◼️皆さん、お変わりありませんか? 今泉悟です
. 今日も【時習26回3−7の会 0881】号をお届けします
. 今日最初の話題は、松尾芭蕉(1644-94)「俳諧七部集『あら野』から〔第99回/員外~第987句~998句〕」をご紹介する
. 嵐雪
987 我(われ)もらじ(注1)新酒(しんしゅ)(注2)は人(ひと)の醒(さめ)やすき
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【意】新酒は、秋の風流で古来多くの風流人が愛でて来ましたが、私は貴殿に薦めませんヨ / 何故なら、新酒は醒(さ)め易いから
(注1)もらじ:「盛らない」の意
(注2)新酒:秋の彼岸頃より造り始める酒 / 白居易「府中夜賞詩」に「閒(シズ)カニ賓客ヲ留メテ新酒を嘗(ナ)メシム」とある
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988 秋(あき)うそ寒(さむ)しいつも湯嫌(ゆぎらひ) 越人
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【意】いえいえ、秋の夜長の寒さを追い払うには、新酒一杯が一番ですな / 風呂嫌いな私には風呂で温まるよりネッ‥
【解説】《脇》《秋》:秋 /
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989 月(つき)の宿(やど)書(しょ)を引(ひき)ちらす中(なか)にねて 仝
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【意】湯嫌いの男は、風呂にも入らずに寝入って仕舞い、目覚めると書物を広げっぱなしの部屋に月明かりが差し込んでいる / 道理で寒い訳だ
【解説】《第三》《秋》:月 /
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990 外面藥(そともくすり)(注1)の草(くさ)わけに行(ゆく) 雪
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【意】前句の「月光の射し込んだ荒(あば)ら家」は山中にある本草家(=薬草学者) or薬草を採取を生業にする採薬家の住まい / 彼は、山中に採薬に出かけた帰り、疲れてごろ寝していたのである
(注1)外面薬(そともくすり):山の北側を背面(そとも)という / 其の様な深山・渓谷の陰湿地に自生する山草の類を薬草として用いることをいうか、或いは、皮膚病の特効薬でも指すのか
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991 はねあひて牧(まき)(注1)にまじらぬ里(さと)の馬(うま) 仝
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【意】山中には牧場があって馬が放たれている / 其処を通り掛かった採薬家が乗った馬が、牧場の馬と出合うと互いに跳ね合って中々前へ進まない /
【解説】《初表五》《雑》《恋》:/ 目指す薬草を見つけられないことを馬が進まぬことに譬えたか‥
(注1)牧:牧場
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992 川(かは)越(こえ)くれば城下(しろした)のみち 人
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【意】牧場の馬に馴染めぬ馬の為、別の道を行き川を渡っていくと、図らずも城下に続く道に出た / 此れで良かった‥
【解説】《初表六》《雑》/
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993 疱瘡(いも)貌(がほ)(注1)の透(すき)とを(=ほ)るほど歯(は)のしろき 人
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【意】流石城下町だ / 痘痕(=あばた)あるものの、透き通る程白く綺麗な歯の女に会った
【解説】《初裏一》《雑》《恋》:歯のしろき /
(注1)疱瘡貌(いもがほ):天然痘の跡のあばた顔
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994 唱歌(しゃうが)(注1)はしらず声(こゑ)ほそりやる 雪
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【意】透き通る程白い綺麗な歯の女性の口からメロディーのみの歌声が零れ聞こえて来る
【解説】《初裏二》《雑》《恋》:声ほそりやる /
(注1)唱歌(しょうが):楽器の旋律を独自の旋律(melody)で唄うこと / ex. 三味線の場合なら口(くち)三味線
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995 なみだみるはなればなれの(注1)うき雲(ぐも)に 同
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【意】浮雲が離れ去って行くのを見て、口ずさむ音曲と共に悲しい別離の記憶が呼び覚まされたのか、其の女の目から涙が零れ落ちる
【解説】《初裏三》《雑》《恋》:なみだ / 前句の唱歌が、遠く離れた恋人を想う歌だったのだろう
(注1)はなればなれの:「離れ/\の あの雲見ればあすの別れもあのごとく」(ふでしやみせん)の様な流行歌謡に拠る表現
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【意】前句で泣いていたのは女から男に変わった / 恋女房を無理に離縁させられた男 / 女房を想い涙していたのだ / 周りの者は「後妻を貰え」などと無体なことを言う
【解説】《初裏四》《雑》《恋》:後(のち)ぞひ /
(注1)わりなき:底本では「はりなき」/ 迷惑だ、無体なこと、という意
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997 今朝(けさ)よりも油(あぶら)あげする玉(たま)だすき(注1) 人
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【意】男が、亡き妻の法事の準備の為に台所で「たすきがけ」して精進料理の素材の油揚げを作っている / 其れを見て、親戚の者たちは「早く後妻を貰えヨ」とせめ立てる
【解説】《初裏五》《雑》/
(注1)玉だすき:「たすき」の美称
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998 行燈(あんどん)はりてかへる浪人(らうにん) 嵐
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【意】近所に住む此の男の友人が、「自分は料理が出来ないから‥」と、行灯の張り替えをしてくれて帰って行った
【解説】《初裏六》《雑》/
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【小生 comment】
. 次回は、俳諧七部集『あら野』から第100回 / 員外~第999句~1004句〕をご紹介する / お楽しみに!
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◼️続いての話題である
. 10月01日(金)は、平日週一回の公休日
. 其処で、一宮市三岸節子記念美術館「石本正」展→名古屋市金谷「佐屋街道道標」→「クラシック名古屋」→らあめん専門店(名古屋市北区大曽根)「陣屋〔昼食〕」→杉本美術館(美浜町奥田 中白沢)「最終展」→「恋の水神社」と巡って来たので、順次ご紹介して行きたい
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04時00分 起床→腹筋2,000回
05時00分 2.5kg木刀素振り50分
05時55分 入浴→軽い朝食→
06時37分 拙宅発→一般道 3時間13分 114.7km→
09時50分 一宮市三岸節子記念美術館駐車場着
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【一宮市三岸節子記念美術館「石本正」展】
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[01][左]一宮市三岸節子記念美術館入口にて
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[02][左上]一宮市三岸節子記念美術館「石本正」展 leaflet
[左下]石本正『自画像』〔油彩画〕1940年代
. 石本正は、日本画家だが、油彩画も若い時に学び、両画法の長所を活かして作画している
[右下]同『五条坂風景〈五条坂〉』1950年
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[03][左上]石本正『旅へのいざない』1951年
. 石本正と言うと「舞妓」の絵を連想させる程作品が多いし、時代経過と共に作風も変化して行くところが面白い
[左下]同『舞妓(裸舞妓)』1960年
[右下]同『軍鶏』1962年
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[04][左上]石本正『のれん』1970年
[左下]同『凭(よ)る』19年
[右下]同『聴』2000年
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10時23分 一宮市三岸節子記念美術館駐車場発→一般道1時間12分 32km/147㎞→
11時35分 名古屋市中区正木町コイン駐車場着
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【「旧佐屋街道」道標・クラシック名古屋】
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[05][左上]「旧佐屋街道」道標 同所にて1
[左下]「同」同
[中下]「旧佐屋街道」道標の後方に見えた「ホテルグランコート名古屋」
. 小生、2000年07月01日~2002年6月30日迄の丁度2年間、〔当時は、「全日空ホテルズ・ホテルグランコート名古屋」と称した〕此のホテルに管理部長として業務出向していたので、特別な思い入れあるホテルだ‥
[右下]ホテルグランコート名古屋の道を挟んだ西方斜向かいにある「クラシック名古屋」が入居しているビル
. 小生、10月31日(日)開演の「ホセ・カレーラス テノール・リサイタル」をはじめとする東海テレビ主催「第25回 Super Classic Concert」の6コンサート通し券を貰いに立ち寄った
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11時56分 名古屋市中区正木町コイン駐車場発→一般道 8分 9/156㎞→
12時24分 オズモール / コイン駐車場着
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【らあめん専門店「陣屋」〔昼食〕】
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[06][左上]オズモール入口のmonumentの前にて
[左下]小生の超定番「味噌チャーシュー麺」
[右下]「味噌チャーシュー麵」を食する小生
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13時06分 同所発→一般道 1時間21分 47km/203km→
14時27分 杉本美術館着
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【杉本美術館『最終展/絵に生きた画家 杉本健吉』展】
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[07][左]杉本美術館前にて1
[右中]杉本健吉『植物園写生』〔油彩〕1940年
[右下]同『獅子文壺牡丹』〔油彩〕1988年
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[08][左上]杉本美術館内にて2
[左下]同『正倉院雪景』〔墨〕1975年
[右下]同『サンポール路地』〔水彩〕1079年
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[09][上]杉本健吉『大和歩き』〔水彩〕2000年
[右下]杉本健吉『那智の小机〔新・平家物語屏風から〕』〔水彩〕1986年
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15時05分 杉本美術館発→一般道 6分 4.5km/208km
15時11分 恋の水神社着
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【恋の水神社】
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[10][左上]「恋の水神社」鳥居前にて
[左下]「同」社殿1
[右下]「同」同上2
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[11][左]「恋の水神社」社殿前にて
[右下]「同」「由来記」
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15時27分 恋の水神社発→一般道 1時間42分 70km/278km
17時09分 帰宅〔了〕
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【小生comment】
. 一宮市三岸節子記念美術館「石本正」展も、杉本美術館「最終展」も素晴らしい展覧会だった
. 杉本美術館は、小生が旧行秘書室勤務時代〔1992年11月~95年7月〕に、伊藤頭取〔当時〕が、同美術館の設立から発起人・役員として携わられた関係から、同美術館の役員が決算報告に毎期来訪され、小職が、頭取の代わりにお話しを拝聴させて頂いたことが何回かあるので、懐かしく想い出のある美術館だったが、今月末で廃館とは大変寂しい
. 杉本健吉の画風は、小生大好きなので、彼の作品をいつでも見られることが出来なくなるのが残念である〔了〕
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◼️続いての話題である
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【20211002 旧姫街道「本坂一里塚」→「本坂峠」→「本坂トンネル」を巡って】
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. 10月02日(土)は、一日を有効に活用して過ごすことが出来た
. 先ずは、拙宅を08時過ぎに出発して、旧姫街道「本坂一里塚」へ
. 同一里塚から、旧姫街道を、先週「嵩山宿」→「本坂峠」を目指して、道を外して仕舞った場所迄戻るwalking をした
. 15時丁度に帰宅して小休止した
. そして18時00分に拙宅出発し、豊橋駅前の穂の国とよはし芸術劇場PLATにて19時00分開演の井垣壮太Piano Recital を聴いて来た
. 演奏会終了後には、時習26回生の同期で、井垣壮太君の父親である井垣(勝)君【3-3】、杉浦(弘)君に会い、暫し旧交を温めた
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04時30分 起床→腹筋2,000回
05時30分 2.5kg木刀素振り60分
06時35分 入浴→朝食はバナナ1本
08時13分 拙宅発→一般道15㎞
08時35分 本坂トンネル着
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【本坂トンネル】
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[12][左上]Google 航空 map:旧姫街道「本坂一里塚」→「本坂峠」→先週間違えた「旧姫街道『嵩山宿⇔本坂峠』分岐点道標」→「本坂トンネル」→「本坂一里塚」への経路図
. 豊橋市内から、青稜街道を北上し、旧姫街道に合流する交差点が「和田辻」である
[左下]現在の本坂トンネル、西側(豊橋側)入口前にて1
[中下]同上2
[右下]同上3
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【本坂トンネル】
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[13][左上]現在の本坂トンネル、西側(豊橋側)入口
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[右上]トンネル西側手前にあった「本坂トンネル」工事概要碑
. 此れによると、工事費24億2千万円、昭和50年10月29日着工、同52年01月14日貫通、同53年04月01日開通とあった
. 因みに、実際歩いてみたら、トンネルの長さは1,380mと記されてあった
[左下]本坂トンネル「開通記念碑」にて1
[中下]同上2
[右下]本坂トンネル「開通記念碑」
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09時11分 旧姫街道「本坂一里塚」着
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【旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「本坂一里塚」】
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[14][左上]旧姫街道「本坂一里塚」同所にて1
[左下]同「同」同所西側横に隣接した所にあった「馬頭観音」にて
[中下]同「同」同所をback に
[右下]同「同」同所より姫街道の西方を望む
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【旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「橘神社」1】
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[15][左上]旧姫街道沿いにあった「本坂道」案内看板
[左下]同「橘神社」‥橘逸勢史跡‥
[中下]同「同」境内の石碑
[右下]同「同」「写経納経塔記」
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10時37分「本坂一里塚」→「本坂峠」へ向かう旧姫街道入口着
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【旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「橘神社」→「本坂峠」へ向かう旧姫街道入口1】
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[16][左上]旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「橘神社」社殿前にて
[左下]同〔同〕姫街道〔国道362号線〕を東方遠望
[中下]同〔同〕奥浜名湖自然歩道案内板
[右下]同〔同〕姫街道案内図
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【旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「本坂峠」へ向かう旧姫街道入口2】
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[17][左上] 旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕姫街道案内図〔拡大/部分〕
[左下]同〔同〕同所にて1
[中下]同〔同〕同上2
[右下]同〔同〕姫街道2
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【旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「本坂峠」へ向かう旧姫街道1】
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[18][左上]旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕旧姫街道1
[左下]同〔同〕同上3
[中下]同〔同〕同上4 同所にて
[右下]同〔同〕同上5「姫街道」道標
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11時47分「鏡岩」着
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【旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「本坂峠」へ向かう旧姫街道2→「鏡岩」】
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[19][左上]旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕旧姫街道6
[左下]同〔同〕同上8
[中下]同〔同〕同上9
[右下]同〔同〕同上10「鏡岩」1
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11時51分「鏡岩」発
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【旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「本坂峠」へ向かう旧姫街道3「鏡岩」】
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[20][左上]旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕旧姫街道11「鏡岩」2
[左下]同〔同〕同上13「解説板」
[中下]同〔同〕同上14 同所にて
[右下]同〔同〕同上15 同所より「本坂峠」方面の旧姫街道を望む
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【旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「本坂峠」へ向かう旧姫街道4「椿の原生林」】
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[21][左上]旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕旧姫街道16
[左下]同〔同〕同上18「椿の原生林」にて
[中下]同〔同〕同上19
[右下]同〔同〕同上20「道標」
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【旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「本坂峠」へ向かう旧姫街道5】
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[22][左上]旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕旧姫街道21
[左下]同〔同〕同上23 同所にて
[中下]同〔同〕同上24
[右下]同〔同〕同上25「姫街道」道標
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12時43分「本坂峠」着
12時52分 同所 発
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【旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「本坂峠」】
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[23][左上]旧姫街道風景〔浜松市三ヶ日町〕「本坂峠」1
[左下]同〔同〕同3 同上2
[中下]同〔同〕同4「豊橋自然歩道」案内看板
[右下]同〔同〕同5 同所より東方「嵩山宿」方面を望む
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【旧姫街道風景〔豊橋市嵩山町〕「本坂峠」→先週間違えた「道標」へ1】
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[24][左上]旧姫街道風景〔豊橋市嵩山町〕旧姫街道1
[左下]同〔同〕同3「同」2
[中下]同〔同〕同4「←本坂峠・嵩山→」道標にて
[右下]同〔同〕同5
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【旧姫街道風景〔豊橋市嵩山町〕「本坂峠」→先週間違えた「道標」へ2】
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[25][左上]旧姫街道風景〔豊橋市嵩山町〕旧姫街道6
[左下]同〔同〕同8
[中下]同〔同〕同9
[右下]同〔同〕同10
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13時20分 先週間違えた道標に到着
13時44分 本坂トンネル着
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【旧姫街道風景〔豊橋市嵩山町〕先週間違えた「道標」→「本坂トンネル」】
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[26][左上]旧姫街道風景〔豊橋市嵩山町〕旧姫街道11
[左下]同〔同〕同13「←本坂峠・浅間神社→」の道標
. 先週、道を間違えたのは、此処の「道標」を「本坂峠」と「浅間神社」の方向を逆に理解して「浅間神社」方面に歩いて行き、「嵩山自然歩道」に入り込んだからだった
. 「浅間神社→」の黄色い矢印(→)を先週は見落として仕舞、「浅間神社」の道標より少し右にあった「姫街道」の道標を見て「右へ」と勘違いしたことが原因であったことが分かった
. コメント欄に、先週間違えた「←本坂峠・浅間神社→」の写真を添付したのでご覧下さい
. ネッ!間違え易いデショッ!
. 先週は、写真の青い矢印の様に間違って理解したのである
[中下]本坂トンネル全長1,380mの中間地点
. 本坂トンネルの西口から徒歩10分で中間地点に到着
[右下]此の日の歩行距離計 12.2km 歩行歩数 15,099歩
.
【小生 comment】
. 朝、立ち寄った本坂トンネルに walking して再度訪れるとは思っていなかった
. 本坂トンネルの中を歩いて貫通したのは今日が初めてだった
. 今日、先週、道を間違えた「道標」迄到達出来て、「嵩山宿」→「本坂峠」→「本坂一里塚」迄途切れることなく歩いたことになり一安心
. 次回は、「本坂一里塚」→「三ヶ日宿」、出来れば「気賀関所」迄歩いてみたい
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◼️今日最後の話題である
. 10月02日(土)は、旧姫街道を walking して帰宅
. 小休止した後、19時00分から、穂の国とよはし芸術劇場PLATにて、我等が時習26回【3-3】の井垣君の御子息、井垣壮太君の Piano Recital を聴いて来た
. 曲目は、J. S. Bach 作曲 ゴルトベルク変奏曲であった
. 演奏終了後、壮太君自身が「僕が一番好きな曲」と言うだけあって素晴らしい演奏だった
. 此の曲は、聞き易いテーマが最初と最後に演奏され、其の2曲の真ん中を30の変奏曲が収まっている
. かなりの難曲だが、壮太君は確りした技量に裏打ちされた素晴らしい演奏を披露してくれた
. 演奏会終了後、壮太君の父、井垣君に「此のバッハの難曲は、いつ頃から練習を開始したの?」と尋ねたら、
. 井垣君曰く「去年の演奏会(=【小生注】此の時の演奏曲目も J. S. Bachのフランス組曲第5番他だった‥)終了してから直ぐにだよ」とのこと
. そして、約75分間、譜面なしの完全暗譜、休憩なしの連続演奏なので、壮太君も演奏後は緊張感と疲労感で相当大変だろうと思った
. 演奏会終了後、ホワイエに居た井垣君と杉浦君【3-8】の3人で記念撮影した
. 撮影してから、そそっかしい小生、配慮のない厚かましい性格を表して仕舞ったことを今、反省している
. 何となれば、3人で snap shot を撮ろうと思い、PLATのホワイエで、小生の左手前方に居た井垣君と右手前方に居た杉浦君に声をかけて3人の記念写真を撮影して貰った
. 撮影したことはいいのだが、考えてみれば、今日の主役壮太君の御父上である井垣君を真ん中にして撮影すべきだったナ、撮影して暫くしてから気付いた
. ホント、配慮が足らないし、思いつくのが遅すぎた
. 66歳にもなって未だに人格的に成長出来ていない自分が恥ずかしいと反省している次第である
. 其れは兎も角、ホント、お世辞抜きに今晩の「井垣壮太 Piano Recital」は聴衆を魅了した素晴らしい演奏会だったですヨッ!
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[27][左]井垣壮太 Piano Recital leaflet他
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[右上][右下]向かって左から、杉浦君・小生・井垣君
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【後記】Facebook 2021年09月30日記から‥
. 明日から始まる2021年10月は、新型コロナウィルス感染症の緊急事態宣言が全国で解除されたので、小生、早速待ちに待った 4つの Classical Music Concerts を聴いて来るつもりだ!(^^;;
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[28][左上](1) 10月2日 / 時習26回生の同級生井垣勝っチャンの御子息、井垣壮太の君「 J. S. Bach / ゴルトベルク変奏曲 Piano Recital at 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 」を皮切りに
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[右上](2) 10月17日 / 辻井伸行「音楽と絵画」《印象派》Piano Recital at アクトシティ浜松 concert hall
[左下](3) 10月30日 / ヨーヨー・マ Violoncello Recital at 愛知県芸術劇場 concert hall
[右下](4) 10月31日 / ホセ・カレーラス Tenor Recital at 愛知県芸術劇場 concert hall
.
. では、また‥〔了〕
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