヶ石坂(てんがいしざか)」「白水坂」】
.
[15][左上] 旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町元箱根〕風景:旧東海道〔旧箱根街道〕「石畳(いしだたみ)」2
[右上]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「天ヶ石坂」の「天ヶ石」を back に
[左下]同〔同郡同町畑宿〕同:同〔同〕「石畳(いしだたみ)」3
[中下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕同上4
[右下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「白水坂」石碑
.
【旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景「石だたみ」】2
.
[16][左上]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景:「石だたみ」解説板
[右上]同〔同郡同町同〕同:旧東海道〔旧箱根街道〕「同」同 同所にある「史跡 箱根旧街道」石碑
[左下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「元箱根まで40分」道標にて
[中下]Google 航空 map:旧東海道〔旧箱根街道〕「元箱根まで40分」道標→「甘酒茶屋」への経路図
[右下]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景:「甘酒茶屋400m・畑宿2,800m」道標
.
13時38分「甘酒茶屋」着
.
【旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景「甘酒茶屋」】3
.
[17][左上]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景:「甘酒茶屋400m・畑宿2,800m」道標 同所にて
[右上]同〔同郡同町同〕同:旧東海道〔旧箱根街道〕「←甘酒茶屋・畑宿/元箱根→」道標2
[左下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「石だたみ」5
[中下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕同上6〔右手前方に直ぐに「甘酒茶屋」〕
[右下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「甘酒茶屋」の縁側
.
[18][左上]東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景:「甘酒茶屋にて注文した『甘酒』&『日本酒』」
[右上]同〔同郡同町同〕同:「甘酒」を頂く
[左下]同〔同郡同町同〕同:「甘酒茶屋」店内風景~「暖簾の向こうに調理場とお品書き」
[中下]同〔同郡同町同〕同:「同中安全」のお札〔←旧東海道五十三次 walking 中を話したら御守としてくれた!〕
. 江戸(日本橋)へ23里17丁(92km) 京(三条大橋)へ102里1丁(400km)/箱根町畑宿二子山 箱根甘酒茶屋 と記された御札を模したもの
[右下] 同〔同郡同町同〕同:同〔同〕箱根登山鉄道「甘酒茶屋」バス停
.
[19][左上]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景:「甘酒茶屋」店前の解説碑
[右上]同〔同郡同町同〕同:旧東海道〔旧箱根街道〕「甘酒茶屋」外観
[左下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「同」同 同所にて1
[中下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「同」同 同上2
[右下]Google 航空 map:「甘酒茶屋」→「箱根湯本駅」への経路図〔8㎞/徒歩1時間39分〕
.
14時26分「樫の木平」着
.
【旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景「甘酒茶屋」→「樫の木平」】
.
[20][左上]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景:「甘酒茶屋」解説板 同所横にて
[右上]同〔同郡同町同〕同:旧東海道〔旧箱根街道〕「同」同
[左下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕街道脇の「箱根旧街道/県道湯本元箱根線/道路完成記念碑」
[中下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「樫の木平」解説板
. 「ここが箱根の樫の木平、下に見ゆるは畑の茶屋」と馬子唄にも歌われた見晴茶屋の跡がここです
. また江戸時代の紀行文には「樫の木の坂をこゆればくるしくてどんぐりほどの涙こぼるる」と唄われているように街道きっての急な坂だったようです
. 〔以上、解説板より転記〕
[右下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「樫の木平」より右手に駿河湾遠望
.
14時50分 寄木細工の里「畑宿部落」着
.
【旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景「畑宿部落」】
.
[21][左上]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景:旧東海道〔旧箱根街道〕「畑宿部落」解説板
[右上]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕箱根登山鉄道バス停「畑宿」
[左下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕街道脇の「東海道五十三次&箱根八里」Monument
[中下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「寄木細工」展示館
[右下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「同」同所にて1
.
[22][左上]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景:旧東海道〔旧箱根街道〕「寄木細工」展示館にて2
[右上]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「同」同所「寄木細工発祥の地/畑宿」解説
[左下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「箱根路のうつりかわり」解説板
[中下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕「←畑宿/奥湯本→」道標
[右下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕街道にて
.
15時50分「割石坂」着
.
【旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景「割石坂」1】
.
[23][左上]Google 航空 map:「畑宿」→「箱根湯本駅」への経路図
[右上]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景:旧東海道〔旧箱根街道〕街道の紅葉
[左下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕街道「これより江戸時代の石畳」道標始点
[中下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕街道「同」道標終点
[右下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕街道「割石坂(わりいしざか)」
.
16時44分「旧箱根街道一里塚の碑」着
17時20分「箱根湯本駅」近隣駐車場発→一般道207㎞→
22時26分 帰宅〔走行距離207㎞/計414㎞、所要時間05時間06分・走行時間3時間47分(うち1時間19分道の駅駐車場にて仮眠)〕
.
【旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景「割石坂」2】
.
[24][左上]旧東海道五十三次〔足柄下郡箱根町畑宿〕風景:旧東海道〔旧箱根街道〕「割石坂(わりいしざか)」にて
[右上]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕街道「旧箱根街道一里塚の碑」同所にて1
[左下]同〔同郡同町同〕同:同〔同〕街道「同」同上2
[中下]Google 航空 map:「旧箱根街道一里塚の碑」→「箱根湯本駅」近隣駐車場(=「三枚橋」の東すぐ)への経路図
[右下]マイカーに記載されていた「走行距離(復路)207㎞/走行時間3時間47分」
.
【小生 comment】
. 此の日は、26.1km 34,171歩 walking した
. 箱根峠から箱根湯本駅迄は、殆ど下り一辺倒なので、距離が長い割りに疲労感はなかった
. 17時20分 箱根湯本駅近隣駐車場発→一般道5時間06分 207km/計414㎞→
. ただ流石に、膝下の向こう脛に痺れが来たし、帰りの車の運転中に猛烈な睡魔に襲われた
. 愛車の記録には、走行時間3時間47分とあるので、5時間06分との差の1時間19分はなんと道の駅で休憩睡眠であった
. 次回は、週一回の平日公休日12月03日(金)、午前中に生活習慣病予防健診をして、正午過ぎにマイカーで箱根川涌(かわら)の湯マウントビューに前泊
. 翌24日(土)にマイカーで其の日の終点JR二宮駅近隣コイン駐車場迄行き車を停め、公共交通機関で箱根湯本駅迄戻り、其処から walking 20km する予定である
. 今から楽しみである〔了〕
.
■続いての話題である
. 前日の26㎞ walking も然程疲れを感じなかったので、昨日(10月27日(土))は美術館を2つ巡って来た
. 一つ目が、今日から9日間開催される、松坂屋美術館にて「再興 第106回 院展」
. そして昼食に「陣屋」に立ち寄った後の二つ目が、先月10月08日に開催日初日だと間違えて開催日初日前日に訪れて仕舞い見られなかった大垣市守屋多々志美術館「大和」展だ
.
05時30分 起床→腹筋2,000回
06時40分 2.5kg木刀素振り50分
07時35分 入浴→仕度→
08時13分 拙宅発→一般道2時間13分 83㎞→
10時26分 エンゼルパーク駐車場着
10時35分 松坂屋美術館着
.
. 今回は「院展」初日
. ただ会場に入るときすごく驚いた
. 館内全て「撮影可」なのである
. 此れ迄ずっと館内撮影禁止だったので、青天の霹靂で、感謝感激である
. 従って、「再興 第106回『院展』」の添付写真の全ての絵は、実物を撮影したものである
.
【松坂屋美術館『再興 第106回 院展』】
.
[25][左上]松坂屋美術館入口にて1
[右上]倉島重友『秋の野』【同人】
[左下]井出康人『山乃神』【同人】第27回足立美術館賞
[中下]松村公嗣『雪月花』【同人】
[右下]北田克己『風の称号』【同人】文部科学大臣賞
.
[26][左上]松坂屋美術館入口にて2
[右上]加藤 厚『葦間』日本美術院賞・大観賞
[左下]田淵俊夫『春爛漫』【同人】
[中下]岸本浩希『黄昏のサンフランシスコ』
[右下]西岡悠妃『サンサシオン』日本美術院賞・大観賞
.
[27][左上]「再興 第106回『院展』」受賞者一覧
[右上]守 みどり『光函(ひかりばこ)』奨励賞・第27回天心記念茨城賞
[左下]松村公太『帆風』奨励賞
[中下]下田義寛『昇陽』【同人】
[右下]那波多目 功一『春の名残り』【同人】
.
[28][左上]本企画展Ticket(左)&同 leaflet(右)
[右上]手塚雄二『月乃葉』【同人】
[左下]福王寺一彦『三日月』【同人】
[中下]梅原幸雄『花霞』【同人】
[右下]清水達三『立山』【同人】
.
[29][左上]本企画展 leaflet
[右上]大矢 紀『富貴百華』【同人】
[左下]小田野尚之『新緑の頃』【同人】
[中下]村岡貴美男『循環』【同人】内閣総理大臣賞
[右下]中井 香奈子『いのりの灯(ひ)』
.
11時32分 エンゼルパーク駐車場発→一般道16分 5㎞/88㎞→
11時48分 らあめん専門店「陣屋」近隣駐車場着
.
【らあめん専門店「陣屋」】
.
[30][左]オズモール入口Monumentを back に
[右上]らあめん専門店「陣屋」入口にて
[右中]小生の超定番「味噌チャーシュー麵
[右下]「味噌チャーシュー麵」を食する小生
.
12時22分 らあめん専門店「陣屋」近隣駐車場発→一般道 1時間31分 41㎞/129km→
13時52分 大垣市守屋多々志美術館近隣駐車場着
13時58分 大垣市守屋多々志美術館『大和』展
.
【大垣市守屋多々志美術館『大和』展】
.
[31][左上]大垣市守屋多々志美術館前にて
[右上]本企画展leaflet
[左下]守屋多々『いかづちの丘』
[右下]同『悔過(持統天皇)』
.
[32][左上]守屋多々志『大和風景』
[右上]同『大和路』
[左下]同『高野浄晨』
[右下]同『大和』
.
[33][左上]守屋多々志『豊浦の里』
[右上]同『あすかおと女』
[左下]同『二河白道』
[右下]同『斑鳩の里』
.
14時32分 大垣城着
14時50分 守屋多々志美術館近隣駐車場着発→一般道→2時間28分 137㎞/266㎞→
18時18分 帰宅〔了〕
.
【大垣城】
.
[34][左上]大垣城 天守閣の西側前にて
[右上]同 天守閣前にて
[左下]同 大垣城公園から天守閣を望む
[中下]同 同じく戸田氏鐵像と1
[右下]同 同上2
.
【小生 comment】
. 昨日も充実した一日を過ごした
. 今日(11月28日(日))は、家でのんびり過ごしている〔了〕
.
【後記】今日も、今は昔の懐かしい想い出から‥
2010/05/29 0:02:23【時習26回3-7の会 0292】~〔前略〕「05月15日:ヤマザキマザック美術館『04月23日開館記念』展を見て」‥からお届けして締め括る
.
■さて続いての話題は、前号に引続き、掲題・副題にあります様に『ヤマザキマザック美術館』開館記念展〔その2〔最終回〕〕である〔中略〕
.
【小生comment】
. ヤマザキマザック美術館は、前号でご紹介した山崎照幸氏が上記の「[01][左]ボナール(Bonnard)『薔薇色のローブを着た女』との出会いから始まる」と、無償で貸与してくれた音声 guide で説明していた。因みに model の女性は、ボナールの妻マルトである。中々いい絵だと思う
.
[35][左上]ボナール(Bonnard)『薔薇色のローブを着た女』
[左下] ヴラマンク(Vlaminck, Maurice de); ”Moulin a eau”『水車小屋』制作年不詳
[右上] シスレー(Sisley), Alfred Le canal du Loing a Saint-Mammes『サン=マメのロワン運河』1885年
[右中] ピサロ(Pissarro), Camille; Quai a Rouen, soleil couchant『ルーアンの波止場・夕陽』1896年
[右下]青天を back に咲いた梨の花
.
■今日は、晩春の名句をご紹介してお別れしたいと思う
.
. 青天や白き五弁の梨の花 原石鼎
.
【解説】
. 昭和11年作
. 臥床することが多くなった作者が、野心の欲情もなく、触目する風物と天真に戯れている
. それは一つの到り着いた境涯に違いない〔中略〕
. 淡白な上にも淡白な句である
. 晴れた空の色を back にして、そこに融け入る様な梨の花を描きだした〔山本健吉『定本 現代俳句』〕〔了〕
.
【2021/11/25補記】
. 「梨の花」は、晩春の季語
. 季節感が立冬を過ぎた今〔11月22日からは小雪〕とズレていることは、此の blog を up したのが、晩春の2010年05月〔←とは言えっても正確には暦上ではもう初夏(笑)〕だったからだけど、いい写真と稀代の名句だから御容赦下さい(╹◡╹)
.
【後記2】Facebook の お友だちで豊城中時代の同期、富安君が彼の Facebook に昨日(11月28日(日)) up した湖沼を囲む紅葉の写真が素晴らしかったので、拙歌を詠み、シェアさせて貰った
.
[36]富安君が彼の Facebook に up した湖沼を囲む美しい紅葉の写真
.
【詞書】閑かさの中に絶景の紅葉‥美しい
.
. 紅葉の 管弦楽の 大合奏
.
. 湖面に映ゆる 閑かな響き 悟空
.
. では、また‥〔了〕
*
. ブログへは【0626】号迄のback numberはURL :http://jishu2637.cocolog-nifty.com/blog ←此処をclickして下さい
*
0 件のコメント:
コメントを投稿